神奈川県大和市 | 注文住宅特集

大和市は神奈川県の中央に位置する人口約23.9万人の市です。面積27.09平方キロメートルの小さな市ですが、人口は年々増加傾向にあります。南北に小田急江ノ島線、東西に相鉄本線、北部に東急田園都市線が通り、市内各地から最寄り駅まで徒歩でもアクセスしやすいのが特徴です。東京都心まで40km、横浜市街まで20km圏内で、東京23区への通勤率は15.3％、横浜市へは18.3％です。
2022年（令和4年）には相鉄・東急直通線が開業予定で、渋谷・新横浜へもアクセスしやすくなります。小さい市でありながら、交通の利便性からベッドタウンとして発展してきました。ここでは大和市の住みやすさについてご紹介します。

神奈川県大和市の商業施設

小田急江ノ島線と相鉄本線が交差する「大和」駅周辺はショッピング施設が豊富です。「小田急大和駅ビルプロス」には、洋菓子、和菓子、フルーツやベーカリー、総菜や寿司など、仕事帰りやランチにもぴったりなテイクアウトできるフード店があります。
「小田急マルシェ大和」は、スーパーマーケットや飲食店、コンビニエンスストアやドラッグストアなどが軒を連ねています。平日・休日・昼夜を問わず気軽に立ち寄れ、日々の買い物に便利な店舗がそろっているのが魅力です。
小田急江ノ島線と東急田園都市線が交差する「中央林間」駅の「エトモ中央林間」は乗り換え通路にあり、とても便利なロケーションです。さまざまな店舗がそろっていて、雑貨屋やフラワーショップ、化粧品など、プレゼントを選ぶのにもおすすめです。
「中央林間東急スクエア」は、衣料品店やインテリア用品店が豊富です。駅からは傘なしで移動でき、施設内は広々として使いやすいでしょう。買い物の合間にはカフェやレストラン、コーヒーショップでくつろげます。

神奈川県大和市の教育環境（学区）

「大和小学校」は深見西にある生徒数約1,000人以上の大規模な公立小学校です。旧尋常大和小学校の設立は1903年（明治36年）で、2013年（平成25年）に創立110周年を迎えた歴史ある小学校です。小学校ではめずらしい校内エレベーターが設置されています。警備員が配置されていて、防犯面でも安心です。「いちょうまつり」という行事では、3年生から6年生までが理科で学習したこと、福祉や環境、平和に関する取り組みとして展示物を作成します。幅広い視野で地域や世界のことを学ぶ行事です。
「西鶴間小学校」は西鶴間にある児童数約660人以上の公立小学校です。鶴間駅から約600ｍの距離にありながらも周辺は静かな住宅街のため、学ぶ環境として適しています。英語、スペイン語、タガログ語など9カ国語に対応した学校ホームページがあります。新しい生活様式として、教師からの学習動画をホームページで配信するなど、新しい取り組みにも力を入れています。園芸、図書、生活委員など、生徒たち自らあいさつ運動をしたり掲示物で取り組みを紹介したりと、授業以外にもさまざまな学習を通して子どもたちの成長を促すカリキュラムが組まれています。

神奈川県大和市の治安

大和市の犯罪件数の推移をみると、2003年（平成15年）から2020年（令和元年）までの間で窃盗犯が5分の1、粗暴犯が2分の1以下、その他刑法犯4分の1、全体件数でも4分の1まで減少しています。また、2021年（令和3年）1月〜2月の神奈川県の犯罪件数は5,044件ですが、そのうち横浜市が1,926件、川崎市が894件と半数を占めるなか、大和市においては181件にとどまっています。
特殊詐欺は、神奈川県だけでなく全国的にも増加傾向にあります。2015年（平成27年）以降、3年連続で振り込め詐欺を中心とする特殊詐欺が増え続けていました。2018年（平成30年）は被害件数117件、被害総額2億1,200万円でした。大和市では対策として、録音機能付き電話機の購入費を補助するなどして警戒を強め、翌2019年（平成31年／令和元年）の特殊詐欺件数は75件と、前年から42件減少し、被害額は9,900万円と前年比で半分以下と大幅に減少しています。
そのほか、大和市が提供している「ヤマトSOS支援アプリ」では、市内の犯罪発生状況や交通事故多発箇所などの情報が確認できます。

神奈川県大和市の地盤の強さ

大和市の地形は、北部から南部にかけてゆるやかに傾斜している台地面です。南部の標高約30ｍ台の高座渋谷駅周辺から、北部の標高約80ｍ台の中央林間駅周辺までの全域が高台のエリアです。大和市の台地面の高台は、比較的安定した地盤が多い傾向があり、さほど揺れやすくないエリアとされています。しかし、市の左右端を流れる境川と引地川の流域は標高が低い河川低地です。低地部分は地盤が悪く地下が軟弱地層であるところも多いため、建物建設の際には十分な地盤対策が必要でしょう。
洪水浸水想定区域として引地川沿いおよび境川添いで浸水した際、最大5.0m未満の水深になる可能性があるとされています。土砂災害警戒区域は、土石流、地すべり、急傾斜地の崩壊（がけ崩れ）の3種類がありますが、大和市の対象は急傾斜地の崩壊（がけ崩れ）のみです。土砂災害警戒区域を記した地図は、大和市役所本庁舎3階・危機管理課、神奈川県厚木土木事務所東部センターにて確認できます。
大和市防災マップ（ハザードマップ）、またはヤマトSOS支援アプリでは、災害時の広域避難場所、避難生活施設、医療救護所といった施設や、洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域などの防災に関する地図情報が確認できます。また、安全対策方法や災害時に役立つさまざまな情報も閲覧可能です。

神奈川県大和市の医療施設

「大和」駅付近には多くの診療科がある基幹病院や内科、歯科、耳鼻科、花粉注射やプラセンタ注射が受けられる専門クリニックなどがあり、医療機関が充実しています。複数の介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、特別養護老人ホームなどがあり、選択肢が豪富です。大和駅周辺では1km圏内にさまざまな病院や福祉施設があります。
「中央林間」駅から1km圏内にも、総合病院、内科、外科のほか、漢方クリニックや回復期リハビリテーション病院など、多くの医療機関が点在しています。特に駅から徒歩3分の場所に総合病院「中央林間病院」があるのは、暮らしていく上でとても安心でしょう。
また、有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、老人介護保健施設、在宅型有料老人ホームなどは、駅から2km程度とアクセスしやすい距離にあります。有料老人ホーム、高齢者住宅、グループホームなどの入居を紹介したり、高齢者の生活全般にわたってサポートしたりする施設もあるので、相談してみるのもよいでしょう。