千葉県旭市 | 注文住宅特集

旭市は、千葉県の北東部に位置する市です。南部は九十九里浜に面し、北部には下総台地が広がります。年間の平均気温が15℃と温暖で、夏は涼しく冬は暖かい、過ごしやすい気候の街です。旭市は、温暖な気候を生かして全国有数の農畜産物の生産地となっており、道の駅などには豊富な地産食材がそろっています。漁業も盛んで、飯岡漁港は千葉県内2位の漁獲高を誇ります。また、九十九里浜には4つの海水浴場があり、夏にはマリンスポーツや七夕まつり、花火大会などでにぎわいます。さらに、冬も波乗りを楽しむサーファーが集う人気エリアです。ここでは、マイホームを建て、日常生活を送る上での、旭市の魅力と特徴をまとめました。

千葉県旭市の商業施設

「旭」駅の北側には、徒歩約7分の位置に「ショッピングセンターサンモール」があります。その中にはイオン系列の食品・衣料品売り場があるほか、服飾品や生活雑貨、本、映画館など、多くの専門店が店を構えています。ショッピングセンターサンモールが面する国道126号沿いには、「ケーズデンキ旭店」や「ニトリ旭店」「ユニクロ千葉旭店」、そのほかにも大型チェーン店が多く立ち並んでいます。休日のショッピングは、そのエリア一帯だけで済ませられるでしょう。
駅の南側には、「フレッシュイイダ」や「フードプラザハヤシ旭店」をはじめ、食料品や日用品をそろえられるスーパーマーケットが複数あります。
また、旭駅から車で約6分の位置にある「道の駅季楽里あさひ」では、地元で生産されている旬の農畜水産物が数多く並んでいます。

千葉県旭市の教育環境（学区）

小学校の数は、旭地域が7校、海上地域が3校、飯岡地域が2校、干潟地域が3校の計15校です。このうち、旭市内の公立小学校に通う児童のおよそ5分の1が、旭市の中心部に位置する「中央小学校」に通っています（2020年（令和2年）度の児童・生徒数を各小学校のホームページより集計）。
「中央小学校」があるのは「旭」駅南側で、市立図書館や市役所などがある、市の中心部です。PTA活動や地域ボランティアが盛んで、教育に熱心な家庭が多い小学校として知られています。また、旭市内には15の児童クラブがあり、それぞれの学区の小学校内、専用室または市民センターに設置されています。児童クラブは、月額5,000円（土曜日も利用する場合は月額7,000円）で、月曜日から金曜日の下校時から午後6時までと、土曜日の午前8時30分から午後6時まで利用できます。

千葉県旭市の治安

旭市の人口1万人あたりの犯罪発生件数は61.5件で、千葉県59市区町村中10位の多さです。ただし、旭市の2011年（平成23年）から2020年（令和2年）の10年間の刑法犯認知件数は、2017年（平成29）と2018年（平成30年）の同値を除いて、減少の一途をたどっています。
千葉県では、地域住民が集まって自主的に防犯活動を行う防犯パトロール隊などの防犯ボランティアの活躍により、2000年（平成12年）から認知件数が減少傾向にあります。今後もより安全な街になっていく可能性が高いでしょう。
旭市を管轄する「旭警察署」は、旭駅から車で約4分（徒歩約15分）の位置にあります。さらに、飯岡と干潟駅前の2拠点に交番が、古城、嚶鳴、滝郷、鶴巻、中和、富浦、矢指、万才の8拠点に駐在所が設置されています。

千葉県旭市の地盤の強さ

千葉県は、大きく分けると、県北の「下総台地」と県南の「上総丘陵」から形成され、下総台地を低地が囲んでいます。下総台地を囲む低地のうち、旭市は東海岸沿い一帯の「九十九里低地」の北端に位置します。
下総台地を囲む低地では、発達した沖積層が分布しています。沖積層は若い地層で、固まっていない泥や砂、石などで形成されています。一般的に、基盤となるその下の古い地層に比べて軟弱な傾向です。沖積層の厚みが30ｍ程度以上の場合は地震の揺れが増幅されやすく、住宅の不同沈下や液状化なども起こりやすいため、しっかりとした地盤調査が求められます。
さらに、九十九里低地にあたる地域では、砂浜の後ろに、幅7〜11kmにおよぶ広い海岸低地が広がっています。海岸低地は「砂丘列」と「後背湿地」によって形成されています。
砂丘列は砂で形成されているため水はけがよく、住宅基盤として良好な場合が多いでしょう。ただし、地盤沈下の心配は少ないものの、液状化の可能性はあるため、地盤改良工事が必要になる土地もあります。
後背湿地は、粘性土や有機質土（腐植土）によって形成されているため、圧密沈下（盛土や建物などの荷重によって長い年月をかけて地盤が沈下していくこと）への適切な対策が必要です。また、水はけが悪く地盤が軟弱なため、大雨による浸水や地震による建物の倒壊のリスクを考慮した地盤改良工事や住宅設計が必要です。

千葉県旭市の医療施設

「旭」駅周辺には、内科、胃腸科、皮膚科、眼科などのクリニックが複数あり、医療機関は充実しています。信頼できる、かかりつけ医を探せるでしょう。小児科もあるため、小さな子どもの具合が悪くなったときも安心です。また、旭駅から車で約5分の位置にある「総合病院 国保旭中央病院」では、24時間365日対応の救急医療を提供しているため、突然の体調不良に襲われたときも診察してもらえます。
旭中央病院の隣には、附属施設の「老人ホーム東総園」があります。また、旭駅と飯岡駅の中間地点には高齢者総合ケアセンターもあり、施設でも在宅でも高齢者福祉サービスを受けられます。飯岡エリアや干潟エリアにも複数件の老人ホームが点在しています。介護が必要な高齢者とも暮らしやすい街でしょう。