埼玉県行田市 | 注文住宅特集

埼玉県の北部に位置する行田市は、利根川を挟んで群馬県と隣接する、人口約8万人の都市です。「行田市」駅を中心に市街地が形成されており、市の中央部を秩父鉄道が横断しています。また主要幹線道路である、国道17号線の熊谷バイパス、国道125号線の行田バイパスが市内を通り、重要な流通経路として、首都、県内各地と北関東地方を結んでいます。行田市は、埼玉県の名称にもなった「埼玉（さきたま）古墳」や、城下町の面影を残す街並みなど、観光地としての一面も持ち合わせています。この記事では、そんな行田市で生活するうえで重要な情報をまとめています。ぜひ参考にしてください。

埼玉県行田市の商業施設

行田市の主要駅前は飲食店やコンビニがある程度で、中～大型の商業施設は、やや駅から離れたエリアに点在している傾向があります。
JR高崎線「行田」駅周辺には、「ヤオコー行田門井店」があります。食品スーパーを中心に、ドラッグストア、100円ショップ、クリーニング店などが入居する、日常のショッピング向けのスーパーマーケットです。
秩父鉄道の「東行田」駅周辺には、大手家電量販店の「ヤマダ電機テックランド行田店」が、「持田」駅から徒歩4分ほどの場所には、食品スーパーの「ベルク 行田城西店」があります。ベルク行田城西店は、生鮮食品の品ぞろえが充実した中規模スーパーマーケットです。「持田」駅周辺には、ほかにも大型DIYショップの「カインズ行田店」があります。ここはスーパーマーケットの「ベイシア」や、家電量販店の「ベイシア電器」のほか、飲食店やペットショップなども入る、大型複合商業施設です。

埼玉県行田市の教育環境（学区）

行田市には、公立小学校が16校あります。行田市では、住所地で通学する小学校が決まる通学区域制を採用しています。そのため、基本的にはそれに従う必要がありますが、市が定める許可基準に当てはまる場合は、通学区域の変更も可能です。
長野地区の東小学校は、古墳群や「古代蓮の里」が近くにある、文化的な雰囲気が漂う学校です。学級は少人数制で、児童により差の出やすい教科については複数の教諭が指導に当たるなど、きめ細かい指導が好評を得ています。周辺は住宅地なので、登下校の際は近所の目が行き届いていることも、この小学校の長所です。
行田市の小学校では、どの学校でもおおむね20～30人程度で1学級が構成されています。指導が行き届きやすく、ゆとりを持った教育が実現できています。なお、行田市の公立小中学校の耐震率は100％と全国で1位を誇ります。

埼玉県行田市の治安

2020年（令和2年）に行田市内で発生した犯罪の総数は、449件でした。この数字は2019年（令和元年）の犯罪数よりも2件多い数字です。
行田市で近年、発生が多く報告されている犯罪は、いわゆる「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」などの特殊詐欺です。「架空請求」や「キャッシュカード詐欺盗」なども加えると、2020年には13件の特殊詐欺事件が発生し、その被害総額は7,849万円にのぼります。
特殊詐欺のほかに気をつけるべき犯罪は自転車盗です。自転車盗は、2019年よりも発生件数は減少しているものの、83件発生しています。このうち69件は施錠されていない自転車だったということなので、適切な盗難対策をとっている限りは、それほど心配する必要はないでしょう。

埼玉県行田市の地盤の強さ

行田市は、市の中心部を走る秩父鉄道を境界として、北側は標高20m前後の高台、南側は忍川や旧忍川などの河川が入り組んだ標高10m程度の低地に大まかに分けられます。台地は、火山灰土に覆われた引き締まった地盤で、比較的地震の揺れに強く、住宅用の地盤に向いています。ほとんどの場合、基礎を補強する必要はありません。
一方、低地は河川により運ばれた砂礫などが堆積した地盤です。このようなエリアでは、砂礫などが分厚く分布している場合は、比較的地盤が安定していますが、薄く分布している場合は地盤が軟弱な可能性があります。そのため、住宅などの建設の際には、十分な基礎補強対策が必要となります。これは行田市内の河川に近いエリアには共通することです。
地震発生時の揺れやすさを示す「揺れやすさマップ」では、市の中央を走る秩父鉄道を境にした北部ではさほど揺れやすさは認められませんが、荒川に近い市の西部から南部にかけて、揺れやすいとされるエリアが続いています。
なお、行田市で液状化が心配されるエリアは、荒川に近い「行田」駅の南側と、北部や西部の河川周辺に集中しています。これらのエリアに住宅を建設する場合は、事前に古地図などによりリサーチするとともに、必要であればボーリング調査を行いましょう。

埼玉県行田市の医療施設

行田市には、複数の総合病院を含め、医療機関が市内全域に点在しています。
「行田中央総合病院」は、内科や外科、産婦人科など、12の通常診療科のほかに、「禁煙外来」「もの忘れ外来」「アレルギー外来」など、10の専門外来を持つ総合病院です。東行田駅から徒歩でアクセスできます。
「行田総合病院」は、病床数504床、20以上の診療科を持つ総合病院です。最新鋭の医療機器を備え、「患者へのわかりやすい説明」や「セカンドオピニオンへの協力」など、患者のための医療を徹底しています。アクセスは「持田」駅、もしくは行田駅からタクシーの利用が便利です。なお、行田総合病院は、埼玉県により、地域医療支援病院、災害拠点病院、がん診療指定病院、埼玉県救急搬送困難事案受入病院に指定されています。
行田市には、サービス付き高齢者住宅なども含めると、老人ホームは、市内全域に7軒ほどあります。市内にはデイサービスも点在しているので、高齢のご家族をお持ちの方でも、行田市は暮らしやすい環境です。

埼玉県行田市の家づくりアドバイス

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