【岐阜県各務原市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店17社　比較一覧

各務原市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記の４つが挙げられます。

【坪単価】
「坪単価」は、建物の本体価格を延床面積（坪）で割った数値のことで、各メーカーの建物価格を比較する際の目安となります。
品質や性能による差異のほか、メーカーによっては算出方法が違っていたり、家の広さや形状によっても変動したりするため、あくまでも参考程度にとどめて、大まかな絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造や鉄骨造など、家の構造によって価格や間取り、外観などが大きく変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなるでしょう。
また、メーカーによっては木造のみ、鉄骨造のみなど構造条件が限定される場合があるので、対応できない場合は候補から外すことになります。

【対応エリア】
各務原市で家を建てる場合、どこでも好きなメーカーを選べるわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」かどうかは、ハウスメーカー選択において最低限の足切り指標になります。

【特徴】
「デザインへのこだわり」「ZEH対応」「全館空調」など、自分のこだわりを明確にしておくことも、相性のいいメーカーを探しやすくする重要なポイントです。

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調査によると、注文住宅を建てた人の半数以上が施工の依頼先を「住宅展示場」でみつけています。ただし、モデルルームを見ただけではわからなかったり、見落としたりする部分もあったりするので、事前にしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.耐震性能や断熱性能など、希望する住宅性能が実現できるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後にかかるランニングコスト、アフターサービスや保証内容を確認する
4.営業担当者の人柄やスキルを確認する

【参考】国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています：
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

各務原市のハウスメーカー事情

各務原市は濃尾平野北部、岐阜県の南部に位置し、南側で愛知県に臨接しています。
東西に長い市の北部には「各務原アルプス」と呼ばれる標高200m〜300mの山並みが連なり、南部を東西に流れる木曽川との間に標高30m〜60mの各務原台地が広がっています。
過去には、住みよい都市づくりや環境・景観マネージメントに焦点を当て、地方自治体間で競われる世界唯一の国際コンクール「住みよい都市づくり国際コンクール」で世界3位に選ばれ、銀賞を獲得。世界的にみても住みやすいまちづくりへの取り組みが評価されています。

【参考】各務原市観光協会 かかみがはらさんぽ「各務原ってこんなところ！」

【参考】各務原市公式ウェブサイト「住みよい都市づくり国際コンクール2009」

そんな各務原市では、それぞれの土地の条件や希望に合わせて、比較的自由な住まいづくりが可能。「耐震性能を重視する」「デザインにこだわる」など、望んでいる生活スタイルを得意とするハウスメーカーをいかに探し出せるかが理想の暮らしを実現するポイントとなります。
ここからは各務原市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【ヤマト住建】
ヤマト住建は「長寿命」「広い」「安い」「高性能」そして「資産価値の高い」家づくりを追求するハウスメーカーです。
高い気密性・断熱性を備えた注文住宅「エネージュG」は、2014年、2017年に続いて2023年も省エネルギー性能の優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2023」で大賞を受賞。
世界基準を目指した家づくりを進めています。

▼ヤマト住建についてはこちらで詳しく解説しています：
ヤマト住建の坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【秀光ビルド】
施主の要望がない限り追加費用が一斉発生しない「正直住宅」を掲げ、東北地方から四国までのエリアで木造住宅を提供しているハウスメーカーです。
標準仕様で耐震等級3を実現するとともにオリジナルの「制震ダンパー」も採用。厳選された品質の高い部材を用いることで、繰り返し起こる地震でも倒壊しない、安心して住み続けられる家づくりを行っています。
また、吹付断熱材や優れた断熱性能のハイブリッド窓により、高気密かつ高断熱な家にできる点でも定評があります。

▼秀光ビルドについてはこちらで詳しく解説しています：
秀光ビルドの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【タマホーム】
タマホームは、全国展開するローコストクラスのハウスメーカーです。
上質な素材を使った「木造軸組在来工法」を得意としており、主力商品である「大安心の家」は長期優良住宅に標準仕様で対応。
壁に構造用耐力面材を用いることによって耐震等級3を実現するとともに、地域に対応した断熱材を使用することで断熱等性能等級【等級5】をクリア。長く安心して暮らせる家となっています。

