- 変更日:
- 2024.11.19
本記事では、「太平ホーム」で新築住宅を建てようか検討している方に向けて、「会社概要」や実際の「特徴・評判」「強み・弱み」等を解説することで、しっかりした情報に基づいて、自分なりに「太平ホーム」について評価・検討できる様にしています。
この記事でわかること
- 太平ホームとは
- 太平ホームの強みや弱み
- 太平ホームが向いている人
- 太平ホームに依頼するときのポイント
まとめて依頼
複数の大手ハウスメーカーを特徴別に、一覧形式で見比べてみたい方は「ハウスメーカーを比較」の記事もご覧ください。
目次
1.太平ホームとは?
太平ホームの平均的な坪単価は
40万~53万円です。
太平ホームは
ローコストで耐震性・断熱性の高い家づくりができる会社と評判です。
会社概要は、次のとおりです。
会社名 | 太平ホーム株式会社 |
---|---|
代表者 | 平子 繁 |
本社 | 埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸2-7-3 |
事業内容 |
|
施工エリア | 埼玉県内(杉戸町、宮代町、春日部市、幸手市、久喜市が中心) |
展示場 | 埼玉県3店舗(埼玉県北葛飾郡①、埼玉県北葛飾郡②、埼玉県北葛飾郡③) |
公式サイト | https://www.taiheihome.co.jp/ |
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具体的には、「太平ホーム」は以下のような特徴を持つ会社です。
太平ホームの特徴・評判 一覧
- 埼玉県内で45年以上にわたる実績を持つ、地域密着型の会社である
- 坪単価は40万〜53万円が相場
- 耐震性・断熱性の高い家づくりができる
- 埼玉建築文化賞優秀賞の受賞歴がある
以下より1つずつ解説します。
1‐1.埼玉県内で45年以上にわたる実績を持つ、地域密着型の会社である
太平ホームは、埼玉県内で45年以上にわたる実績を持つ、地域密着型の会社です。
累計供給棟数は、2017年に4,000棟を突破し、歴史・施工件数ともに実績のある会社といえます。
また、太平ホームは埼玉県内でグループ会社を展開しており、賃貸・不動産開発の他、タクシー事業や自動車教習所運営など、多岐に渡り地域に根付いた活動をしています。
1‐2.平均坪単価は40万〜53万円が相場
太平ホームの平均坪単価は40万〜53万円ほどです。
ローコストの住宅設計で知られるアイダ設計やアイフルホームと比べると、坪単価にそれほど大きな違いはありません。
ちなみに、アイダ設計の平均坪単価は57.8万円ほど、アイフルホームでは59.3万円ほどです。
大手ハウスメーカーといわれるセキスイハイムや一条工務店などは、平均坪単価が90万円前後になることを考えると、一般的なハウスメーカーよりは安く家が建てられるといえます。
ただし、注文住宅を検討している方は、住宅プランによって坪単価が大きく変動するため注意が必要です。
前述のハウスメーカーについてもっと知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
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1-3.耐震性・断熱性の高い家づくりができる
太平ホームでは、「JWOOD工法」や「ベタ基礎」、耐力面材である「ダイライト」を採用することで、繰り返し起こる地震にも耐え得る強度の家づくりを行っています。
また、高性能グラスウールである「アクリア」や断熱性能の高い「Low-E複層ガラス」を使用することによって、断熱性にも優れた家を建てることができます。
1-4.埼玉建築文化賞優秀賞の受賞歴がある
太平ホームは、2020年と2022年に埼玉建築文化賞優秀賞の受賞歴があります。
埼玉建築文化賞とは、一般社団法人「埼玉建築士会」が実地している催しです。
埼玉県の地域の特性を活かしつつ、景観的にも機能的にも優れた建築物等を表彰し、より快適な街づくりを行うことを目的としています。
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2.太平ホームの5つの強み
ここでは、太平ホームの強みを5つ取り上げてご紹介します。
太平ホームの強み 一覧
- ローコストでも高い耐震性能を備えた家づくりができる
- ローコストでも高断熱・高気密の家づくりができる
- 土地探しから依頼できる
- ニーズにあわせた多様な住宅プランを展開している
- アフターサービスが充実している
以下より詳しく解説します。
2-1.ローコストでも高い耐震性能を備えた家づくりができる
太平ホームでは、在来工法より更に強度を強めた「JWOOD工法」を取り入れています。
