【東京都武蔵村山市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店27社　比較一覧

武蔵村山市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記の４つが挙げられます。

【坪単価】
「坪単価」は、建物の本体価格を延床面積（坪）で割った数値のことで、各メーカーの建物価格を比較する際の目安となります。
品質や性能による差異のほか、メーカーによっては算出方法が違っていたり、家の広さや形状によっても変動したりするため、あくまでも参考程度にとどめて、大まかな絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造や鉄骨造など、家の構造によって価格や間取り、外観などが大きく変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなるでしょう。
また、メーカーによっては木造のみ、鉄骨造のみなど構造条件が限定される場合があるので、対応できない場合は候補から外すことになります。

【対応エリア】
武蔵村山市で家を建てる場合、どこでも好きなメーカーを選べるわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」かどうかは、ハウスメーカー選択において最低限の足切り指標になります。

【特徴】
「デザインへのこだわり」「ZEH対応」「全館空調」など、自分のこだわりを明確にしておくことも、相性のいいメーカーを探しやすくする重要なポイントです。

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調査によると、注文住宅を建てた人の半数以上が施工の依頼先を「住宅展示場」でみつけています。ただし、モデルルームを見ただけではわからなかったり、見落としたりする部分もあったりするので、事前にしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.耐震性能や断熱性能など、希望する住宅性能が実現できるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後にかかるランニングコスト、アフターサービスや保証内容を確認する
4.営業担当者の人柄やスキルを確認する

【参考】国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

こちらで詳しく解説しています：
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

武蔵村山市のハウスメーカー事情

武蔵村山市は東京都の中央部、北多摩地区の北端にあり、北側で埼玉県と接しています。
市域の北部は西から東へ狭山丘陵が広がっており、すぐ近くに村山貯水池（多摩湖）と山口貯水池（狭山湖）が立地。丘陵のふもとから南へかけて次第に低くなってゆき、市街地のなかに茶畑や畑、果樹園などがみられます。

【参考】武蔵村山市公式ホームページ「市の地勢・位置」

緑豊かで自然に恵まれた一帯は、雑木林や谷戸、湿地など、かつての里山の原風景が今なお色濃く残されているエリアである一方、大規模なショッピングモールも出店。自然を身近に感じながら暮らせる都心部のベッドタウンとして機能しています。
【参考】武蔵村山観光まちづくり協会「武蔵村山について」

そんな武蔵村山市では、それぞれの土地の条件や希望に合わせて、比較的自由な住まいづくりが可能。「耐震性能を重視する」「デザインにこだわる」など、望んでいる生活スタイルを得意とするハウスメーカーをいかに探し出せるかが理想の暮らしを実現するポイントとなります。

ここからは武蔵村山市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【タマホーム】
タマホームは、全国展開するローコストクラスのハウスメーカーです。
上質な素材を使った「木造軸組在来工法」を得意としており、主力商品である「大安心の家」は長期優良住宅に標準仕様で対応。
壁に構造用耐力面材を用いることによって耐震等級3を実現するとともに、地域に対応した断熱材を使用することで断熱等性能等級【等級5】をクリア。長く安心して暮らせる家となっています。

▼タマホームについてはこちらで詳しく解説しています：
タマホームはやばい？営業の口コミや会社の特徴、メリットを解説

【住宅情報館】
国産檜にこだわった「高耐久構造」の地震に強い木造の家づくりを得意とするハウスメーカーです。
優れた品質と厳しい施工基準に基づき、自社が責任をもって管理・運営を行う「責任施工体制」を構築。着工から竣工まで一貫して施工を行うことで品質の安定確保を実現します。
また、土地の売り先として選ばれることも多いため、土地探しから依頼する場合には特に頼りになるハウスメーカーだといえるでしょう。

▼住宅情報館についてはこちらで詳しく解説しています：
【2024年最新版】住宅情報館の坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【株式会社AQ Group アキュラホーム】
「完全自由設計・高性能なのに、適正価格」を標榜。創業社長が大工出身であることから、木造住宅に強いこだわり持ったハウスメーカーです。
木造軸組工法の弱点である結合部を強固にする「メタルウッド工法」、家のねじれを抑え耐震性を高める「トリプルストロング床」、1枚の壁で一般の木造の耐力壁8枚分以上の強さを発揮する「8トン壁」と呼ばれるストロングウォール構造などにより、国の基準を超える耐震性と耐久性を備えた住宅を提供。
1棟1棟の住まいが美しくデザインできる「デザインコード」により、普遍的なデザインとトレンドの両方を取り入れた美しい住宅の設計が可能です。

▼アキュラホームについてはこちらで詳しく解説しています：
アキュラホームの評判・口コミは？坪単価や特徴、メリット・デメリットも紹介

武蔵村山市の注文住宅の最新トレンド

多摩地域の市部で唯一、鉄道駅がない武蔵村山市ですが、2030年代半ばを目指して、多摩都市モノレールが上北台駅〜JR八高線箱根ヶ崎駅間の延伸を計画中。用地となる道路の拡幅を含めて開発が進められる予定です。

【参考】武蔵村山市公式ホームページ「多摩都市モノレール」

鉄道を利用する場合、現在はバスなどを使って西武拝島線の玉川上水駅や武蔵砂川駅、西武立川駅、多摩都市モノレール線の桜街道駅、上北台駅などに出る必要がありますが、今後は市内から直接鉄道が利用できることになり、利便性の大幅な向上が望めます。

そんな武蔵村山市の家の最新トレンドはおもに以下の3つです。

多摩都市モノレール沿線に注目
多摩都市モノレールの延伸後のまちづくりを見据え、武蔵村山市、東大和市、瑞穂町の2市1町は、平成30年に「モノレール沿線まちづくり構想」を策定。バス路線の再編や駅周辺の高度利用、企業の誘致などを推進し、より暮らしやすい地域にする計画が立てられています。

【参考】武蔵村山市公式ホームページ「モノレール沿線まちづくり構想」

現在、武蔵村山市内には4駅、さらに東大和市との境界に1駅が設置される予定となっており、駅周辺地域の価値が一気に向上することが想像されます。

場所によっては「騒音対策」も要検討
武蔵村山市の南西の一部は米軍の横田基地となっており、場所によっては飛行機の離発着時の騒音が気になる地域もあります。
騒音の感じ方は人それぞれであり、「慣れ」によって気にならなくなっていくこともありますが、該当する地域に家を建てる場合は防音対策を念頭に入れて家づくりを進める必要があるかもしれません。

【参考】武蔵村山市公式ホームページ「基地関連」
▼「騒音知らずの家を作るポイント」についてはこちらで詳しく解説しています：
遮音・吸音・防音の違いとは？騒音知らずの家を作るポイント

「ペットとともに暮らせる家」が人気
武蔵村山市には、豊かな自然に恵まれ、都立公園最大の面積を誇る都立野山北・六道山公園が立地。
そのほかにも外周に約12kmにも及ぶジョギングコースが整備された多摩湖にも近く、ペットと一緒に出かけるのに適した場所が身近にあり、犬などのペットを飼うにも理想的な環境が整っています。

【参考】武蔵村山市公式ホームページ「野山北公園とその周辺」

せっかく注文住宅で家を建てるのであれば、家族の一員であるペットにも快適な住まいにしたいもの。床や庭などへちょっとした気遣いをしてみてはいかがでしょうか。

▼「ペットの犬と暮らす家」についてはこちらで詳しく解説しています：
注文住宅でペットの犬と楽しく暮らしたい！間取り例と費用相場を解説