【愛知県名古屋市南区編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店25社　比較一覧

名古屋市南区のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
すべてのメーカーが名古屋市南区に対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「おしゃれ」「ZEH対応」「全館空調」等、自分のこだわりを明確にしておくと、自分に合ったハウスメーカーを見つけやすくなります。

また地域の特徴として名古屋市南区は、複数の大きな河川があり、多くの水源が広がるのどかな地域であることが挙げられます。
その一方で、水害のリスクが高い地域でもあります。
南海トラフ巨大地震でも大きな被害を受けることが予測されているため、名古屋市南区は水害や地震といった「災害に強い」家づくりが重要です。

加えて、名古屋市南区は大きな道路が多いことから、道路付近の住宅地では騒音が気になる場所もあり、「遮音性」にも注目が集まっています。

自分の予算に合ったハウスメーカーにまず絞り、構造や対応エリア、自分のこだわりを叶えられるかどうか、地域の特徴にあっているか、で最終的に判断するのが良いでしょう。

▼上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。

・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.「災害に強い」かつ「遮音性」に優れた家づくりができるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

名古屋市南区のハウスメーカー事情

名古屋市南区は、「堀川」、「山崎川」、「天白川」の3つの河川が流れ、多くの水源が広がるのどかな地域です。
その反面、水害のリスクが高いという特徴もあります。
実際に2000年9月の「東海豪雨」では5,000棟を超える建物が浸水被害に遭いました。

加えて、南海トラフ巨大地震では最大震度7の揺れが襲うと予測されているため水害はもちろん、地震など災害への備えが必要です。

また、名古屋市南区は「名古屋高速道路3号大高線」や「国道1号」などの大きな道路が走り、市内各地だけでなく市外へのアクセスも抜群です。
しかし、道路周辺では車やトラックの騒音が気になる場所もあり、「遮音性」にも注目が集まっています。

参考：名古屋市南区「ハザードマップ 南区」
名古屋市南区「南区のまちの姿 」

そんな名古屋市南区で人気のハウスメーカーは、「災害に強い」かつ「遮音性」に優れた家づくりが得意な所になります。
ここからは名古屋市南区で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【ユニバーサルホーム】
ユニバーサルホームは床にこだわったメーカーで、「床下浸水がありえない家」といわれるほど水害にも強いことが特徴です。
「地熱床システム」と呼ばれる床下空間が全くない独自構造を採用し、土・砂利・コンクリートで密閉することで万が一の水害や地震に備えます。
そのため、名古屋市南区にある河川周辺の家でも安心です。

参考：ユニバーサルホームの公式HP「床下浸水がありえない家」」

▼ユニバーサルホームについてはこちらで詳しく解説しています。
ユニバーサルホームの評判・口コミは？坪単価や特徴、メリット・デメリットも紹介

【セキスイハイム】
セキスイハイムは、「耐震性」の高い「木造」・「鉄骨造」の家づくりが可能なハウスメーカーです。
大規模な地震を想定した耐震実験を250回以上行い、「耐震性」の高い家づくりを実現できます。
柱と梁を溶接で接続し一体化させた「ボックスラーメン構造」は、地震の揺れが伝わると、建物全体で地震のエネルギーを分散させ、地盤へ受け流す仕組みとなっています。
そのため、構造が安定し、倒壊のリスクの低減が可能です。

そのため、南海トラフ巨大地震で大きな被害が予測される福岡市南区において、注目を集めているハウスメーカーです。

▼セキスイハイムについてはこちらで詳しく解説しています。
セキスイハイムの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【ミサワホーム】
ミサワホームの注文住宅は、「遮音性」に優れており、騒音の種類（車の走行音、人の話し声、建設音など）に合わせて、ベストな設計・仕様にしています。
また、窓などの開口部や外壁にもこだわり、生活音が外に漏れる心配も少ないです。
近隣の道路など周辺環境を調査したうえで、住まいに合った対策を見つけ出してくれるので、名古屋市南区の方が快適に過ごせる家づくりが実現できます。

参考：ミサワホームの公式HP「遮音性」

▼ミサワホームについてはこちらで詳しく紹介しています。
ミサワホームの評判・口コミは？メリット・デメリットも紹介

名古屋市南区の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきたように、名古屋市南区では河川が多いことや南海トラフ巨大地震に備えた「災害に強い」家や快適に過ごすための「遮音性」が大事にされています。

そんな名古屋市南区の家の最新トレンドは主に以下の3つです。

「高床式住宅」が人気
「高床式住宅」とは、1階部分を駐車場にして、住居部分を高い位置にした住宅のことです。

高床式住居にすることで、水害による浸水リスクのある名古屋市南区でも安心して暮らすことができるでしょう。

また、1階部分を駐車場にするなどの工夫を行えば、普段の生活でもスペースを無駄なく使えます。

▼「水害に強い家」についてはこちらで詳しく解説しています。
水害に強い家とは？注文住宅のポイントとおすすめハウスメーカー5社

「軽量の屋根材」が人気
名古屋市南区は南海トラフ巨大地震で最大震度7の揺れが想定されるため「耐震性」に優れた家づくりが必要です。
地震に備えた家を建てる際、「軽量の屋根材」を使用することは有効な手段となります。
軽量の屋根材として挙げられるものは、ガルバリウム鋼板といった金属性のものやアスファルトとガラス繊維を基材とするアスファルトシングルなどです。
ただし、屋根材の種類によって、メリット・デメリットが異なります。
ハウスメーカーに確認をしながら、最終的にどの屋根材にするか決めると安心です。

▼「屋根材の種類」についてはこちらで詳しく解説しています。
屋根材の人気ランキング・トップ5！おすすめの理由や選び方も解説

「吸音性の高い断熱材」が人気
名古屋市南区は大きな道路が多く、場所によっては自動車やトラックの走行音が気になりやすいため家づくりの際に「遮音性」は欠かせません。
断熱材は、冷暖房の効率化ができる点で快適な室内環境を整えるときに使われることが多いですが、種類によっては高い「遮音性」を得ることも可能です。
例えば、「炭化コルク」や「硬質ウレタンフォーム」は断熱性能に優れているだけでなく、音のエネルギーの吸収ができる（吸音性）という特徴があります。

特に音に敏感で、ストレスを感じやすいという方は断熱材からこだわってみると良いでしょう。

▼「断熱材」についてはこちらで詳しく解説しています。
住宅用断熱材の比較表！11種類の特徴やおすすめハウスメーカーを解説

▼「騒音知らずの家づくり」をするために大切なポイントについてはこちらで詳しく解説しています。
遮音・吸音・防音の違いとは？騒音知らずの家を作るポイント