【大阪府吹田市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店23社　比較一覧

吹田市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
すべてのメーカーが吹田市に対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「おしゃれ」「ZEH対応」「全館空調」等、自分のこだわりを明確にしておくと、自分に合ったハウスメーカーを見つけやすくなります。
また地域の特徴として吹田市は、高度経済成長期に元々山だった場所の開発を進め、日本初の大規模住宅地「千里ニュータウン」が築かれた都市として知られていることが挙げられます。

自分の予算に合ったハウスメーカーにまず絞り、構造や対応エリア、自分のこだわりを叶えられるかどうか、地域の特徴にあっているか、で最終的に判断するのが良いでしょう。

▼上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表【2024年】！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.「高齢者が住みやすい」家づくりができるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

吹田市のハウスメーカー事情

吹田市は電車で「梅田」「難波」といった大阪の中心地まで約15分、「神戸」「京都」へも約30分と、通勤通学から帰省まで便利な立地です。
「万博記念公園」などの大きな都市公園がありながら、「健都」と名付けられるほど医療体制も整っているため、定住率は非常に高く、居住50年以上という方が、年々増加しています。

それに伴って、高齢者の割合が顕著に増えており、「バリアフリー」などの高齢者が住みやすい家に建て替えるニーズが多くみられています。

参考：吹田市「令和4年度（2022年度）吹田市市民意識調査報告書　調査結果」

そんな吹田市で人気のハウスメーカーは、「高齢者が住みやすい」家づくりが得意な所になります。
ここからは吹田市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【ミサワホーム】
ミサワホームは、家族の将来の変化に備えた独自の2段階配慮のバリアフリー設計を提供しています。
2段階配慮のバリアフリー設計とは、基本設計のバリアフリーを新築時に対応したうえで、「高齢・虚弱対応」や「介護・障害対応」のバリアフリーを個別で加えやすいように配慮しておくことで、将来に備えた対応を可能にしています。

吹田市のように高齢化が進んでいる環境では、バリアフリー対応の家づくりは欠かせません。
基本設計だけでなく、住む方に合わせて個別に対応ができれば、コスト面で無駄な出費を避けることもできて、人気です。

参考：ミサワホームの公式HP「バリアフリー」

▼ミサワホームについてはこちらで詳しく解説しています。
ミサワホームの評判・口コミは？メリット・デメリットも紹介
【セキスイハイム】
セキスイハイムは「安全に配慮した長く安心して暮らせる設計」を目指し、さまざまなユニバーサルデザインに対応しています。

例えば、

・力が弱い方でも開けやすいドアノブ
・握りやすい手すりや座って移動できる浴槽

などが対応できるため、高齢者の方でも安心して暮らせる仕様をかなえることができます。

また、壁や柱を最小限に抑えており、将来的な間取り変更がしやすい構造になっています。
吹田市のように長く定住する方が多い地域では、住み続ける中で、ライフスタイルが変化する可能性がありますが、柔軟に用途変更ができて便利です。

▼セキスイハイムについてはこちらで詳しく解説しています。
【2024年最新版】セキスイハイムの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【トヨタホーム】
トヨタホームはバリアフリー化につながる、誰にとっても使いやすい「ユニバーサルデザイン」に基づく安心安全の住まいを提案しています。
例えば、全館空調と床暖房がセットになった「スマート・エアーズ PLUS」は、「ヒートショック」のリスクが軽減できると注目されています。

吹田市では、高齢者の方がご家庭にいらっしゃる方も多いですが、「スマート・エアーズ PLUS」を導入すれば、急激な気温の変化を避け、体への負担を減らした住まいを実現できます。

▼トヨタホームについてはこちらで詳しく解説しています。
トヨタホームの評判・口コミは？選ぶメリット・デメリットも紹介

吹田市の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきたように、吹田市は、「高齢者が住みやすい」家づくりが大事にされています。

そんな吹田市の家の最新トレンドは主に以下の3つです。

「高気密・高断熱の住宅」が人気
高齢の方が多い吹田市では、「高気密・高断熱の住宅」が好まれています。
高気密・高断熱の住宅とは、気密性と断熱性を高めて1年中快適に過ごせるように工夫された住宅のことです。

バリアフリーを考えた際に、間取りや設備を気にする方は多いですが、近年はヒートショックなどを防止するために「室内の気温」を配慮した家づくりに人気が集まっています。

断熱性や気密性は家の構造に左右されることが多いので、各ハウスメーカーの構造はしっかり把握しておきましょう。

▼「高気密・高断熱の住宅」についてはこちらで詳しく解説しています。
高気密・高断熱な家は後悔する？デメリットやハウスメーカーの選び方も解説

「玄関スロープ」が人気
吹田市では「玄関スロープ」を取り入れた家づくりに、人気があります。

高齢者の方だと少しの段差に躓きやすかったり、すり足気味で足をうまくあげられなくなったりする方もいます。
そのような場合も、玄関スロープであれば安心して上ることができます。

また、ご家族に車イスで生活されている方がいる場合は、スロープの「傾斜」に配慮しておくとよいでしょう。
ゆるやかな傾斜の玄関スロープにすれば、介助者がいない状態で上り下りがしやすくなります。

ただし、傾斜をゆるやかにした分スペースもそれだけ長く必要になってしまうため、折り返す設計などご自身にとって最適な形を、プロと相談しながら選ぶことが大切です。

▼玄関スロープを始めとして、「介護しやすい家づくり」についてはこちらで詳しく解説しています。
注文住宅で介護しやすい家で家族を笑顔にしたい！間取り例と費用相場を解説

「平屋」が人気
「平屋」は、バリアフリー化要らずとも言われる住みやすさから、高齢者の多い吹田市で注目されています。

具体的には

・躓きやすい段差や、車イスだと不便な階段をなくせる
・複雑な導線になりやすい廊下を減らせる

などのメリットが挙げられます。

平屋にする場合は、家の中心部などに採光が入りにくいデメリットがあるため、取り入れる場合は中庭を組み込むなど、明るい空間づくりを意識することがおすすめです。

▼「平屋」についてはこちらで解説しています。
平屋のメリット・デメリットは？人気の理由と考慮すべきポイント3つ