【東京都武蔵野市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店26社　比較一覧

武蔵野市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
メーカーによって大きく異なります。 自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
武蔵野市で家を建てる場合、どこでも好きなメーカーを選べるわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」かどうかは、ハウスメーカー選択において最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「デザインへのこだわり」「ZEH対応」「全館空調」など、自分のこだわりを明確にしておくことも、相性のいいメーカーを探しやすくする重要なポイントです。

自分の予算に合ったハウスメーカーにまず絞り、構造や対応エリア、自分のこだわりを叶えられるかどうか、地域の特徴にあっているか、で最終的に判断するのが良いでしょう。

上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください

・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表【2024年】！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大切です。

1.耐震性能や断熱性能など、希望する住宅性能が実現できるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後にかかるランニングコスト、アフターサービスや保証内容を確認する
4.営業担当者の人柄やスキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

武蔵野市のハウスメーカー事情

武蔵野市は東京都のほぼ中央、区部と多摩地域の接点に位置しています。
1947年に特別区に隣接する郊外住宅都市としてスタートをきった武蔵野市は、1950年代〜1970年代にかけてベッドタウン化が進行。現在は、緑豊かな住宅都市と教育・福祉・健康・文化・スポーツ・情報などの生活型の産業が高度に集積・調和した「生活核都市」へと変貌を遂げています。
全域にわたって平坦な市域には都市基盤が整備された緑豊かな住宅地が広がっており、首都圏有数の「住みやすい街」として有名。
東京都の市のなかではもっとも人口密度が高く、成熟した市街地の様相を呈しており、開発の余地が残されている地域はほとんどみられません。

【参考】武蔵野市公式ホームページ「武蔵野市について」

【参考】武蔵野市公式ホームページ「武蔵野市の概況」

【参考】武蔵野市公式ホームページ「第1章 武蔵野市の概要」

そんな武蔵野市では、それぞれの土地の条件や希望に合わせて、比較的自由な住まいづくりが可能。「デザインにこだわる」「耐震性、断熱性、気密性などの住宅性能を重視する」など、望んでいる生活スタイルを得意とするハウスメーカーをいかに探し出せるかが理想の暮らしを実現するポイントとなります。

ここからは武蔵野市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【住宅情報館】
国産檜にこだわった「高耐久構造」の地震に強い木造の家づくりを得意とするハウスメーカーです。
優れた品質と厳しい施工基準に基づき、自社が責任をもって管理・運営を行う「責任施工体制」を構築。着工から竣工まで一貫して施工を行うことで品質の安定確保を実現します。
また、土地の売り先として選ばれることも多いため、土地探しから依頼する場合には特に頼りになるハウスメーカーだといえるでしょう。

▼住宅情報館についてはこちらで詳しく解説しています：
【2024年最新版】住宅情報館の坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【アールプランナー】
「アールギャラリー」の名で首都圏と中京圏で注文住宅を手掛けているハウスメーカーです。
設計士の質とデザイン面のクオリティで定評があり、外構も含めてトータルでプロデュース。
地震被害を抑えるために全棟「許容応力度計算」実施し、安心して暮らせる住まいを提供。
設計事務所や施工会社への外部委託を行わず、直接契約で設計から施工管理までを行うことで中間マージンをカットし、高いコストパフォーマンスを実現しています。
▼アールプランナーについてはこちらで詳しく解説しています：
【2024年最新版】アールプランナーの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【ジェネシス】
武蔵野市吉祥寺に本社を置く、地域密着型の企業です。
外部の設計士と連携し、完全自由設計の住まいを提供。木造在来工法・SE構法・SW（スーパーウォール）工法・APS工法の4工法を使い分けて高気密・高断熱・高耐震・高耐久を標準で備えた家づくりを実現しています。
また、土地探しから依頼する場合にも頼りになるほか、変形地など、特殊な土地条件での建築においても高い実績があります。

