【千葉県野田市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店26社　比較一覧

野田市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記の４つが挙げられます。

【坪単価】
「坪単価」は、建物の本体価格を延床面積（坪）で割った数値のことで、各メーカーの建物価格を比較する際の目安となります。
品質や性能による差異のほか、メーカーによっては算出方法が違っていたり、家の広さや形状によっても変動したりするため、あくまでも参考程度にとどめて、大まかな絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造や鉄骨造など、家の構造によって価格や間取り、外観などが大きく変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなるでしょう。
また、メーカーによっては木造のみ、鉄骨造のみなど構造条件が限定される場合があるので、対応できない場合は候補から外すことになります。

【対応エリア】
野田市で家を建てる場合、どこでも好きなメーカーを選べるわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」かどうかは、ハウスメーカー選択において最低限の足切り指標になります。

【特徴】
「デザインへのこだわり」「ZEH対応」「全館空調」など、自分のこだわりを明確にしておくことも、相性のいいメーカーを探しやすくする重要なポイントです。

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調査によると、注文住宅を建てた人の半数以上が施工の依頼先を「住宅展示場」でみつけています。ただし、モデルルームを見ただけではわからなかったり、見落としたりする部分もあったりするので、事前にしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.耐震性能や断熱性能など、希望する住宅性能が実現できるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後にかかるランニングコスト、アフターサービスや保証内容を確認する
4.営業担当者の人柄やスキルを確認する

【参考】国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

こちらで詳しく解説しています：
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

野田市のハウスメーカー事情

野田市は千葉県の北西部関東平野のほぼ中央に位置しており、西側で埼玉県に、東側で茨城県に接しています。
西に江戸川、東に利根川、南に利根運河と、三方を河川に囲まれた水と緑に恵まれた地域であり、北部は関宿城とその城下町、南部は醤油醸造業を中心に、歴史と文化が育まれてきました。
【参考】野田市観光協会「野田市について」

【参考】ちばらしい暮らし「野田市」

市域のほぼ全域に台地が分布しているものの、河川流域には氾濫低地が発達。砂の堆積した自然堤防も形成されるなど、複雑な地形面が構成されており、場所によっては大雨による洪水被害や大地震の際に液状化が心配されるところもみられます。そのため、土地を入手する際は事前に液状化危険度予測マップやハザードマップなどを確認しておくのが肝心です。

【参考】野田市ホームページ「洪水ハザードマップ」

【参考】野田市ホームページ「地震ハザードマップ」

そんな野田市では、それぞれの土地の条件や希望に合わせて、比較的自由な住まいづくりが可能。「耐震性能を重視する」「デザインにこだわる」など、望んでいる生活スタイルを得意とするハウスメーカーをいかに探し出せるかが理想の暮らしを実現するポイントとなります。

ここからは野田市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【一条工務店】
地震や洪水など、自然災害に強い家づくりに向けた取り組みが徹底された、国内屈指のハウスメーカーです。
気密性・断熱性も業界トップクラスであり、デザイン面よりも住宅性能にこだわった家づくりを求める顧客から高い信頼と支持を集めています。
坪単価をみると比較的高めですが、標準でも高機能な家にできるため追加費用が少なく、建築総額を抑えられる傾向がみられます。
▼一条工務店についてはこちらで詳しく解説しています：
【2024年版】一条工務店の坪単価と良い評判・悪い評判|口コミや事例を紹介

【セキスイハイム】
ユニットごとに工場生産する方法に特化して住宅を提供しているハウスメーカーです。
建築の大部分を工場で行うことで高品質な住宅を安定供給。耐震性や耐久性、機密・断熱性が特に優れた機能的な家づくりで定評があり、初期保証は外壁のタイルの剥離なども含めて30年という長さです。
また、大規模な自然災害時やその後にも不安なく暮らせるレジリエンス性を備えた家づくりでも先進性がみられます。

▼セキスイハイムについてはこちらで詳しく解説しています：
【2024年最新版】セキスイハイムの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【エーセンス建築設計】
三方を海に囲まれた千葉という多湿なエリアで長く暮らすことを考慮し、自然由来の素材を使って快適な室内環境を創造。夏は涼しく冬は温かい、光と風が楽しめる、地域に根ざした家づくりで定評のある千葉県の企業です。
「普遍性」をキーワードに、伝統的な和のテイストと、現代的なモダンなテイストを組み合わせたデザインを提案。長期にわたって暮らす場として、飽きの来ない住宅づくりを得意としています。

野田市の注文住宅の最新トレンド

市内を通る鉄道は埼玉県の大宮駅と千葉県の船橋駅を結ぶ東武アーバンパークライン（東武野田線）のみであり、東京都心から30㎞圏に位置しながら、東京都心へ直通する鉄道がない野田市は、主要な道路である国道16号も含めて、東京を外郭的に移動する交通手段がメインとなっている地域です。

【参考】野田市観光協会「野田市について」

そんな野田市の家の最新トレンドはおもに以下の3つです。

駐車場はほぼ必須
鉄道路線から離れた地域も多くあり、国道16号をメインとするロードサイド型の商業施設で買い物などをするケースが多くみられる野田市では、通勤なども含めて自動車で移動するのが主流となっています。

【参考】JSCE 公益社団法人 土木学会「首都圏郊外部における通勤時間分布の推移 −野田市・流山市」

そのような実情を踏まえると、野田市では家づくりの際に駐車場を設けるのはほぼ必須であり、なかには複数台に対応する広さを用意しておかなければならないケースもあるでしょう。

▼「注文住宅の駐車場」についてはこちらで詳しく解説しています：
注文住宅に駐車場は必要？サイズは？知っておきたいポイント・失敗例

駐車場サイズの標準は？自宅に合う駐車場のサイズ・タイプ・床面の決め方

「ペットとともに暮らせる家」が人気
市域の三方を囲む河川に沿って作られた堤防は、1周すると約60kmもあり、サイクリングやジョギングなどのほか、ペットの散歩コースとして利用する姿もみられます。
また、市内には自然と触れ合える数々の施設を備えた清水公園をはじめ、ペットと一緒に出かけるのに適した場所が身近にあり、犬などを飼うにも理想的な環境だといえるでしょう。

【参考】野田市ホームページ「野田市の位置と地勢」

【参考】「清水公園 公式ホームページ」

せっかく注文住宅で家を建てるのであれば、家族の一員であるペットにも快適な住まいにしたいもの。床や庭などへちょっとした気遣いをしてみてはいかがでしょうか。

▼「ペットの犬と暮らす家」についてはこちらで詳しく解説しています：
注文住宅でペットの犬と楽しく暮らしたい！間取り例と費用相場を解説

「ワークスペース」が人気
河川沿いの豊かな自然とともに、昔ながらの黒塀や大正から昭和初期の建物が残り、歴史の面影が感じられる趣深い町並みもみられる野田市。
都心から約30kmという程よい距離感に立地していながら比較的土地が手に入れやすいこともあり、テレワークの導入で毎日通勤する必要がない人たちからも注目度の高い地域となっています。

テレワークを中心に働く人が注文住宅の家を建てる際、多く耳にする要望が「間取りの一部にワークスペースを設けたい」というもの。
仕事に集中できたり、いる場所によって仕事とプライベートのスイッチを切り替えたりできるワークスペースは、自宅で働く時間が長い人にとって、もはや必須の空間といえるかもしれません。

▼「ワークスペース」についてはこちらで詳しく解説しています：
テレワークに適した間取り事例3選！書斎・ワークスペースを作るポイントと注意点は？