埼玉県飯能市 | 注文住宅特集

飯能市は埼玉県南西部に位置し、南は東京都の青梅市、奥多摩町と接しています。総面積約193平方キロメートル、県内第3位の広さを誇る土地の中に、豊かな自然が広がる美しい街です。元々、林業と織物の街として栄えていましたが、高度経済成長期に宅地化が進み、ベッドタウンとしての顔も持つようになります。そうした変化の中でも、森林や清流といった恵まれた環境を大切にすることは忘れず、2005年（平成17年）には「森林文化都市」という宣言を行いました。「ムーミンバレーパーク」など、自然に溶け込んだレジャースポットが多く、市外からも多くの方々が訪れています。この記事では、そんな飯能市の暮らしに関する情報を紹介しています。

埼玉県飯能市の商業施設

「西武飯能ペペ」は「飯能」駅直結の商業施設です。「東飯能」駅からも徒歩約8分と、気軽に行ける距離にあります。ファッションや雑貨、飲食店、ドラッグストア、100円ショップ、食料品店など、店舗のラインナップが豊富で、多くの人でにぎわっています。
東飯能駅には「丸広百貨店 飯能店」があります。ファッション、ライフスタイル、フードといったジャンルの店舗が充実し、物産展や季節ごとのイベントなどの催事も定期的に開催されています。
東飯能駅からバスで15分ほどの距離にある、スーパーマーケット「スーパーアルプス飯能美杉台店」にはクリーニング屋、ドラッグストア、ベーカリーが併設されています。140台収容の駐車場があるので、一度に大量の買い物をするときに便利です。

埼玉県飯能市の教育環境（学区）

飯能駅の北側に広がる住宅街の中を13分ほど歩いた場所に「飯能第一小学校（山手町）」があります。近くには商店も多いので、治安の面でも安心です。付近の街を探検するといった活動も、頻繁に行われているようです。広大な校庭があり、背後の山々を見渡せるという環境は、子どもたちの健やかな成長にもってこいでしょう。
東飯能駅から北に線路沿いを6分ほど歩いた場所には「富士見小学校（双柳）」があります。周辺には住宅が広がり、市役所などの公共施設もあるので、こちらも子どもたちを安心して送り出せる環境です。隣には中学校もあるので、進学によって環境が大きく変わってしまうという心配もありません。豊かな人間性を育てることを目的としており、縦割り活動が盛んです。

埼玉県飯能市の治安

飯能市の治安は良好です。犯罪率の高さは、県全体では中位に位置しています。埼玉県南部、東京都と接している地域は犯罪率が高い傾向がありますが、その中において、飯能市は安全な環境を保っているといえるでしょう。
市内の駅の中で乗降者数が抜きんでている飯能駅でさえ、住宅街が広がる南側では大きな犯罪はほとんど起きていません。ただし、商業施設が多い北側では、まれに不審者の出没情報が寄せられることがあります。飯能市は大変のどかで、トラブルに巻き込まれる危険性の少ない土地柄ですが、油断しすぎることなく、適度な緊張感を保った行動を心掛けましょう。
また、飯能駅周辺に限った話ではなく、市内全域において街灯が少ないエリアは多いので、夜間の一人歩きには気をつけてください。

埼玉県飯能市の地盤の強さ

飯能市のほとんどのエリアは、古生代、中生代から続く古い地盤が表層付近まで分布しています。これらは非常に硬質です。地震の揺れの強さは、マグニチュードや震源からの距離だけでなく、地盤の状態にも大きく影響されます。地震が起きた際、軟らかな表層地盤が厚いほど、揺れが増大します。つまり、飯能市は地震に対して非常に強い構造を持った土地であるといえるでしょう。
国の中央防災会議が試算する首都直下型地震の被害想定では、飯能市は大半が震度5弱、東部の一部地域で震度5強と、首都圏の他地域に比べて、際立った安全性を示しています。液状化の心配もほとんどありません。
飯能市には、名栗地区から東京都の多摩地区へと延びる立川断層帯があります。この断層帯で地震が発生した場合、飯能市は震度6強の揺れに襲われるとされてきました。しかし、東大地震研究所が2012年（平成24年）から3年にわたり実施した調査においては、この断層が活動しているという根拠は見つかっていません。
こうした土地の性質が評価されたこともあり、2021年（令和3年）3月、飯能市は地盤の解析を専門とする企業と移住定住の促進や企業誘致の推進、安全で安心なまちづくりを推進する連結協定を締結しました。地震に強い土地であるという以外に、都心へのアクセスの良さ、自然の豊かさと利便性が共存する環境といった点も、連結協定締結の大きな理由となっています。

埼玉県飯能市の医療施設

飯能駅から徒歩約3分、東飯能駅から徒歩約13分の場所に「飯能中央病院」があります。広い駐車場があるので、車でのアクセスも良好です。この病院は、10以上の診療科がある総合病院で、その歴史は古く、1955年（昭和30年）の開院以来、地域の医療を支えてきました。
飯能駅からバスでアクセスできる「飯能靖和病院」は内科、脳神経内科、精神科、皮膚科という診療科のほか、リハビリテーションに強みを持っています。
「武蔵の森病院」も飯能駅、および東飯能駅からバスでアクセス可能です。心療内科、神経科、精神科、内科があり、精神科はデイケアも行っています。
年配の方向けの施設は、主要駅周辺を中心に充実しています。飯能駅を出てすぐの「SOMPOケア ラヴィーレ飯能」、東飯能駅を出てすぐの「サービス付き高齢者向け住宅 泉の家」、東飯能駅東側の住宅街にある「ベテラン館ましば」など、複数の介護施設があるので、高齢のご家族をお持ちの方でも、飯能市なら安心して暮らせるでしょう。