神奈川県相模原市南区 | 注文住宅特集

相模原市南区は、東京都の町田市や神奈川県の座間市、大和市と隣接する市の東部に位置しています。区の人口は約28万人で、市に3つある行政区の中でもトップクラスの人口と面積を有しています。JR横浜線・相模線、小田急小田原線・江ノ島線など、都心へのアクセスも良好で、区内の主要駅である小田急線「相模大野」駅周辺には「相模大野ステーションスクエア」や数多くの店舗が並び、幅広い層の買い物客で連日にぎわいを見せています。このように、相模原市南区は市街地のイメージもありますが、広大な芝生や広場を持つ「県立相模原公園」や、区の南にある相模川などの自然を楽しめることも相模原市南区の魅力です。

神奈川県相模原市南区の商業施設

相模原市南区は、ショッピングセンターに恵まれています。小田急線「相模大野」駅周辺には、北口を出ると「ボーノ相模大野」があります。この施設は「サウスモール」「ショッピングセンター」「ノースモール」という3棟から成り立っており、ショップ以外にレストランやカフェ、医療関連施設などが入っています。食料品から衣料品、生活雑貨、レストラン街まで多くのショップが入っているショッピングセンターです。
同じく駅から4分ほどの徒歩圏内には「相模大野ステーションスクエア」があります。地上9F建てのスペースには、食料品やファッション、書籍、家電など数多くのショップがあり、買い物の選択肢が豊富です。
JR横浜線「古淵」駅周辺にもショッピング施設があります。「ニトリモール相模原」は、駅から徒歩12分とやや離れた場所にありますが、1Fに家電量販店大手の「ヤマダ電機」、2Fには家具の大手「ニトリ」やファッションブランドの「GU」、3Fには玩具大手の「トイザらス」が入っています。
「小田急相模原」駅の北口には、スーパーマーケット「Odakyu OX」のほか、飲食店、花屋、ドラッグストア、銀行などが入るコミュニティモール「ラクアル・オダサガ」があります。南口には「イトーヨーカドー相模原店」もあるので、日々の買い物に困ることはないでしょう。

神奈川県相模原市南区の教育環境（学区）

相模原市では、より質の高い教育を実現するために、小中一貫教育に注力しています。これ以外にも、子どもの学びを支える学校教育の整備を充実させており、少人数指導や少人数学級、特別支援学級などの取り組みを推進しています。
小田急線の「相模大野」駅と「小田急相模原」駅のちょうど中間、旭町にある鶴の台小学校は、「生きる力をもった 心豊かなたくましい子の育成」をモットーに掲げている小学校です。児童が自ら課題に気づき、自ら考えて、課題を解決できるよう、導くことを目的としています。また、のびのびとした元気な校風が息づいていて、保護者からの評判も良好です。
なお、相模原市南区では通学区域制が採用されていますが、「指定変更許可区域」に居住する場合にのみ、学校を選択できる制度を導入しています。

神奈川県相模原市南区の治安

神奈川県警察が発表している「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」によると、相模原市南区の犯罪数は市内で2番目です。
同じ資料から、県内主要市と比較してみると、相模原市での犯罪発生件数は、横浜市や川崎市との比較で、犯罪総数は横浜市の約4分の1、川崎市の約2分の1でした。凶悪犯や粗暴犯、知能犯といった犯罪種別ごとの数を比較しても、相模原市はこの両市で発生した件数をすべて下回っています。相模原市は、市全体で見ても凶悪犯罪は発生しておらず、発生している犯罪も自転車盗などの窃盗が中心です。
区の中心地である「相模大野」駅周辺は、大型店舗や深夜まで営業する飲食店が数多く立ち並んでいることから、やや騒がしい面もありますが、駅から少し離れると、静かに安心して暮らせる住宅街が広がっています。

神奈川県相模原市南区の地盤の強さ

相模原市は、相模原台地という台地面に位置している土地です。道保川を境にして、標高の異なる2つの台地面が存在しています。また、この土地の台地面には雨水が侵食した影響で浅い谷が分布しています。
台地面上は、起伏が少ない平坦な土地です。関東ローム層という火山灰土で覆われていて、比較的強度が高く、住宅の地盤として適しています。
小さな河川が台地を削ってできた浅い谷の周辺は、削られた台地が再び堆積して形成された地盤です。腐植土などが集まる軟弱な地盤も多いため、住宅建設の際は、地盤調査を行い、基礎補強について検討する必要があるでしょう。
相模原市南区の相模川沿いには、相模川の流れにより砂などが長い年月をかけて堆積した自然堤防と呼ばれる地形の場所があります。自然堤防は、かなり深い場所から堆積層が始まっているため、地盤が比較的安定しています。自然堤防は、周囲より少し高さもあるため、住宅の地盤として良好な場合が多いようです。自然堤防よりも一段低い川の流域は、地下水が地面の近くに存在しているため、地盤は軟弱な傾向があります。
相模原市が公表している「相模原市揺れやすさマップ」は、相模原市の直下で巨大地震が発生した際に想定される震度を詳細に示したものです。これによると、直下型の巨大地震が発生したとしても、相模原市南区には震度7の揺れが想定されている地域はありません。相模原市南区の地盤は、全般的に安定しているといえるでしょう。

神奈川県相模原市南区の医療施設

相模原市南区には、「北里大学病院」や「相模原病院」などの大学病院や総合病院が数多くあります。各診療科のクリニックも、区内全域に300軒以上あり、相模原市南区は、医療施設がとても充実した区だといえるでしょう。
小田急線「相模大野」駅から徒歩2分の場所には、総合病院の「相模大野病院」があります。「北里大学病院」も、この駅からバスでアクセスするのが便利です。「北里大学病院」は、高度医療や難病治療などにも対応できる病院としてよく知られています。
「小田急相模原」駅は、先述の「相模原病院」の最寄駅です。車なら9分ほどでアクセスできます。そのほかにも2軒の総合病院が車で10分圏内にあるので、このエリアは医療施設がとても充実しているといえるでしょう。
相模原市南区は、老人ホームやデイサービスなどの介護施設も充実しています。相模大野駅には、徒歩10分程度の範囲だけでも3軒の老人ホームがあります。デイサービスは、主要駅周辺の住宅地に多いようです。