【神奈川県川崎市麻生区編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店28社　比較一覧

川崎市麻生区のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記の４つが挙げられます。

【坪単価】
「坪単価」は、建物の本体価格を延床面積（坪）で割った数値のことで、各メーカーの建物価格を比較する際の目安となります。
品質や性能による差異のほか、メーカーによっては算出方法が違っていたり、家の広さや形状によっても変動したりするため、あくまでも参考程度にとどめて、大まかな絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造や鉄骨造など、家の構造によって価格や間取り、外観などが大きく変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなるでしょう。
また、メーカーによっては木造のみ、鉄骨造のみなど構造条件が限定される場合があるので、対応できない場合は候補から外すことになります。

【対応エリア】
川崎市麻生区で家を建てる場合、どこでも好きなメーカーを選べるわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」かどうかは、ハウスメーカー選択において最低限の足切り指標になります。

【特徴】
「デザインへのこだわり」「ZEH対応」「全館空調」など、自分のこだわりを明確にしておくことも、相性のいいメーカーを探しやすくする重要なポイントです。

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調査によると、注文住宅を建てた人の半数以上が施工の依頼先を「住宅展示場」でみつけています。ただし、モデルルームを見ただけではわからなかったり、見落としたりする部分もあったりするので、事前にしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.耐震性能や断熱性能など、希望する住宅性能が実現できるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後にかかるランニングコスト、アフターサービスや保証内容を確認する
4.営業担当者の人柄やスキルを確認する

【参考】国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

こちらで詳しく解説しています：
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

川崎市麻生区のハウスメーカー事情

川崎市麻生区は東西に長く市域が広がる川崎市の最西部に位置しています。
多摩丘陵の一部を占める区域は、谷戸川が丘陵の奥深くまで幾筋も入り込んだ高台と低地、丘陵と谷戸といったように地形的変化が激しく、区全体が尾根線によって囲まれており、地形的にも景観的にも他の地域から独立したエリアを形成しています。
農地や山林などが区の面積の約4分の1を占めるなど、区域は自然環境に恵まれており、市街地は駅周辺に戸建住宅が中心となって形成されています。区全体の土地利用をみると住宅系土地利用の割合が最も高く、工業系土地利用の割合が全市平均と比べて低いのが特徴です。

【参考】川崎市麻生区「区のプロフィール」

【参考】川崎市麻生区「地形」

そんな麻生区では、土地の個性を上手に生かしながら「耐震性能を重視する」「デザインにこだわる」など、望んでいる生活スタイルが実現できるハウスメーカーをいかに探し出せるかが理想的な暮らしを手に入れるポイントとなります。

ここからは川崎市麻生区で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【ヘーベルハウス】
ヘーベルハウスは、大手ハウスメーカー「旭化成ホームズ」のブランドです。
ブランド名の由来にもなっているALCコンクリート（ヘーベル版）を採用した軽量鉄骨造と重量鉄骨造の家づくりが特色。
耐震性、耐火性に特に優れた性質を備えており、火災発生時には延焼を遅らせるというメリットが期待できます。

▼ヘーベルハウスについてはこちらで詳しく解説しています：
【2024年最新版】ヘーベルハウスの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【タマホーム】
タマホームは、全国展開するローコストクラスのハウスメーカーです。
上質な素材を使った「木造軸組在来工法」を得意としており、主力商品である「大安心の家」は長期優良住宅に標準仕様で対応。
壁に構造用耐力面材を用いることによって耐震等級3を実現するとともに、地域に対応した断熱材を使用することで断熱等性能等級【等級5】をクリア。長く安心して暮らせる家となっています。

▼タマホームについてはこちらで詳しく解説しています：
タマホームはやばい？営業の口コミや会社の特徴、メリットを解説

【ダイワハウス】
ダイワハウスは、注文住宅や分譲住宅だけでなくマンションや流通店舗などの建設、不動産事業なども手掛ける住宅・建設・不動産業界で最大手の企業です。
戸建住宅では鉄骨、木造両方の家づくりを提供。「建築の工業化」の先端を走り、1棟1棟、変わらない安心・安全、高品質な住まいを提供しています。

▼ダイワハウスについてはこちらで詳しく解説しています：
【2024年最新版】ダイワハウスの注文住宅｜坪単価・口コミ・評価を解説

川崎市麻生区の注文住宅の最新トレンド

区域には小田急小田原線と多摩線の2路線が通っており、多摩線が分岐する新百合ヶ丘駅が区の中心駅として稼働。駅北側には麻生区役所、市民館、図書館、消防署、川崎市アートセンターなどが建ち並び、駅南側には大型ショッピングセンター、シネマコンプレックスなどからなる商業地域が形成されています。
また、区内に芸術や文化関連の施設が多いことから、区では「しんゆり・芸術のまち」づくりを推進。芸術祭やコンサート、映画祭などが開催され、街に活気と彩りを与えています。
【参考】川崎市麻生区「区のプロフィール」


そんな川崎市麻生区の家の最新トレンドはおもに以下の3つです。

「擁壁工事」が必要な場合も
県内有数の高級住宅街である新百合ヶ丘駅周辺も含め、坂や傾斜地が多い川崎市麻生区では、土地の条件にもよりますが、家を建てる前に「擁壁工事」が必要となるケースがあります。
「擁壁工事」は土地の高低差によって土地の傾斜部分が崩れないようにするためのもので、一般的には「土地の高低差が2メートル以上あり、角度が30度以上の崖の上・下に家を建てる場合」に必要となりますが、これに当てはまらない場合でも求められることがあるので、高低差のある土地購入を検討する際には各自治体の指定を事前に確認しておくようにしてください。
▼「擁壁工事」についてはこちらで詳しく解説しています：
擁壁工事とは？注文住宅購入で必要なケース、費用、注意点を解説！

老後を見据えた「バリアフリー住宅」もおすすめ
緑が多い住環境と区民の健康意識の高さもあって、2023年5月に厚生労働省が公表した「令和2年市区町村別生命表」によると、麻生区は男女ともに平均寿命が全国で最も長くなりました。

【参考】川崎市麻生区「麻生区は男女ともに長寿日本一になりました！」

そんな麻生区に長く住み続けることを考えて注文住宅を建てるのであれば、将来的を見据えてバリアフリー仕様にしておくのも1つのプランだといえます。

▼「バリアフリー」仕様の間取り例をこちらで詳しく解説しています：
注文住宅でペットの犬と楽しく暮らしたい！間取り例と費用相場を解説

マンションと比較するケースも
戸建て住宅とマンションが混在する川崎市麻生区でマイホームを取得する場合、注文住宅だけでなく価格相場の近いマンションも含めて検討するケースもあるかと思います。
どちらにもメリット、デメリットが存在します。後悔のないよう、自身の生活スタイルや求める暮らしぶりに適している方を選ぶようにしてください。

▼「マンションと戸建てのメリット比較」についてはこちらで詳しく解説しています：
マンションと戸建てのどちらを選ぶ？メリットや資産価値を比較解説