【茨城県つくば市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店20社　比較一覧

つくば市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
メーカーによって大きく異なります。自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
すべてのメーカーがつくば市に対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「ZEH対応」「全館空調」「オール電化」等、自分のこだわりを明確にしておくことも、合ったメーカーを選びやすくするポイントです。
また特につくば市は、多くの企業や研究機関が集まる学術研究都市で、スマートシティや新しい技術を活用した都市計画が進められています。
例えば市民、企業、大学・研究機関、行政が一体となって取り組む「つくば環境スタイル"SMILe"」で、「ＬＣＣＭ住宅及びゼロエミッション住宅等の省エネ住宅の普及促進」を進めている等しており、「エコ住宅」や「スマートハウス」に注目が集まりやすい環境だといえます。

参考：つくば市「つくば環境スタイル"SMILe"」

▼上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください
・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表【2024年】！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大切です。

1.つくば市が推進している「エコ住宅」や「スマートハウス」が建てられるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」


▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

つくば市のハウスメーカー事情

つくば市ではスマートシティや新しい技術を活用した都市計画が進められていて、自動運転の車やロボットの導入など、先進的な取り組みが注目されています。
街全体が実験のステージでもあり、市民、企業、大学・研究機関、行政が一体となって取り組む「つくば環境スタイル"SMILe"」で環境モデル都市の実現に向けて「ＬＣＣＭ住宅及びゼロエミッション住宅等の省エネ住宅の普及促進」を行っています。

参考：つくば市「つくば環境スタイル"SMILe"」

そのような特徴のあるつくば市で人気のハウスメーカーは、「エコ住宅」や「スマートハウス」の家が建てられる業者になります。
ここからはつくば市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【ミサワホーム】
ミサワホームは、「ゼロ・エネルギー住宅」に早くから取り組み、「我慢しない省エネ」を目指しているハウスメーカーです。

省エネ性と快適性を両立できる家はつくば市の取り組みにぴったりと言えるでしょう。
壁・床・窓・屋根などのあらゆる部位の断熱性能を確保し、適材適所の断熱工法で、「夏は涼しく冬は暖かい」省エネ型の住まいを提供。

また、木質パネル接着工法による「モノコック構造」は、断熱性に優れるだけでなく地震などの揺れに対しても高い耐力を発揮します。

▼ミサワホームについてはこちらで詳しく解説しています。
ミサワホームの評判・口コミは？メリット・デメリットも紹介

【ヤマト住建】
ヤマト住建の「エネージュLCCM」は高気密・高断熱なだけでなく、標準仕様として太陽光発電システムが設置されています。
太陽光発電システムが設置されていることにより、ライフサイクルを通じてCO?の収支をマイナスにする脱炭素住宅「ライフ・サイクル・カーボン・マイナス」を実現しています。
「脱炭素社会へ！住まいのすべての過程でCO２排出量を抑える住宅」を打ち出しているヤマト住建は、つくば市の政策にピッタリのハウスメーカーです。

▼ヤマト住建についてはこちらで詳しく解説しています。
【2024年最新版】ヤマト住建の坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説
【セキスイハイム】
セキスイハイムは、太陽光パネルと蓄電池を使い、太陽光を無駄にしない住宅の「GREENMODEL（グリーンモデル）」を展開しています。
屋根は発電装置、クルマは蓄電池として、家とクルマがつながる住宅の「VtoHeim（ブィトゥハイム）」などがあります。
屋根いっぱいに敷きつめた「大容量ソーラー」でつくったエネルギーを、コンサルティング型ＨＥＭＳの「スマートハイムナビ」で賢く使い、スマートハイムと電気自動車を賢くつなぐ「VtoHeim」で、電力をなるべく無駄にせず有効に活用する暮らしを実現します。
電源を連系させたセキスイハイムの新しいスマートハウスは、先進的な取り組みを行っているつくば市に最適です。

▼セキスイハイムについてはこちらで詳しく解説しています。
【2024年最新版】セキスイハイムの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

つくば市の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきたように、つくば市では「エコ住宅」や「スマートハウス」が建てられるかどうかが大事なポイントになっています。

そんなつくば市の注文住宅の「最新トレンド」は主に以下の3つです。

「IoT住宅」が人気
IoT住宅を推奨しているつくば市では、IoT住宅の導入に高い関心があります。
IoTを活用した住宅では、照明や空調、セキュリティなどをスマートフォンで管理できるため、暮らしの利便性が向上します。
また、IoT住宅を含むスマートハウス技術はエネルギー効率も良くなり、省エネにも寄与します。

▼「IoT住宅」についてはこちらで詳しく解説しています。
IoT住宅の家？スマートハウスとの違いやメリットとデメリットを解説

「低炭素住宅」が人気
低炭素戸建て住宅を建築・購入した方への奨励金として「つくば市低炭素住宅普及促進のための奨励金」を交付していることもあり注目されています。

地球温暖化の原因となる二酸化炭素（CO?）の排出量を大幅に削減し、環境負荷を抑えた住宅のことで、高断熱・高気密性能が備わっていたり、ZEH（ゼロ・エネルギー・ハウス）、再生可能エネルギーを活用する住宅などです。

▼「ZEH」についてはこちらで詳しく解説しています。
ZEHとは？メリット・デメリットや種類をわかりやすく解説
参考：つくば市「つくば市の基準を満たす低炭素住宅への認定及び認定取得者への奨励金"SMILe"」

「脱炭素建材」が人気
脱炭素建材とは、建材の製造や使用、廃棄の過程で排出される二酸化炭素（CO?）を削減することを目指した建築材料です。
二酸化炭素を吸収する天然素材を使用したり、再生アルミ、再利用されたコンクリート、プラスチックを再加工した建材等を使用したりします。
「ＬＣＣＭ住宅及びゼロエミッション住宅等の省エネ住宅の普及促進」を行っているつくば市では、欠かせないものとして使用されています。

▼「LCCM住宅」についてはこちらで解説しています。
LCCM住宅とは？ZEHとの違いや最新の補助金制度を簡単に解説