大阪府大阪市淀川区 | 注文住宅特集

淀川区は、1974年（昭和49年）に誕生した区で、市の北部に位置します。人口は市内で2番目に多い約18万人で、総面積は12.64平方キロメートルです。古くから、交通の要衝として栄え、1964年（昭和39年）の東海道新幹線開通による新大阪駅の設置や、区画整理事業により、近代的な都市づくりが進められてきました。幹線道路は、阪神高速道路、新御堂筋、淀川通などが通っています。鉄道は、東海・山陽新幹線をはじめ、JR東海道本線・おおさか東線・東西線、地下鉄御堂筋線、阪急京都線・神戸線・宝塚線が利用可能です。南に流れる淀川の河川敷は、「淀川河川公園」として整備されており、バーベキューなどを楽しめます。ここでは、淀川区の住みやすさについて見ていきましょう。

大阪府大阪市淀川区の商業施設

淀川区には、大規模な商業施設はありませんが、主要駅の周辺には、日常の買い物に便利なスーパーマーケットが点在しています。JR「新大阪」駅の2階にあるショッピングセンター「アルデ新大阪」には、食品専門店「パントリー」や100円ショップ、ファッション・雑貨、飲食店などがあります。地下鉄御堂筋線「新大阪」駅の北改札を出た場所には「成城石井」があり、会社帰りに夕飯の材料をサッと購入できて便利です。
阪急京都線「南方」駅と御堂筋線「西中島南方」駅周辺には「グルメシティ南方店」があります。
阪急京都線・神戸線・宝塚線「十三」駅の周辺には、駅東側の「十三駅前商店街」や駅西側の「十三トミータウン」など数多くの商店街があり、惣菜や和菓子、薬局、飲食店などさまざまな店舗が並んでいます。駅の西側には、ほかにも「サンディ」や「業務スーパー」、「ドン・キホーテ」があります。
JR東海道本線「塚本」駅前には「塚本駅前商店街」が、駅近くには「阪急オアシス」と「Mandai」があります。
阪急宝塚線「三国」駅前にあるのは「フレスコ」です。徒歩10分ほど歩けば「マックスバリュ」も利用できます。
御堂筋線「東三国」駅前には「ショッピングプラザ新大阪」があり、徒歩圏内には「スマイル」や「イズミヤ」「マルハチ」「ダイエー」「業務スーパー」「スーパーナショナル」など、数多くの店舗が点在しているため、日々の買い物には困らないでしょう。

大阪府大阪市淀川区の教育環境（学区）

淀川区には、17の公立小学校があります。十三駅から徒歩約6分の「神津小学校」は、1885年（明治18年）創立の歴史と伝統がある小学校で、児童数は297人です。2017年（平成29年）に完成した新しい校舎の教室には、プロジェクターが常設されています。電子教科書やタブレットなどのICT機器を有効に活用しながら、児童の学習意欲向上に取り組んでいるのが特徴です。
三国駅から徒歩約6分の「三国小学校」は、1929年（昭和4年）創立で、児童数690人の小学校です。学校生活の中に、英語に慣れ親しむ活動をふんだんに取り入れています。ネイティブスピーカーの先生や地域の英語指導員の方々によるティーム・テーチング（T・T）形式の指導を積極的に行っています。また、1年生から6年生までを混合させたたてわり班を編成し、年間を通して、お店屋さん集会などさまざまな活動を行い、異学年間の交流を深めています。（児童数は2020年（令和2年）時点のものです）

大阪府大阪市淀川区の治安

大阪府が公表している淀川区の2020年（令和2年）刑法犯罪件数は、1,997件です。人口あたりの犯罪発生率は24区の中で7番目に高い1.11%です。市の平均1.23%よりは低い数値ですが、暴行や傷害などの粗暴犯、すりやひったくり、置き引きなどが多いので、新大阪駅や十三駅、南方駅、西南方駅などの繁華街や歓楽街を歩くときには、十分に気を付けてください。
犯罪件数の約46％が、自転車盗や車上ねらい、部品ねらいなどの自転車・自動車に関連する犯罪です。被害に遭わないためにも、少しの間でも自転車や自動車から離れる際には必ず施錠をして、車内に荷物を置いたままにしないようにしてください。
不審者による声かけやつきまとい、露出などのわいせつ事案が発生しています。夕方から夜にかけて、人気のない場所で発生しているので、明るく人気の多い場所を歩くように心がけましょう。
淀川区でも特殊詐欺が発生しており、警察官、市役所職員などを騙るアポ電話が多数発生しています。不審な電話に対して、預金やキャッシュカードの情報を伝えないなど自衛も重要です。

大阪府大阪市淀川区の地盤の強さ

淀川区は、古来には大阪湾の海中にありました。やがて、淀川や大和川、猪名川などの河川が運ぶ土砂が堆積し、中島や加島など、いわゆる「難波八十島」と呼ばれた多くの点在する小島を中心に三角州が形成されました。
西中島や三国本町、十三本町、塚本、田川など、区のほとんどが、「三角州・海岸低地」に分類されます。三角州・海岸低地は粒の細かい沈泥（シルト）や粘土で形成されているので、地盤は軟弱です。地震が起きた場合には、ゆれやすく、液状化しやすいでしょう。
東淀川区との区境となる「新大阪」駅周辺の一部は、「砂州・砂礫州」となっています。波や潮流の作用により、運ばれた密な砂から形成された土地です。比較的ゆれにくいですが、場所によってはゆれやすいといわれています。液状化するリスクは低めです。
十三駅の南側の新北野や十三元今里、塚本、東三国、新高などの一部は「旧河道」です。過去に河川が流れていた土地で、周囲より低くなっています。
東三国駅の周辺や西三国、三屋中の一部の地盤は「自然堤防」です。自然堤防は、河川によって運ばれた砂や礫が河岸に堆積して形成されたもので、周囲より少し高くなっています。旧河道と自然堤防はゆれやすく、非常に液状化のリスクが高い地盤です。
淀川区では、淀川や神崎川、高川、天竺川の氾濫、内水氾濫、高潮による浸水、南海トラフ巨大地震による津波浸水が広い範囲で想定されています。水害ハザードマップなどを参考にして、いざというときに安全に避難できるように、水害時の避難場所や避難経路の確認を普段から行っておきましょう。

大阪府大阪市淀川区の医療施設

淀川区は、医療施設が充実しており、区内には病院が7件、内科などの一般診療所が170件超、歯科診療所が約130件あります。
新大阪駅や十三駅、塚本駅、東三国駅など、各路線の主要駅の周辺には、内科や外科、小児科、皮膚科、眼科、歯科などの診療所が点在しているので、とても便利です。
新大阪駅から徒歩約3分の「大阪回生病院」は、300病床を有し、急性期、二次救急に対応しています。また、睡眠医療センター、めまいセンター、炎症性腸疾患（IBD）専門外来、慢性頭痛外来など、充実したセンター・専門外来もあります。
新大阪駅と三国駅から徒歩約15分の「北大阪病院」は、77病床を有し、急性期、二次救急に対応するとともに、回復期のリハビリテーション病棟では、一日も早い在宅・社会復帰をめざす治療を行っています。
淀川区には花園町駅近くにある特別養護老人ホーム「ローズ」など、9件の特別養護老人ホームがあります。その他、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、老人介護保健施設やグループホーム、小規模多機能ホームなど、入所型の高齢者向け施設もそろっています。

大阪府大阪市淀川区の家づくりアドバイス

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