▼タマホームについてはこちらで詳しく解説しています：
タマホームはやばい？営業の口コミや会社の特徴、メリットを解説

各務原市の注文住宅の最新トレンド

各務原市の交通網はおもに東西に敷設されており、鉄道はJR高山本線と名鉄各務原線の2路線が、幹線道路は国道21号線が利用可能。市の西部には南北に東海北陸自動車道が通り、岐阜各務原I.C.が立地しています。
鉄道を使って名古屋市方面へ向かう場合はJR東海道本線〜JR高山本線と名鉄名古屋本線〜名鉄各務原線の2つのルートがあり、どちらでも40分〜45分ほど、車移動でも50分ほどで移動できます。
各務原市は国内の航空機産業拠点の1つであり、県下ナンバーワンの「ものづくりのまち」として不動の地位を確立。市内各地には公共施設や医療機関、商業施設などが立地し、「働きやすさ」と「暮らしやすさ」を両立した一帯となっています。

【参考】各務原市観光協会 かかみがはらさんぽ「アクセス」

【参考】各務原市公式ウェブサイト「各務原市市勢要覧」

そんな各務原市の家の最新トレンドはおもに以下の3つです。

「ランドリールーム」が人気
交通アクセスの良さと、程よい自然との距離感、都市部の利便性を兼ね備えた各務原市は、市内の勤務先だけでなく岐阜市や名古屋市の中心地方面に通勤する共働き世帯からも特に人気のあるエリアとなっています。
そんな各務原市では、戸建て住宅を建てる際に、自分たちの生活スタイルに合わせたタイミングで洗濯をするためにランドリールームを希望する人が多くみられます。
ランドリールームは、「洗濯」「乾燥」「たたむ」までの作業が1カ所で完結できるのがメリット。
スペースに余裕がある場合には、さらに畳んだ衣類をしまうところまで同じ家事動線で行えるファミリークローゼットを併設するのもおすすめ。毎日の暮らしをより効率よくすることができるでしょう。

▼「ランドリールーム」についてはこちらで詳しく解説しています：
注文住宅でランドリールームが欲しい！間取り例と費用相場を解説

▼「ファミリークローゼット」についてはこちらで詳しく解説しています：
「ファミリークローゼット」とは？ 後悔する？ 間取り10選 やメリット＆デメリットも

▼「共働き世帯」向けの間取り例をこちらで詳しく解説しています：
共働きにおすすめの間取り5選！子育て・テレワーク・家事動線に配慮するコツも解説

駐車場はほぼ必須
鉄道の利便性が高い各務原市ですが、移動手段としておもに自家用車を利用する人も多く、1世帯あたりの自動車保有台数は全国上位にランクインしています。

【参考】一般財団法人 自動車検査登録情報協会「保有台数の上位200都市」

そのような交通事情を考えると、家づくりの際に駐車場を設けるのはほぼ必須であり、家族構成にもよりますが、複数台に対応する広さを用意しておくのが安心でしょう。

▼「注文住宅の駐車場」についてはこちらで詳しく解説しています：
注文住宅に駐車場は必要？サイズは？知っておきたいポイント・失敗例

駐車場サイズの標準は？自宅に合う駐車場のサイズ・タイプ・床面の決め方

「庭のある家」が人気
花粉症対策や乾燥機の普及などにより洗濯物を外で干さない家庭も増え、庭を設ける需要が減っている昨今ですが、名古屋市や岐阜市などの都市部と比べて比較的広い土地が手に入れやすい各務原市は、庭のある家づくりに向いている地域だといえます。
芝生や花壇、シンボルツリー、ウッドデッキなどのほか、小さな子供向けのプールやバーベキューなど、アイデア次第で無限に使い道が広がる自宅の庭。
注文住宅で家を建てるのであれば、庭を設けて家族の毎日に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

▼「注文住宅の庭づくり」についてはこちらで詳しく解説しています：
注文住宅の庭づくり！おすすめアイデアと種類ごとの特徴・費用相場