「JWOOD工法」は、安定した品質・性能が特徴の構造材である「JWOOD LVL」と「専用金物」を組み合わせた工法です。
「JWOOD LVL」は、20層以上の単板を重ねて作られた素材で、ひび割れ・破断のリスクがないことに加え、内部までしっかりと乾燥させているため、反り・痩せといった問題も起きにくいのが特徴です。
「JWOOD LVL」を「専用金具」とあわせることで硬く強い結合部を実現し、大地震でも緩むことがない耐震性の高さを有することができます。
ローコストながら耐震性能の高い家づくりができるのは、大きな強みと言えるでしょう。
▶【地震に強い家づくりをしたい】あなたに合った住宅プランを比較する(無料)
2-2.ローコストでも高断熱・高気密の家づくりができる
太平ホームでは、高断熱・高気密の家づくりができます。
住宅プランにより等級が異なりますが、高断熱・高気密であることを示す下記基準を、標準仕様でクリアしています。
- 長期優良住宅
- 断熱等性能等級5~6 ※プランにより異なる
- ZEH基準
- HEAT20認証水準G1~G2 ※プランにより異なる
上記の基準について詳しく知りたい方は、以下のサイト・記事をご覧ください。
参照:国土交通省|住宅性能表示制度の見直しについて
参照:一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会|住宅シナリオと外皮性能水準
ローコストでもこれだけの高断熱・高気密の家づくりができるのは魅力的です。
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2‐3.土地探しから依頼できる
太平ホームは土地探しから家の施工までお願いすることが可能です。
埼玉県内で45年以上の実績があり、地域の特性を理解しているだけではなく、不動産仲介・買い取りも行っているため、土地についての知識も豊富であるといえるでしょう。
太平ホームのおすすめする土地情報は、サイト上で確認ができます。
土地の探し方について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶【土地を探したい】あなたに合った住宅プランを比較する(無料)
2‐4.ニーズにあわせた多様な住宅プランを展開している
太平ホームでは、ニーズにあわせた多様な住宅プランを展開しています。
- 完全自由設計の「T’s ZERO」
- セミオーダータイプの「T’s PLUS」
- 規格住宅「T’s ONE シリーズ」
こだわりを最大限に実現したい場合は「T’s ZERO」、価格を安く抑えたい場合は1,000万円台で家を建てることができる「T’s ONE シリーズ」を選ぶなど、自身の状況にあわせた家づくりが可能です。
住宅の種類について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶【ライフスタイルにあわせた家づくりをしたい】あなたに合った住宅プランを比較する(無料)
2-5.アフターサービスが充実している
太平ホームは、1年、3年、5年、10年目に無料の定期点検を実施し、最長30年の保証期間を設けています。
また、24時間365日体制でのアフターサポートセンターを設けています。
修理の履歴は個別の住宅履歴情報管理サイトに登録され、パソコンから閲覧することも可能です。
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3.太平ホームの3つの弱み
ここでは、太平ホームの弱みを3つ取り上げてお伝えします。
太平ホームの弱み 一覧
- 施工エリアが限られる
- アフターサービスに時間がかかる可能性がある
- 追加オプションで予算より高くなることがある
以下より詳細をチェックしておきましょう。
3-1.施工エリアが限られる
太平ホームは、施工エリアが限られています。
現時点(2024年10月時点)での施工エリアは下記の通りです。
太平ホームの施工エリア
- 埼玉県内(杉戸町、宮代町、春日部市、幸手市、久喜市が中心)
今後、施工エリアが広がる可能性は高いですが、現時点では、エリアによっては依頼したくてもできない方がいるのが実情です。
▶【大都市部で家を建てたい】あなたに合った住宅プランを比較する(無料)
3-2.アフターサービスに時間がかかる可能性がある
全国展開をしている大手ハウスメーカーと比べ、稼働できる人員が少ない傾向にあり、アフターサービスに時間がかかる可能性があります。
その他ハウスメーカーのアフターサービスについては、下記記事をご覧ください。
▶【保証についても比較しながら家づくりをしたい】あなたに合った住宅プランを比較する(無料)
3‐3.追加オプションで予算より高くなることがある
どのハウスメーカーでもいえることですが、オプションの追加には別途費用がかかります。
