千葉県八街市 | 注文住宅特集

八街市は千葉県のほぼ真ん中に位置する人口約6万9,000人の市です。成田空港からのアクセスがよく、JR総武本線など都心に乗り入れる路線も通っているため、ベッドタウンとして発展してきました。市内間の移動は路線バスが発達しているため、交通アクセスに困ることは少ないでしょう。八街駅周辺には飲食店や商業施設が集まり、閑静な家族向け住宅街が広がります。郊外は自然豊かな地域で、畑作地帯は県の特産品のスイカや落花生などが栽培され、特に落花生の生産量は日本一です。「けやきの森公園」やブルーベリー園などの観光農園もあり、家族向けレジャー施設が充実しています。ここでは八街市エリアの商業施設や教育環境、治安、医療施設など暮らしやすさの情報について見ていきましょう。

千葉県八街市の商業施設

八街市のメインステーション「八街」駅と建て替えできれいになった「榎戸」駅ともに、徒歩圏内にスーパーやコンビニ、ドラッグストア、アパレルショップがあり、飲食店も集まっています。

「八街」駅の南口から東側に向かって徒歩約12分の場所にあるのは「ファッションセンターしまむら 八街店」です。県道76号近くで広い駐車場があるので、車で気軽にショッピングに出かけられます。キッズやベビー用品からレディース、メンズまで幅広いアパレルアイテムがリーズナブルな価格で揃うので、家族用にまとめ買いができてお得です。

「榎戸」駅の西口から徒歩約5分の場所には「Seria 八街榎戸店」があります。同じく県道76号沿いにあり、車でのアクセスも便利です。ドラッグストアやスーパーなどの複合施設の一角にあり、広い駐車場が使えます。100円ショップですが、おしゃれな手芸用品やラッピング用品、事務用品の他、食料品も充実しているバラエティショップです。

基本的には車移動をする方が多いエリアのため、主要なお店は幹線道路沿いに集まる傾向があります。大型スーパーやカインズなどのホームセンターもあり、買い物先には困りません。

千葉県八街市の教育環境（学区）

八街市内の小学校は分校を含めて全部で9校あります。八街東小学校（八街ほ）、実住小学校（八街ほ）、朝陽小学校（八街は）、八街北小学校（泉台）、交進小学校（八街ろ）、川上小学校（大谷流）、笹引小学校（八街へ）、二州小学校（山田台）、二州小学校沖分校（沖）です。1学級当たりの平均児童数は分校で5人、児童数が多い八街東小学校でも23人程度とゆとりがあります。

「八街」駅の北口から徒歩圏内の八街東小学校は国道409号線から1本入った通りにあり、八街市役所の向かいにあります。「夢を持ち、未来に向かってたくましく生きる力を持った児童の育成」を学校教育目標に掲げており、知・徳・体のバランスが取れた子どもたちを育てる教育を実践しています。
八街駅南口にほど近い実住小学校は、市立八街中央中学校の傍にあります。街中ですが、けやきの森公園が近くにあるため、自然環境にも恵まれています。学校の公式ホームページでは、授業や活動の様子を動画で発信している点にも注目です。

千葉県八街市の治安

八街市の人口1,000人当たりの刑法犯罪件数は6,69件です。千葉県内では千葉市がもっとも犯罪件数が多く、人口規模の違いはありますが、八街市はその16分の1程度です。千葉県全体でも年々犯罪件数は減少しており、八街市はベッドタウンとして人口が増加している中、犯罪件数は10年前の半分以下に減っています。ただ、夜になると繁華街も人通りが減り、街灯も少なくなるため、夜道が暗くなることを覚えておきましょう。帰宅が夜遅くになる際は、家族に送迎を依頼するのが安心です。

また八街市は犯罪の発生を抑制するため、八街駅周辺7ヶ所と榎戸前1ヶ所に街頭防犯カメラを設置しました。市のプライバシー条例に基づいて撮影した画像は最大14日間ごとに上書きされる仕組みです。画像が永久的に保存されるわけではありません。犯罪が発生したときのみ画像確認のために使用されます。

千葉県八街市の地盤の強さ

千葉県は全国でも珍しい山地のない県で、八街市が位置する千葉県北部は北総台地（下総台地）と呼ばれ、標高20～50mのほぼ平坦な台地です。約10～50万年前に浅海域で堆積した下総層群と呼ばれる地層の上に、関東ローム層が被さり、地盤が形成されました。北総台地は武蔵野台の2倍以上あり、台地の西側は東側に比べて標高が低くなっているのが特徴です。

台地の周縁を流れる鹿島川やその支流、利根川に注ぐ小さな川が台地にいくつもの複雑な谷を作り、低地を形成します。
関東ローム層の台地は表層が約5cm以上の火山灰質粘性土からなり、液状化しづらいとされます。ローム台地の地盤は揺れにくく、地震にも比較的強いのが特徴です。そのため、高度経済成長期には平坦な台地に大規模住宅地が造成され、畑地や宅地が混在する広大な風景を作りだしました。

ただし、地盤が固く締まったところは地震の揺れが少ないですが、低地などの軟弱地盤は揺れが大きくなる傾向があります。軟らかい地盤に住宅建築を予定する場合は、地盤調査や基礎工事を十分に行うことが必要です。八街市では地震ハザードマップを作成し、今後30年以内に発生する確率の高い地震について、想定される震度がわかるようにしています。八街市内では八街駅周辺が特に揺れにくいエリアです。

千葉県八街市の医療施設

「八街」駅周辺には徒歩圏内に歯科医院が9件と多く、他に外科医院が5件、内科、小児科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科と幅広い診療科のクリニックがあります。接骨院も7件と多く、動物病院も3件あり、医療施設は充実。また、老人ホームとグループホームも2件ずつ揃っています。

「榎戸」駅周辺も徒歩圏内に歯科医院が5件あり、他に眼科と産婦人科を兼ねた医院、内科医院があり、動物病院も近いです。老人ホームとグループホームも1件ずつあり、駅から近いので家族のお見舞いに便利です。

なお、総合病院は「新八街総合病院」が八街駅より徒歩20分の場所にあります。徒歩では遠いですが、駅から千葉交通バスや、八街市ふれあい巡回バスが出ているため、アクセスに困ることはなさそうです。13の診療部門があり、急性期医療はもちろん回復期のリハビリテーションにも対応しています。地域医療の中核を担う病院です。