- 変更日:
- 2024.06.12
![オープンハウスって本当にやばいの?人気の理由や特徴、評判を解説](https://house.home4u.jp/contents/wp-content/uploads/2024/06/mv_maker-85-18934.png)
ローコストで家が建てられると評判の「オープンハウス」ですが、時には「やばい」という口コミを見かけることもあり、建築依頼をするか迷っている方も多いでしょう。
一生に一度あるかないかの大きな買い物をするわけですから、建築を依頼するハウスメーカーを選ぶ際には慎重になる必要があります。
この記事では、「オープンハウス」について、以下の内容についてお伝えします。
この記事でわかること
- オープンハウスの特徴
- オープンハウスの強みや弱み
- オープンハウスに依頼するときのポイント
ぜひ最後までご覧いただき、建築依頼先を選ぶ際の参考にしてくださいね。
まとめて依頼
複数の大手ハウスメーカーの特徴を見比べてみたい方は「ハウスメーカーを比較」の記事もご覧ください。
1.オープンハウスの特徴
「オープンハウス」は、首都圏の狭い土地でも家が建てられると近年人気が高まっているハウスメーカーです。
主に以下のような特徴があります。
オープンハウスの特徴
- 首都圏を中心とした総合不動産
- 建売も注文住宅も得意
- 狭小地での設計に強い
- 都心部でもリーズナブルな家を実現できる
- 坪単価は50万〜60万円が相場
以下より1つずつお伝えします。
1‐1.首都圏を中心とした総合不動産
![首都圏を中心とした総合不動産 イメージ](https://house.home4u.jp/contents/wp-content/uploads/2024/06/maker-85-18934_1_AS_274065621.jpeg)
オープンハウスは、東京23区を中心に土地や戸建てを仲介する総合不動産グループです。
東京や横浜、川崎、埼玉、群馬、栃木などの関東圏だけでなく、名古屋や関西、福岡などの大都市圏が事業対応エリアです。
企画や開発、建設を担うディベロップメントと建築を請け負うアーキテクトがあり、土地の仕入れから企画や設計、建築、販売まで一貫したサービスを提供しています。
2013年の東証一部上場以来、高い水準で成長を遂げており、2023年には売上高1兆円を突破しています。
売り上げはもちろん、SNS上ではよい口コミも多く、人気の高さがうかがえます。
1‐2.建売も注文住宅も得意
![建売も注文住宅も得意 イメージ](https://house.home4u.jp/contents/wp-content/uploads/2024/06/maker-85-18934_1-2_AS_253316100.jpeg)
オープンハウスの特徴の2つ目は、建売も注文住宅も得意なことです。
オープンハウスが取り扱っている物件内訳は、新築物件が46%、中古物件が20%、土地が34%です。
新築物件から中古物件まで幅広い物件を取り揃えていることがわかります。
新築物件では、建売だけでなく注文住宅も得意としており、土地の購入から家の設計、建築まで、まとめて依頼できます。
オープンハウスで取り扱う売買不動産は、常時1万件以上。
中にはオープンハウスでしか扱っていない限定物件もあり、自社物件の豊富さも大きな特徴といえるでしょう。
1‐3.狭小地での設計に強い
![狭小地での設計に強い イメージ](https://house.home4u.jp/contents/wp-content/uploads/2024/06/maker-85-18934_1-3_AS_306188206.jpeg)
オープンハウスは、狭小地での設計に強みを持つ会社です。
都内によく見られる入り組んだ土地や狭小地、また変形地などでも快適な家となるようプランニングできる高い設計力があります。
法的規制のある土地や厳しい敷地条件でも、住みやすい家を提供しています。
1‐4.都心部でもリーズナブルな家を実現できる
![都心部でもリーズナブルな家を実現できる イメージ](https://house.home4u.jp/contents/wp-content/uploads/2024/06/maker-85-18934_1-4_AS_400519779.jpeg)
