千葉県印西市 | 注文住宅特集

千葉県の北西部にある印西市は、千葉ニュータウンとともに発展を続けてきた街です。東京と成田空港を結ぶ交通の要所に位置し、2010年（平成22年）に成田スカイアクセス線が開通したことから、東京方面はもちろん、成田空港へのアクセスもより便利になりました。大型商業施設が多数ある一方で、自然ゆたかな環境であることも大きな魅力のひとつです。樹齢300年以上の「吉高の大桜」をはじめ、約3,600本ものアジサイが咲く「あじさい通り」、国指定の重要文化財「銅像不動明王立像」が安置された「結縁寺」の彼岸花、無形民族文化財に指定された「浦部の神楽」など、見どころもたくさん存在します。ここでは、そんな印西市の住みやすさについてまとめました。

千葉県印西市の商業施設

北総鉄道「千葉ニュータウン中央駅」は、その名称の通り、3市に広がる千葉ニュータウンの中心部にある大規模な駅です。近くには「イオンモール千葉ニュータウン」があるため、日々の生活必需品は一通りここでそろえられるでしょう。専門店や飲食店、映画館があり、休日を過ごすのにもぴったりの環境が整っています。全館内で無料のWi-Fiに接続できるのも便利です。千葉ニュータウン中央駅から車で10分ほどの場所には、「コストコ」もあります。
また、千葉ニュータウン中央駅の西隣の駅である「印西牧の原駅」すぐの場所にも、「牧の原モア」という商業施設があります。専門店はもちろん、郵便局や保育園、塾、学童保育、ジムまで入っているのも特徴のひとつ。同じく印西牧の原駅が最寄り駅の「ビッグホップガーデンモール印西」は、キッズランドや屋内動物園、観覧車、恐竜が迎えてくれるアドベンチャーパークなど、子どもが1日中楽しめる施設が満載のショッピングモールです。
ほかにも、千葉県を中心に展開している「ナリタヤ」をはじめ、スーパーマーケットやホームセンターなども豊富にあるため、欲しいものがあればすぐに買いに行けます。充実したショッピング環境が自慢です。

千葉県印西市の教育環境（学区）

印西市で人気の小学校は、滝野の街の中心に位置する「滝野小学校」です。きれいな文字を書くため1年生のときに鉛筆の持ち方をしっかり指導するなど、生徒を尊重しながらも、熱心な教育を行っていることで知られています。教室はオープンスペースで、小学校と中学校が一体化しているため、中学生と良い関係を築きやすいのも魅力でしょう。
続いて人気を集めているのが、大森にある1874年（明治7年）設立の「大森小学校」です。タブレットや書画カメラ、電子黒板などのICT機器を活用した教育を行っています。外国語の授業力、キャリア教育、体験学習・自然教室・校外学習などにも積極的です。さらに、子どもに「幼児言葉が抜けない」「サ行をうまく発音できない」などの様子が見られた場合、1対1で話し方の指導を行う「ことばの教室」も実践しています。

千葉県印西市の治安

印西市は緑が多く心にゆとりを持って過ごせる環境であることも関係して、治安が良いことで知られています。千葉県警が発表する「犯罪の発生状況（刑法犯認知件数）」によると、2020年（令和2年）度に認知された犯罪件数は567件でした。県庁所在地の千葉市で最も犯罪件数が少ない緑区の犯罪認知件数は461件です。そちらに比べると少し多いですが、最も認知件数の多い中央区の1965件と比べると、治安の良さは歴然でしょう。
印西市では、誰もが安心して暮らせるように「千葉ニュータウン中央駅」「印旛日本医大駅」「小林駅」を中心に、地域住民のボランティアで結成された防犯パトロール隊が警察と協力しながらパトロール活動を行うなど、市全体で防犯意識の向上に努めています。住宅街、公園、学校などの周辺を複数人で見回りするため、子どもがいる家庭も安心して過ごせるでしょう。

千葉県印西市の地盤の強さ

印西市は、南東部の印旛沼や北西部の手賀沼、北部の利根川周辺の肥沃な低地と、「谷津」と呼ばれる谷に切り込まれた下総台地によって構成されています。下総台地は富士山の火山灰による関東ローム層が厚く堆積しています。
印西市直下の地震が起こった場合、揺れやすいのは市をぐるりと取り囲む沼や河川の周辺エリアです。反対に揺れにくいのは、市の東西を横切る北総鉄道の沿線エリアでしょう。おおむね、市の中心に行くほど揺れにくい地形となっています。

液状化のリスクに関しても同様で、液状化のリスクが高いのは沼や河川の周辺です。特に東北部は広範にわたって液状化のリスクが高いので注意が必要です。北部は、JR成田線が液状化しやすいか、しにくいかの境目の目安となっています。中央部は北総鉄道に向かうにつれて液状化のリスクは少なくなりますが、比較的大きな河川の近くでは注意をしておくに越したことはありません。
ただし、あくまでハザードマップなどは目安のひとつに過ぎず、それぞれの場所によって地盤の固さなどは異なります。調査の結果、必要であれば基礎補強対策を行えばより安心です。
印西市では、台風や大雨によって農地に浸水するのを防ぐために、手賀沼周辺の農業用揚水・排水機場などを改修する準備も進めています。

千葉県印西市の医療施設

北総鉄道「千葉ニュータウン中央駅」の1.5km圏内には、歯科、内科・消化器科・循環器科、皮膚科、産婦人科、胃腸科、外科、整形外科、脳神経外科・リハビリテーション科、眼科、小児科など、さまざまな診療科のクリニックがあります。車で8分ほどの九頭竜神社の近くには、心療内科のクリニックもあります。
お隣の駅である「印西牧の原駅」の周辺には、総合病院も2件あります。動物病院もあるため、ペットと暮らしている人も安心です。さらに「印旛日本医大駅」すぐの場所には、印西市の基幹病院である「日本医科大学 千葉北総病院」があり、専門的な治療も受けることができます。
また、利根川の近くを走るJR常磐・成田線「木下駅」「小林駅」の周辺にも、歯科、内科・胃腸科、整形外科、産婦人科などのクリニックがあります。
老人ホームも主に「印西牧の原駅」や「木下駅」「小林駅」を最寄り駅として複数あり、それぞれが入居者に寄り添ったサービスを提供しています。