【埼玉県川口市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店27社　比較一覧

川口市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
すべてのメーカーが川口市に対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「おしゃれ」「ZEH対応」「全館空調」等、自分のこだわりを明確にしておくことも、合ったメーカーを選びやすくするポイントです。
特に埼玉県の平野部は猛暑日が多く、川口市では猛暑でも快適な室温に保てる「断熱性」「気密性」を持つ熱効率の高い家づくりが重要です。
加えて川口市は、荒川の決壊リスクが高いことや内水氾濫で浸水が起こりやすいため、「水害対策」も必要です。

▼上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください
・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表【2024年】！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.猛暑を乗り切るために、快適な室温を保つことができる「断熱性」や「気密性」があるか、エリアによっては「水害対策」はできるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

川口市のハウスメーカー事情

埼玉県の夏の日中は、東京湾から埼玉県内に向かって南風（海風）が吹くことや、緑地の減少などによってヒートアイランド現象の影響を受けやすく、近年猛暑を記録する地域が増えています。川口市も夏の暑さ対策が必要で、熱中症に対する注意を呼び掛けています。
また、地理的特徴としては川口市の南部には荒川があり、川沿いの緑地や公園を活かした自然環境が広がっています。
都市と自然が程よく調和した川口市ですが、近年「ゲリラ豪雨」が多く発生しており、河川の決壊だけではなく都市化によって水はけが悪くなっている場所で「内水氾濫」が起こりやすくなっているので注意が必要です。

参考：川口市「熱中症を防ぐ」
従って川口市で人気のハウスメーカーは、「断熱性」「気密性」に優れていて外気の影響を受けにくく、快適な室温を保てる住宅づくりや、「水害対策」を得意としている所やになります。
ここからは川口市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【アキュラホーム】
アキュラホームの住宅は高い「断熱性」をもつことが特徴です。
基準が高いことで知られる「ZEH」を超える断熱性の高さを謳っており、埼玉県のような猛暑でも室内で快適に過ごすことができます。
「断熱性」と「気密性」が優れていることは、冷暖房費の節約にもつながります。

▼アキュラホームについてはこちらで詳しく解説しています。
アキュラホームの評判・口コミは？坪単価や特徴、メリット・デメリットも紹介

【太平ホーム】
太平ホームは、埼玉県内で45年以上という実績を持つ地域密着型の会社です。
高性能グラスウール等、高性能で断熱性能の優れた資材を使用した「高断熱」の住宅を建てることができます。
埼玉建築文化賞優秀賞の受賞歴があり、埼玉県の地域特性を活かした建物づくりが人気です。

▼太平ホームについてはこちらで詳しく解説しています。
【2025年最新】「太平ホーム」はローコストで耐震性・断熱性の高い家づくりができるハウスメーカー|評判や坪単価、強み・弱み等も解説

【ユニバーサルホーム】
ユニバーサルホームは床にこだわったメーカーで、「地熱床システム」を採用しています。これは「断熱性」が高いことが特徴で、熱エネルギーの作用により年間を通して一定範囲の温度を保つため、厳しい外の気温に左右されず快適な住宅をつくることができます。
加えて「床下浸水がありえない家」といわれるほど水害にも強いことが特徴で、川口市の河川の近くの家や内水氾濫が起こりやすいエリアでも安心感をもって暮らせる家づくりが可能です。

▼ユニバーサルホームについてはこちらで詳しく解説しています。
ユニバーサルホームの評判・口コミは？坪単価や特徴、メリット・デメリットも紹介
水害に強い家とは？注文住宅のポイントとおすすめハウスメーカー5社

川口市の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきた様に、川口市では猛暑でも快適に過ごせる「断熱性」「気密性」に優れた外気の影響を受けにくい家や、「水害に強い」家づくりが大事にされています。

そんな川口市の注文住宅の「最新トレンド」は主に以下の3つです。

「ZEH」が人気
夏の暑さが厳しい埼玉県では、外気の影響を受けにくく室温を快適に保つことができる「断熱性」の高い住まいが人気です。
中でも注目を集めているのは、「断熱性」や「気密性」が高い住宅である「ZEH」です。
「ZEH」は、少ないエネルギーで暑い夏でも快適に過ごせるので、住み心地が良いことに加え、年間の冷暖房費の節約にもなります。

▼「ZEH」についてはこちらで詳しく解説しています。
ZEHとは？メリット・デメリットや種類をわかりやすく解説

「パッシブデザイン」が人気
川口市の暑い夏を上手に乗り切るためにも、パッシブデザインは注目されています。「パッシブデザイン」を取り入れた住宅は、自然環境を活用し、エアコンなどの電力を最低限に使用して暮らすことを目指しています。
「高断熱」や「高気密」なつくりに加えて、例えば庇を上手に使うことで夏の暑い日に窓からの日差しを遮るなど、快適に暮らせる工夫が凝らされていることが特徴です。

▼「パッシブデザイン」についてはこちらで詳しく解説しています。
パッシブデザインとは？工夫・デメリットを知って自然を活かした家をつくろう

「高床式住居」が人気
「高床式住居」は、水害の危険性が高い地域でも住宅への浸水を防ぎやすくなると、川口市でも注目を集めています。

水害の危険性が高い地域で「高床式住居」にすることは、大きな安心が手に入り住み心地の良い家にする方法の一つです。
その他のメリットとしては、大雨が降っても床上浸水の心配が少なくなることや、床が高くなる分だけ景観が良くなることに加え、1階部分を駐車場にすれば、屋根付きの駐車スペースの確保ができることです。

▼「水害に強い家」についてはこちらで詳しく解説しています。
水害に強い家とは？注文住宅のポイントとおすすめハウスメーカー5社