武蔵野市の注文住宅の最新トレンド

市内を東西にJR中央線が走り、吉祥寺、三鷹、武蔵境の3駅が立地する武蔵野市。
吉祥寺駅からは京王井の頭線が、武蔵境駅からは西武多摩川線も伸びており、市民の足として活躍しています。
生活圏は市域にある3駅それぞれを中心に形成されており、いずれも住宅地でありながら、商業施設が集積する吉祥寺圏、三鷹駅北側に広がる文化・行政ゾーンの中央圏、文教施設と中核病院を備えた武蔵境圏といった特色がみられます。
また、街路樹が多く植えられているほか、井の頭恩賜公園や武蔵野中央公園などの公園も立地。住居系の用途地域のすべてにおいて敷地面積の最低限度が定められていることもあり、閑静でゆったりとした町並みが広がっています。

【参考】武蔵野市公式ホームページ「武蔵野市について」

【参考】武蔵野市公式ホームページ「用途地域等の指定状況について」

そんな武蔵野市の家の最新トレンドはおもに以下の3つです。

「ランドリールーム」が人気
乗換なしで新宿まで約15分、渋谷駅まで最短16分でアクセスできる吉祥寺駅、始発となる列車も運行されており、座って通勤・通学しやすい三鷹駅。どちらの駅にも東京メトロ東西線に乗り入れる列車が運行されており、大手町駅や日本橋駅にも乗り換えせずに移動できるなど、武蔵野市は鉄道の利便性が特に高い地域だといえます。
「2022年武蔵野市市民アンケート」の結果をみても、定住のきっかけの第1位に「交通の便がよい」が挙げられており、武蔵野市は都心部に通勤する共働き世帯からも人気の高いエリアとなっています。
そんな武蔵野市では、戸建て住宅を建てる際に、自分たちの生活スタイルに合わせたタイミングで洗濯をするためにランドリールームを希望する人が多くみられます。
ランドリールームは、「洗濯」「乾燥」「たたむ」までの作業が1カ所で完結できるのがメリット。
スペースに余裕がある場合には、さらに畳んだ衣類をしまうところまで同じ家事動線で行えるファミリークローゼットを併設するのもおすすめ。毎日の暮らしをより効率よくすることができます。

▼「ランドリールーム」についてはこちらで詳しく解説しています：
注文住宅でランドリールームが欲しい！間取り例と費用相場を解説

▼「ファミリークローゼット」についてはこちらで詳しく解説しています：
「ファミリークローゼット」とは？ 後悔する？ 間取り10選 やメリット＆デメリットも

子育て世帯におすすめ
市が独自で行っているパトロール隊「ホワイトイーグル」、市民によって結成された「武蔵野市市民安全パトロール隊」、つきまとい勧誘などを抑止する「ブルーキャップ」など、独特のパトロール施策によって治安が守られ、子どもに安全・安心なまちづくりが推進されている武蔵野市。

【参考】武蔵野市公式ホームページ「子どもに 安全 ・ 安心な まちづくり」

0歳から3歳までの乳幼児とその親を対象にした「0123施設」や、小学校5年生と市立中学校1年生を対象に農山漁村に長期宿泊を体験する「セカンドスクリーン」など、先進的な子育て支援や教育施策をいち早く取り入れてきており、武蔵野市には子育てに理想的な環境が整っています。

【参考】武蔵野市公式ホームページ「出産・子ども・教育」

そんな魅力あふれる武蔵野市で子育て世帯が注文住宅で家を建てる場合、意識しておきたいのが、子どもの成長に合わせて部屋の使い方も変わるということ。後々部屋を仕切りやすくしておくなど、フレキシブルな間取り変更に対応できるメーカーを選びたいものです。

▼「子育て世帯」向けの間取り例をこちらで詳しく解説しています：
注文住宅でのびのび子育てしたい！間取り例と費用相場を解説

「東京ゼロエミ住宅」に注目
温室効果ガスゼロを目指す取り組みの一環として、東京都が独自に展開する「東京ゼロエミ住宅助成金事業」。
断熱・省エネ性能基準を満たした新築住宅には助成金が支給されるとあって、武蔵野市でも戸建て住宅を建てる多くの人たちから注目を集めています。
【参考】東京都地球温暖化防止活動推進センター「令和6年度東京ゼロエミ住宅導入促進事業」

太陽光発電設備の導入などを考えているのであれば、基準をクリアする仕様にして申請を検討してみてはいかがでしょうか。
▼「東京ゼロエミ住宅」についてはこちらで詳しく解説しています：
【2024年10月新基準】「東京ゼロエミ住宅」をわかりやすく解説｜他の補助金との併用可否も解説！