太平ホームは、坪単価40万~53万円と大手よりは安い傾向にありますが、追加オプションをつけることで設定した予算よりも高くなるケースもあります。
「標準仕様に含まれやすい項目」や「オプション仕様に変更する際の注意点」を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
▶【費用を明確に知りたい】あなたに合った住宅プランを比較する(無料)
4.太平ホームが向いている人
太平ホームには、次のような人が向いています。
太平ホームが向いている人
- 埼玉県で家を建てたい人
- 自分にあった住宅プランを選んで家づくりをしたい人
- 耐震性の高い家づくりをしたい人
- 高気密・高断熱の家づくりをしたい人
ただし、太平ホームの施工可能エリアは限られているため、注意が必要です。
また、利用者の口コミを十分に確認してから判断したい方は、他のハウスメーカーを検討してみるのもいいかもしれません。
5.太平ホームのモデルハウス一覧
太平ホームは、埼玉県内にモデルハウスを設けています。
埼玉県 |
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太平ホームが気になる方は、ぜひモデルハウスに足を運んでみてください。
展示場予約はもちろん、あなたにあった工務店・メーカーを複数社ピックアップしたうえで、予算や間取りなどのご要望も聞き取ったうえで調整代行もいたします。
6.太平ホームに依頼するときのポイント
太平ホームに住宅建築を依頼するときのポイントをお伝えします。
6‐1.標準装備の内容を確認し、どのくらい追加オプションが必要か確認する
基本性能やデザイン性、機能性を上げたい場合、オプションの追加やグレードアップが必要になるので「ローコストで建てられる」と思っていた割に費用がかさむ可能性があります。
太平ホームに家づくりを依頼したい方は、標準装備やオプションの内容を見積もりの段階でよく確認することをおすすめします。
6‐2.ほかのハウスメーカーと比較し検討する
太平ホームに決める前に、ほかのハウスメーカーと住宅プランを比較してみることも大切です。
なぜなら、要望によっては、同じぐらいの価格で、よりグレードの高い家を建てられる場合もあるからです。
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7.太平ホームのように「耐震性の高い家」おすすめハウスメーカー3選
ここでは、太平ホームと併せて検討したい、特徴の似たハウスメーカーを3社紹介します。
7-1.アキュラホーム
アキュラホームは耐震等級3の注文住宅を手掛けており、実大振動実験でも震度7の大地震に耐えられることを実証しています。
結合部の強度を高める「メタルウッド工法」や、家のねじれを抑える「トリプルストロング床」に加えて、アキュラホームオリジナルの業界最強「8トン壁」が、家というかけがえのない財産を地震から守ります。
参照:アキュラホーム公式サイト
▶【アキュラホームほか】ハウスメーカーの住宅プランをまとめて比較(無料)
7-2.三井ホーム
三井ホームは「震度7に60回耐えた家」というCMでもお馴染みですが、過酷な実大振動実験を繰り返すことで最高レベルの耐震性を実現しています。
特徴的なのは「2×4工法」を進化させた「プレミアムモノコック構法」。
6面体で構造を形成することで耐震性を高めています。
参照:三井ホーム公式サイト
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7-3.積水ハウス
積水ハウスは、東日本大震災でも全半壊0棟の実績があります。
揺れに対して割れない壁や、強度としなやかさを兼ね備えた部材の採用など、高性能の部材の採用と技術力で高い耐震性を保ちます。
基礎の上には標準仕様で「シーカスダンパー」を設置。
耐震、制震、免震という3つの要素を実現し、耐震等級3もクリアしています。
参照:積水ハウス 公式サイト
上記3選以外にも、おすすめのハウスメーカーをご紹介しています。合わせてご覧ください。
また、ハウスメーカー選びに悩んだら、以下の事例集を参考にしてみてください。人気のハウスメーカーの事例をまとめています。
「注文住宅」や「他のハウスメーカー」についての記事を他にも用意しております。あわせてご覧ください。
まとめ
太平ホームは、埼玉県内で45年以上にわたる実績を持つ、地域密着型の会社です。
累計供給棟数は、2017年に4,000棟を突破し、歴史・施工件数ともに実績のある会社といえます。
坪単価は40万~53万円とローコストながら、在来工法よりも更に強い、耐震性の高い家づくりができるのが特徴です。
標準仕様で高気密・高断熱の家にすることも可能です。
参考:太平ホーム公式サイト
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