千葉県勝浦市 | 注文住宅特集

勝浦市は千葉県の南東部に位置しており、太平洋に面した自然あふれる街です。伊勢エビやアワビなど多くの海の幸に恵まれ、勝浦漁港は水産物の水揚げ量県下2位を誇ります。その中でもカツオは全国有数の漁獲高を誇り、春には「勝浦港カツオまつり」が開催されます。また、「かつうらビッグひな祭り」「かつうら若潮まつり」「勝浦の秋祭り」などのイベントも人気です。大勢の観光客や家族連れでにぎわいます。日本三大朝市のひとつである「勝浦朝市」では、定休日の毎週水曜日と元旦以外毎日、海・山の旬の食材を手にすることができるでしょう。日本の渚百選に選ばれた鵜原・守谷海岸をはじめとする市内の海岸は、夏の海水浴客だけではなく、釣り客やサーファーで季節を問わずにぎわっています。

千葉県勝浦市の商業施設

「勝浦」駅南口から徒歩約2分の位置にはドラッグストア「ココカラファイン勝浦墨名店」があり、電車を利用した帰りにちょっとしたお買い物をするときに便利です。また、勝浦駅の南側にある国道128号線沿いには、スーパーマーケットの「ベイシア勝浦店」や「フードプラザハヤシ」、ドラッグストアの「ヤックスドラッグ勝浦店」もあるため、食料品や日用品、医薬品をまとめてそろえられます。
「上総興津」駅の南側には、「わくわく広場 ファミリーセンタータカヨシ興津店」という産直広場があります。ここでは、おいしい鮮魚やお刺身が一年中販売されており、毎日とれたての野菜も販売されています。そのほかにも、地元の名産品が数多くそろえられており、アイスクリームやお酒も人気があります。昔ながらの市場の通りも、広い売り場もあり、歩くだけでも楽しめそうな内装です。

千葉県勝浦市の教育環境（学区）

勝浦市には公立の小学校が5校あります。住所地により通う学校が指定されており、基本的には自由に学校を選ぶことはできません。勝浦エリアには「勝浦小学校」と「豊浜小学校」の2校があり、「上野小学校」「興津小学校」「総野小学校」が点在しています。上野小学校は4校が統合されて現在の学区になっており、旧名木・荒川・清海小学校エリアの児童はスクールバスで通っています。
それぞれの小学校、またはその近辺には「放課後ルーム」が設置されており、保護者が仕事などで忙しい平日の放課後や土曜日、学校休業日に、子どもを預けられます。1カ月6000円で、月～金曜日は授業終了後から、土曜日や学校休業日は朝7時30分から、いずれも18時30分まで利用できます。
海と緑の自然がすぐ近くにある勝浦市の小学校では、子どもたちがのびのびと、豊かな心を育めるよう、教育が行われています。

千葉県勝浦市の治安

千葉県警によると、2020年（令和2年）、勝浦市の人口1万人当たりの犯罪発生件数は50.4件でした。これは千葉県59市区町村中22位の数字です。千葉県内での比較では、勝浦市は治安がよく安心して住める街だといえます。勝浦市で最も多い刑法犯罪はオートバイ盗で、その次に多いのが自転車盗です。勝浦市は人口に対してオートバイ保有台数が極めて多く、勝浦駅前交番では、特にオートバイの交通マナーの向上や盗難防止に力を入れています。勝浦市の2020年（令和2年）の刑法犯罪認知件数は85件で、2011年（平成23年）の264件と比較すると6割強減少しています。
勝浦市のほかに夷隅郡大多喜町も管轄する「勝浦警察署」は、勝浦駅から車でおよそ6分（徒歩およそ20分）の位置です。勝浦市内には、勝浦駅前の1拠点に交番があり、興津、植野、松野、守谷の4拠点に駐在所があります。

千葉県勝浦市の地盤の強さ

千葉県は、大きく分けると、県北の「下総台地」と県南の「上総丘陵」から形成され、下総台地を低地が囲んでいます。県南に広がる上総丘陵の南に安房丘陵が存在し、この2つの丘陵によって起伏のある山岳地が形成されているのです。勝浦市は千葉県の南東部、海岸沿いにあり、上総丘陵に含まれます。
丘陵地は、さまざまな岩盤類によって基盤が形成されており、その上を黒ボク土や森林性有機質土、岩盤風化土砂などが覆っています。自然地盤は地震に強いのですが、起伏があるので建物を建てるために切土や盛土などの造成が行われている可能性があります。切土による宅地の地盤は強いことが多いのですが、盛土も行われている人工的な地盤は比較的不安定なケースもあるため、地盤改良（補強）工事が必要となることがあります。地震の際の液状化については、あまり心配はありません。「鵜原」駅周辺や上総興津駅周辺、「行川アイランド」駅周辺はこの地盤です。
一方、海岸沿いでは「砂州」や「砂礫州」と呼ばれる地盤から成る地点もあります。砂州や砂礫州とは、波や潮の流れなどによって運ばれた砂や砂礫が、密に堆積して形成された地層です。地盤は比較的良好で地盤沈下の可能性も低いのですが、液状化への注意が必要とされています。勝浦駅周辺はこの地盤です。

千葉県勝浦市の医療施設

勝浦駅の周辺には、内科、歯科、皮膚科、消化器内科、眼科などのクリニックがあります。また、駅から徒歩10分ほどの場所には、総合病院である「塩田病院」もあります。塩田病院は24時間患者を受け入れているため、急に体調が悪くなっても安心です。20以上の診療科を備えるこの病院は、地域の中核病院、そして千葉県の救急指定病院として、勝浦市・夷隅郡に密着した医療を行っています。
上総興津駅の周辺には、内科、外科、小児科のクリニックがあります。日常的な体調不良程度なら、勝浦駅周辺まで出かける必要はありません。
勝浦市は、勝浦駅、上総興津駅周辺を中心に、老人ホームやデイサービスなどの介護施設が充実しています。低額な料金で入所できる軽費老人ホームもあるので、高齢のご家族をお持ちの方でも安心して暮らせるでしょう。