大阪府大阪市住之江区 | 注文住宅特集

住之江区は、大阪市の南西に位置し、大阪湾に面した区です。海や公園などで自然を感じられる一方、工業地帯や高層ビルもある表情豊かな街です。緑と触れ合える住吉公園は、春は桜祭り、夏は隣接する住吉大社の住吉祭、お正月は初詣と一年中賑わっています。区内にある競艇場も人気です。埋立地である咲洲には、大阪南港フェリーターミナルがあり、西日本各地の人・物を運ぶ海上輸送の拠点になっています。その近くにある複合型商業施設「アジア太平洋トレードセンター」では、ショッピングエリアやレストランでさまざまなイベントを楽しめるでしょう。電車・バスによる交通の便もよく、どの世代の方でも暮らしやすいエリアです。

大阪府大阪市住之江区の商業施設

「住之江公園」駅の東側には「ライフ御崎店」「スーパーサンコー住之江店」「業務用食品スーパードラゴン 住之江店」、西側には「住之江ショッピングプラザ」「ライフ新北島店」などのスーパーマーケットがあるため、電車でのお出かけ帰りに食料品を買いたいときも便利です。駅の西側には「ドン・キホーテ パウ住之江公園店」があり、食品や日用品などさまざまなものを安価で買えます。駅直結の複合施設「オスカードリーム」には、100円ショップやフィットネスジム、保育園などが入っており、暮らしに便利です。
「北加賀屋」駅の北には「ライフ南津守店」「業務スーパー南津守店」、南側には「サンディ住之江加賀屋店」「マルナカ住之江店」があるため、帰宅途中に食料品や日用品を購入できます。「食品館アプロ加賀屋店」が入っているアーケード商店街「加賀屋商店街」では、新鮮な野菜やお肉、衣料品や日用品など、生活に必要なものが手に入ります。

大阪府大阪市住之江区の教育環境（学区）

住之江区内には公立の小学校が14校あります。住之江区の公立小学校は、2015年（平成27年）度から学校選択制が導入されました。従来の通学区域は残し、その区域の学校への就学は保障されているうえで、子どもや保護者の希望で入学する学校を自由に決められます。ただし、選択できるのは小・中学の新1年生になるときの1回のみで、転居などやむを得ない事情がない限り途中での転校は認められていません。新入学する児童・生徒の保護者には、入学する前に住之江区から選択希望校の記入提出用紙が配布されます。同封される「学校案内」や学校ごとに開催される説明会を参考にしながら、全員が希望校を申請します。
南港みなみ小学校と南港南中学校が一緒になっている「咲洲みなみ小中一貫校」では、小学校1年生からの英語教育やプログラミング学習などの先進的な教育に力を入れるなど、各校が特色ある学校づくりを推し進めています。

大阪府大阪市住之江区の治安

令和2年の犯罪発生件数と人口から算出すると、住之江区の人口1万人当たりの犯罪発生件数は約93件で、大阪市24区のうち、9番目に少ない数値でした。したがって、住之江区は、大阪市24区の中では比較的治安が良い街であるといえるでしょう。
住之江区内での犯罪種別では、自転車盗がもっとも多く、その次に多いのが車上ねらいです。短時間離れるだけだとしても、自転車の二重ロックや車の施錠は忘れずに行いましょう。2020年（令和2年）のひったくりの発生件数は4件だったので、まちを歩くときに過剰に構える必要はありません。
競艇場周辺も住之江警察署がすぐ近くにあります。パトロールも定期的に行われているので、特別治安が悪いということはありません。ただし、公園や人が多く集まる駅の周辺などでは、小さなお子様から目を離さないようにするなど、基本的な防犯対策はしっかりしましょう。

大阪府大阪市住之江区の地盤の強さ

大阪市は、西側が瀬戸内海（大阪湾）に面しており、南面の中央西寄りから北に向かって「上町台地」（中位段丘面）が延びています。上町台地の東西では「沖積低地」が発達し、さらに海岸まで広がる「低地」の中には、かつては海の底だった地点もあります。
海に面している住之江区は上町台地の西に位置し、「低地」が形成されています。低地では、砂質土と粘性土が交互に堆積した軟弱地盤が発達しています。さらに、住之江区内には住之江公園駅周辺などの「干拓地」もあるため、区内のほぼ全域が、液状化現象のリスクが非常に高いエリアといえるでしょう。液状化現象とは、地震などの強い揺れにより、砂地盤が一時的に液体のような状態になり、砂粒子の間の水分が地表に押し出される現象です。液状化現象が発生すると、建物の倒壊や地中の水道管などが破損する恐れがあります。地盤調査をしっかり行い、住宅基礎をどの形にするかなど、耐震性のある家づくりを慎重に行いましょう。
ただし、埋立地である南港ポートタウン（咲洲）は、大部分が液状化しにくい地盤であるとされています。なぜなら、大阪市が造成した際、砂ではなく、浚渫土（海や河川の底からすくい上げた粘土質の土）や、大阪市内の建設工事などで発生した土を利用したためです。

大阪府大阪市住之江区の医療施設

住之江公園駅の周辺には、内科、循環器科、整形外科などのクリニックが複数あります。風邪などのちょっとした体調不良のときは、駅周辺で診察を済ませられるでしょう。小児科もあるため、お子様の体調が悪くなったときも安心です。駅直結の複合施設「オスカードリーム」にも、内科、皮膚科、耳鼻科、小児科など、複数のクリニックが入っており、電車でのお出かけ前後にも立ち寄れます。
北加賀屋駅の周辺には、内科、小児科、整形外科などが複数あるので、信頼できるかかりつけ医を探せるでしょう。さらに、「南大阪病院」と「南港病院」という総合病院があり、多くの診療科が設置されています。「南大阪病院」は、土曜日の午前中も診察可能なため、平日は仕事などで忙しい方も通えます。「南港病院」は、救急外来も行っているため、夜間の急な体調悪化のときも駆け込める心強い存在です。また、産婦人科や心療内科などの専門外来は、併設の「南港クリニック」で診てもらえます。
特別養護老人ホームの数は両駅周辺ともに多く、高齢の家族とも暮らしやすいエリアでしょう。

大阪府大阪市住之江区の家づくりアドバイス

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