埼玉県さいたま市桜区 | 注文住宅特集

さいたま市南西部に位置する桜区は、区の東部や南部を中心に市街地が広がっています。さいたま市10区中の人口ランキングで8位と比較的人口密度が低く、のんびりと暮らしたい方におすすめの地域です。区の西部を荒川が流れており、川沿いには広大な公園や田畑があるなど、豊かな自然を感じられるでしょう。区内には「国立埼玉大学」があり、学生の多い地域でもあります。国道17号新大宮バイパスや国道463号（埼大通り）沿いを中心に飲食店や大型商業施設が充実し、住みやすさの点でも問題はありません。ここでは、さいたま市桜区に住宅を建てる際に気になる住環境や教育環境、商業施設などのエリア情報について紹介します。

埼玉県さいたま市桜区の商業施設

さいたま市桜区には、大型のスーパーマーケットやディスカウントショップが充実しています。駅から離れた郊外型店舗の多くには広い駐車場が完備され、車でお出かけをしたい方も安心です。
区内の主要駅であるJR武蔵野線「西浦和」駅から徒歩5分の場所にある「ダイエー西浦和店」では、1階に食料品や日用消耗品、2階に100円ショップが入っています。22時まで営業しているので、仕事帰りの買い物に重宝するでしょう。
また、国道17号新大宮バイパスと国道463号（埼大通り）が交差する場所には、大型ディスカウントショップ「ロヂャース」があり、食料品や日用品を毎日お得な価格で販売しています。ディスカウント商品を求めて遠方から足を運ぶ方々も多く、そうしたお店が近隣にあるのはうれしいポイントでしょう。
そのほか、国道463号沿いには大型電気店「ケーズデンキ」や「ヤマダ電機」もあります。日常に必要なものは、この辺りでほぼすべて揃えられるはずです。

埼玉県さいたま市桜区の教育環境（学区）

さいたま市桜区には公立小学校が8校、公立中学校が4校あります。保育園・幼稚園は、公立私立あわせて28園と充実しています。学区内で人気の高い小学校は、桜区栄和の「栄和小学校」や、桜区大久保領家の「大久保東小学校」、桜区田島の「田島小学校」です。
栄和小学校は国道17号新大宮バイパス近くの住宅街にあります。1学級あたりの生徒数平均は34.1人です。豊かな心と心身ともにたくましい子どもの育成を重点目標においています。
大久保東小学校は、国道463号（埼大通り）近くの大型電気店ヤマダ電機の辺りにあります。1学級あたりの生徒数は平均26.1人と少人数です。夢や希望を持ち、新しい時代を切り拓く心豊かに生きる子どもの育成を教育目標に掲げています。
田島小学校はJR武蔵野線西浦和駅から徒歩15分の場所にあります。1学級あたりの生徒数平均は31.3人です。心豊かでがんばる子を教育目標としています。
さいたま市は、0歳～14歳の転入超過数で全国1位を誇る、子育て世代に選ばれている地域です。また、英検3級相当の英語力を持つ中学3年生の割合も全国トップであり、教育に力を入れている市でもあります。

埼玉県さいたま市桜区の治安

埼玉県警が公表している2020年（令和2年）度の県内犯罪認知件数を調べてみると、近隣の春日部市や草加市、越谷市が人口1,000人あたりにつき犯罪認知件数7件以上8件未満なのに対し、さいたま市は大宮区を除き6.1件未満から7件未満と、全体的に低い傾向があります。
さらに、さいたま市桜区には大きな繁華街がないため、同市内の賑やかなエリアである大宮区周辺と比べて落ち着いているのが魅力です。
さいたま市桜区は、駅前や大通りについては人通り・車通りともに多く、コンビニや街灯もたくさん設置されています。仕事で帰りが遅くなっても比較的安心といえそうです。東京のベッドタウンとして知られ、県内の人口ランキングでは最上位であるさいたま市ですが、人口密度に対しての犯罪認知件数はさほど高くありません。その中でも桜区は、比較的治安のよい地域といえるでしょう。

埼玉県さいたま市桜区の地盤の強さ

関東平野のほぼ中央に位置するさいたま市の地形は、ほとんどが関東ローム層からなる「大宮台地」と呼ばれる台地面によって占められています。埼玉県内の中でも大宮台地に位置するさいたま市は、比較的地盤が強く安定していて、住宅を建てるにあたっては良好な地域です。
さいたま市桜区は大宮台地の西端にあり、区の西側には荒川や鴨川の氾濫によって形成された、氾濫低地が広がります。氾濫低地には、洪水のたびに運ばれてきた軟弱な粘土や泥が厚く堆積しており、地下水位が高いため、住宅を建てるにあたっては適切な基礎補強や地盤改良工事をする必要が出てきます。
さいたま市の地域防災マップを見てみると、マグニチュード8.1のさいたま市直下型地震が発生した場合、桜区は一部が震度6強の揺れ、区全体的には震度6弱の揺れとなる可能性が示唆されています。また液状化危険度マップでは、区の東側を中心に液状化指数が高くなっているため、住宅を建てる際には事前の対策が重要となります。
また、さいたま市桜区は、区の一部が大宮台地にかかり、そのほかの土地は低地となっています。住宅を建てる前にハザードマップを確認するとともに、業者に調査を依頼するなどして事前確認したうえで、しっかりとした対策を講じましょう。

埼玉県さいたま市桜区の医療施設

さいたま市桜区には、総合病院・クリニック・診療所など大小あわせて30軒以上の医療施設があります。桜区上大久保の「西部総合病院」は、一般内科から外科、小児科など18の診療科があり、検診センターでは人間ドックも受けられます。
JR武蔵野線西浦和駅から徒歩7分の「三愛病院」は、24時間対応の救急病院です。診療科も内科から外科、脳神経外科、口腔外科まで幅広く、休日や夜間の急な体調の変化にも対応してもらえます。
医療施設のほか、さいたま市桜区には有料老人ホーム・介護施設が19軒あります。さいたま市全体の老人ホーム利用料の相場は、入居一時金が12.4万円、月額利用料が17.5万円程度です。
桜区内で人気が高い介護施設は、JR埼京線南与野駅から徒歩11分の「プレザンメゾンさいたま南与野」や、JR京浜東北線北浦和駅西口よりバスで20分の「ミモザ浦和」、JR埼京線中浦和駅より徒歩4分の「リハビリホームまどか中浦和」などがあります。それぞれ違った特徴があるので、事前によく確認してから検討しましょう。