【埼玉県入間市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店27社　比較一覧

入間市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

森林の約半数が資材活用を目的とした人工林である埼玉県では、地元産の木材の利用を促進しています。県産木材の使用割合によって活用できる補助金が出る制度もあるので、活用してを検討してもよいでしょう。（令和6年度は終了しています）

参考：埼玉県庁「県産木材を利用した住宅等への補助について」

【対応エリア】
すべてのメーカーが入間市に対応しているわけではありません。
入間市は選べるメーカーが豊富ですが、「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「おしゃれ」「ZEH対応」「全館空調」等、自分のこだわりを明確にしておくと、自分に合ったハウスメーカーを見つけやすくなります。

地域の特徴として、入間市は市民の意識調査で、地球温暖化対策に「取り組むべきだ」と回答した人が98%と非常に多くいる市です。「省エネ」「創エネ」に対する意識が高いだけでなく、市でもゼロカーボンシティを促進し、「太陽光発電システム」などの設置に補助金が出るため、導入しやすくなっています。

また入間市の住宅は、入間飛行場や横田飛行場の騒音の影響を受けやすいため、対策として「遮音性」の高さも重視されます。

参考：
入間市「第1章 入間市の概要」
入間市「令和6年度入間市ゼロカーボンシティ推進設備設置費補助事業について」

自分の予算に合ったハウスメーカーにまず絞り、構造や対応エリア、自分のこだわりを叶えられるかどうか、地域の特徴にあっているか、で最終的に判断するのが良いでしょう。

▼上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表【2024年】！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大切です。

1.「省エネ」「総エネ」ができるかどうか、騒音を防げる高い「遮音性」があるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

入間市のハウスメーカー事情

入間市は都心からおよそ40㎞圏にあり、北に加治丘陵、南に狭山丘陵がある、都市と自然のバランスのよいベッドタウンです。
都市の中にいながらも自然のある環境を求めて住む方が多いため、市民の地球温暖化に対する意識が高く、自然エネルギーの活用ができる、例えばエネルギー生成時にCO2を排出しない家が人気です。ゼロカーボン推進補助金で太陽光発電の導入などに補助金が出ることも特徴です。

年間の約6割が晴れの日となっており（令和元年）、太陽光発電には適している地域だと言えます。
また入間飛行場、横田飛行場の騒音の影響を受けるエリアが広範囲に及ぶため、騒音対策を考える必要があります。

参考：
入間市「令和6年度入間市ゼロカーボンシティ推進設備設置費補助事業について」
入間市「第３章 入間市の地域特性」
入間市「基地対策全般」

そんな入間市で人気のハウスメーカーは、「省エネ住宅」「創エネ住宅」が得意で「遮音性」の高い家づくりに長けている所になります。
ここからは入間市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【セキスイハイム】
セキスイハイムは、太陽光発電をはじめとして、IoTを活用したスマートフォンでの家電のコントロールなど、無駄なく電力を使うことができる最先端の省エネ設備をもつ住宅を得意としています。
太陽光パネルで発電した電気を蓄電できることも、電気代が効率的に運用できると人気の理由です。

遮音についても力を入れており、外からの騒音に対しては「外壁」「開口部」「屋根」に優れた遮音性能を搭載して、入る音を軽減。入間市の騒音のある地区でも安心です。

▼セキスイハイムについてはこちらで詳しく解説しています。
【2024年最新版】セキスイハイムの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【ダイワハウス】
ダイワハウスは高い「断熱性」や「太陽光発電」などを組み合わせ、おおよそ80%のエネルギー消費量削減をしています。
まさに「省エネ」「創エネ」が得意といえ、自然エネルギーを活用した家づくりがしたいと考えている入間市の人に人気です。「xevoΣ」では外張り断熱通気外壁を採用することで、住宅業界で最高クラスの遮音性能を実現していることにも注目です。

参考：ダイワハウスの公式HP「xevoΣ　居住性能」

▼ダイワハウスについてはこちらで詳しく解説しています。
【2024年最新版】ダイワハウスの注文住宅｜坪単価・口コミ・評価を解説

【ヤマダホームズ】
ヤマダホームズは2つの断熱材を適所に使用する「W断熱」と遮熱シート、断熱樹脂サッシの採用で、高いレベルでの断熱性能を実現しています。次世代省エネルギー基準に適合する性能を持つ建材仕様で、快適な室温を外に逃しにくい省エネ性能の高い家づくりが可能です。
断熱性だけでなく、優れた気密性を持ち、構造の基礎から遮音対策を行っていることも特徴で、入間市でも支持されています。

▼ヤマダホームズについてはこちらで詳しく解説しています。
ヤマダホームズの評判・口コミは？特徴や選ぶメリット・デメリットも紹介

入間市の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきたように、入間市では自然環境を配慮した「省エネ」「創エネ」の家づくりに加えて、騒音の中でも快適に過ごせる「遮音性」が重視されています。

そんな入間市の家の最新トレンドは主に以下の3つです。

「パッシブデザイン」が人気
「パッシブデザイン」を取り入れた住宅は、自然環境を活用し、エアコンなどの電力を最低限に使用して暮らすことを目指しています。まさに自然エネルギーの活用に高い意識のある入間市との親和性の高いデザインといえます。
パッシブデザインの高窓や吹きぬけで自然光を取り込んだ、明るい家づくりが可能です。

▼「パッシブデザイン」についてはこちらで詳しく解説しています。
パッシブデザインとは？工夫・デメリットを知って自然を活かした家をつくろう

「LCCM住宅」が人気
「LCCM住宅」とは、「ライフ・サイクル・カーボン・マイナス住宅」の略称で、建築時から住まいとしての役割を終える解体のときまでの、住宅の全ライフサイクルで二酸化炭素の排出量収支をマイナスにする住宅です。
LCCM住宅の環境性能基準は、省エネ住宅の中でも最高水準にあり、まさに「ゼロカーボンシティ」を目指す入間市に適しているといえるでしょう。
▼「LCCM住宅」についてはこちらで詳しく解説しています。
LCCM住宅とは？ZEHとの違いや最新の補助金制度を簡単に解説

「シアタールーム」が人気
入間市のような飛行場の影響を多く受けやすい、騒音のある地域では、遮音性の高い家づくりが重視されます。
そこで、「遮音性を高めた趣味の部屋」として「シアタールーム」を設ける人も増えています。
シアタールームがあれば、自宅にいながら映画鑑賞を思う存分楽しむことが可能です。

▼「シアタールーム」についてはこちらで詳しく解説しています。
注文住宅でシアタールームを設置したい！間取り例と費用相場を解説