オープンハウスの最も大きな特徴は、ほかのハウスメーカーと比べてリーズナブルな家を実現できることでしょう。
グループ内で組織的に土地の仕入れを行っているため、中間マージンが発生しません。
さらに企画や設計、販売と同じ会社内ですべての作業を担える点も低価格の家を提供できる要因です。
ほかにも、土地割に工夫を施し土地の面積を抑えることで、全体の価格を下げることも得意です。
1‐5.坪単価は50万〜60万円が相場
オープンハウスの坪単価は、50万〜60万円ほどです。
ローコストの住宅設計で知られるアイダ設計やアイフルホームと比べると、坪単価にそれほど大きな違いはありません。
ちなみに、アイダ設計の平均坪単価は57.8万円ほど、アイフルホームでは59.3万円ほどです。
大手ハウスメーカーといわれるセキスイハイムや一条工務店などは、平均坪単価が80万円台後半になることを考えると、一般的なハウスメーカーよりは安く家が建てられるといえます。
ただし、注文住宅を検討している方は、住宅プランによって坪単価が大きく変動する点にご注意ください。
現実的な資金計画を立てるために、まずは無料のHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスで「あなたが建てたい家」の費用相場を確認してみてください。
専任コーディネーターの電話ヒアリングを受けるだけで、あなたに合ったハウスメーカー・工務店の実際の資金計画を複数社分比較することができます。
以下より、スマホやパソコンから簡単な入力をすますだけで予約できるので、ぜひお気軽にご利用ください。
2.オープンハウスの7つの強み
ここでは、オープンハウスの強みを6つ取り上げてご紹介します。
オープンハウスの強み
- 土地探しから依頼できる
- 狭小地でも理想に近い家を実現できる
- 設計士に相談しながら家を設計できる
- 初めての注文住宅でもプランを決めやすい
- 20年の地盤保証がある
- 地震に強い家づくりができる
- ローコストで注文住宅を建てられる
各強みが自分の家へのこだわりにマッしているか確認してみてください。
以下より詳しく解説します。
2‐1.土地探しから依頼できる
オープンハウスの特徴の1つは、土地探しから依頼できることです。
オープンハウスは首都圏を中心に事業を拡大してきたため、首都圏エリアに多くの自社物件を持っています。
そのため、首都圏にお住まいで土地を探しているという方におすすめです。
特に、子どものいる家庭では、近隣の保育園や学校を考慮したいという方は多いのではないでしょうか。
公式ホームページでは、地域や駅、学区などさまざまな条件から土地を探せるようになっています。
なお、土地だけオープンハウスで購入し、家の設計や建築は他社に任せることも可能です。
2‐2.狭小地でも理想に近い家を実現できる
オープンハウスであれば、首都圏によく見られる狭小地でも、理想に近い家を実現できます。
首都圏に強みを持つオープンハウスならではの企画力や設計力、また豊富なノウハウにより、難しい形状の土地にも家を建てられます。
特に、狭小地でも広い延床面積を確保できる3階建ては、無駄をそぎ落としたシンプルな住宅プランを提案してくれる傾向にあります。
家がシンプルだからこそ、時間をかけて自分好みの住環境に変えていく楽しさを存分に味わえるでしょう。
2‐3.設計士に相談しながら家を設計できる
オープンハウスで注文住宅を建てる場合、直接、専属の設計士に相談しながら設計できます。
「動物を飼っているため、動物専用の場所を確保したい」や、「アウトドアが趣味だから、大容量の収納庫を駐車場そばに設けたい」などのこだわりがある場合も、プロの意見を聞きながら設計できる点がポイントです。
プロの設計士が全体像を把握してくれるため、「自分の要望は叶ったけれど、全体として使いづらい間取りになってしまった」といった失敗を心配する必要はありません。
2-4.初めての注文住宅でもプランを決めやすい
オープンハウスの注文住宅は、用意された参考プランをベースに間取りや内外装、設備を選んでいくというセミオーダースタイルです。
参考プランをもとに、間取りを変更したり、厳選された商品ラインナップのなかから欲しい設備を選んだりするため、費用を抑えながらも自分のこだわりを詰め込みたい方にはぴったりです。
参考プランは、プロの設計士による、その土地の形状や周辺環境が考慮されたものです。
参考プランをもとに全体の設計を行うため、効率よく設計ができます。
もちろん、参考プランをそのまま採用することも可能です。
プランごとに建築費用が提示されているため、予算を大幅にオーバーすることもないでしょう。
なお、参考プランの費用目安は1,200万〜1,500万円です。
設計する際には、先述のとおり、専属の設計士に相談しながら細かいところまで決めていきます。
2‐5.20年の地盤保証がある
オープンハウスでは、20年の地盤保証システムを採用しているため、長く安心して生活できます。
着工前に、地盤調査を行い、結果に応じて地盤改良を施し地盤の強化を図っています。
地盤調査とは、その地盤が建物の重さに耐えられるかどうかを確認する調査のことです。
地盤調査の結果から、最適な基礎仕様が採択されます。
地盤解析と改良工事を請け負う会社が切り離されているため、「都合のいいようにデータが改ざんされているのでは」といった心配はありません。
調査データは、第三者的な立場で解析や判定がされているため信用できます。
万が一、なんらかの問題が生じた場合は、最高5,000万円、最長20年間の保証が受けられます。
オープンハウスで土地の分譲から建築まで一貫して依頼した場合は、地盤調査や地盤改良の費用は建築費用に含まれており、追加の費用なしで安全・安心な家を建てられます。
2‐6.地震に強い家づくりができる
地震に強い家づくりができる点もオープンハウスの強みです。
オープンハウスの家は、伝統的な木造軸組在来工法が採用されています。
この工法では、柱と筋交いという構造材が用いられ、高い剛性(強さ)の建物を実現できます。
オプションで、制震や制振装置も設置できるため、地震が心配という方も安心でしょう。
2‐7.ローコストで注文住宅を建てられる
オープンハウスの強みは、ローコストでも注文住宅が建てられることです。
オープンハウスは、年間に建てる棟数が多く、まとめて大量の材料を仕入れています。
このようなスケールメリットが、コストダウンにつながっているようです。
また、土地割りを工夫し、大きな負担となる土地代を抑えられる点もコストカットできる要因です。
土地を分割しても、3階建てにすることで、十分な延床面積を確保できます。
「予算にあった家づくりをするコツは?」
「そもそも自分はどれくらいの予算に設定したらいい?」
と、資金計画についてお悩みの方は、ぜひ無料のHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスをご利用ください。
あなたの予算・要望に合ったハウスメーカー・工務店の実際の住宅プラン(資金計画含む)を比較できるので、具体的な費用イメージを持ちながら資金計画が立てられます。
3.オープンハウスの4つの弱み
オープンハウスには、強みだけでなくいくつかの弱みもあるため、注意が必要です。
ここでは、オープンハウスの弱みを4つ取り上げてお伝えします。
オープンハウスの弱み
- 完全自由設計ができない
- 対応エリアが限られる
- アフターサポートが10年と短め
- 追加オプションで高くなることがある
以下より詳細をチェックしておきましょう。
3‐1.完全自由設計ができない
オープンハウスの弱みの1つは、完全自由設計ではないことです。
先述しましたが、注文住宅であっても、ある程度決められた選択肢の中から選ぶ必要があります。
そのため、水回り製品や壁紙など、特別なメーカーのものを取り入れたい場合は不向きかもしれません。
3‐2.対応エリアが限られる
オープンハウスは、対応エリアが限られている点も弱みでしょう。
オープンハウスの対応エリアは、首都圏や北関東、名古屋、関西、福岡などに限られています。
今後、対応エリアが広がる可能性は高いですが、現時点(2024年5月時点)では、エリアによっては依頼したくても依頼できない方もいるのが実情です。
3‐3.アフターサポートが10年と短め
オープンハウスのアフターサポートは、10年と短めな点も弱みといえるでしょう。
オープンハウスのアフターサポートは引き渡しから10年、定期点検も2回のみ、3回目以降の定期点検は有償です。
大手ハウスメーカーの保証と比較すると、やや劣る点が気になります。
新築住宅の売主(ハウスメーカーや工務店など)は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、10年のアフターサポートが義務づけられています。
この10年という数値は法律に基づくもので、長く住む家のアフターサポートとして十分と感じられない方もいるでしょう。
3‐4.追加オプションで高くなることがある
どのハウスメーカーでもいえることですが、オプションの追加には別途費用がかかります。
オープンハウスはほかのハウスメーカーに比べて標準仕様のプラン費用は安い傾向にありますが、追加オプションをつけることで設定した予算よりも高くなるケースもあります。
4.オープンハウスに依頼するときのポイント
最後に、オープンハウスに住宅建築を依頼するときのポイントをお伝えします。
4‐1.住宅や設備のグレードを確認する
オープンハウスに依頼する場合、住宅や設備のグレードをきちんと確認することが大切です。
オープンハウスはローコストで家を建てられる点が魅力ですが、住宅設備のこだわりがある場合、選択肢が少ないと感じてしまうことがあるかもしれません。
オープンハウスに建築依頼をする場合は、費用感を見ながら、こだわりたい部分にだけポイントを絞ってグレードを上げるのがおすすめです。
4‐2.保証内容を確認しておく
保証内容の確認も必ず行ってください。
本契約をする前に、どのような保証内容なのかをしっかりと押さえておきましょう。
「よく知られているハウスメーカーだから大丈夫」と、根拠なく信用するのは危険です。
家は、数十年と長期にわたり住まうものです。
できたばかりのころは問題がなくても、数年経ったころからトラブルが発生するかもしれません。
その場合に頼りになるのが、ハウスメーカーの保証です。将来に備えて、保証内容をきちんと確認することは必須です。
4‐3.ほかのハウスメーカーと比較し検討する
オープンハウスに決める前に、ほかのハウスメーカーと住宅プランを比較してみることも大切です。
なぜなら、要望によっては、同じぐらいの価格で、よりグレードの高い家を建てられる場合もあるからです。
ハウスメーカーの強みはそれぞれ異なります。
自然素材を使った家づくりに力を入れていたり、住宅性能に特化していたりと、得意とする分野は違うため、同じような要望を伝えても住宅プランには違いがあるでしょう。
とはいえ、全国には数万社のハウスメーカー・工務店があるといわれており、自分たちだけで要望に沿ったハウスメーカー・工務店を探すのは大変です。
「ハウスメーカーの数が多すぎて比較が大変」と感じる前に、無料のHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスで、あらかじめハウスメーカー・工務店の数を絞り込んでおくのがおすすめです。
予算や対応エリアを絞って、希望のハウスメーカー・工務店を探すことができるうえ、気になるハウスメーカー・工務店があれば、専任コーディネーターの電話ヒアリングにより実際の住宅プランを比較することもできます。
資金計画の立て方や補助金制度の情報整理など、より複雑なお悩み事をお持ちの際には、専門アドバイザーの無料オンライン相談サービスへのご案内も可能。
情報収集からハウスメーカー・工務店へのご案内まで、家づくりを一貫してサポートしてもらえるので、効率的なスケジュールを組むことができますよ。
まとめ
オープンハウスは、首都圏にありがちな狭小地に家を建てる企画力や設計力に優れたハウスメーカーです。
不動産会社のグループのため、扱っている物件が豊富な点も強みです。
ローコストで家を建てられる反面、住宅や設備のグレードに満足できない場合もあるため、建築依頼を検討する場合は事前にほかハウスメーカー・工務店の住宅プランとも比較しておきましょう。
参考:オープンハウス公式HP
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