千葉県木更津市 | 注文住宅特集

木更津には館山自動車道・東京湾アクアライン・首都圏中央連絡自動車道（圏央道）を結ぶジャンクションがあり、なかでも東京湾を横断する全長15.1キロの高速道路「東京湾アクアライン」を使えば、対岸の神奈川県川崎市まで所要時間はわずか15分です。東京・千葉・神奈川のいずれにも簡単にアクセスできることから、アクアラインの着岸地に近い金田地区は特に人口流入、地価上昇が顕著なエリアです。木更津市では、晴天の日には富士山を望むことができます。夏は南東からの季節風の影響を受け、降雨量は若干多めです。しかし冬は温暖で、積雪はほとんどありません。
2023年（令和5年）には医療・保育・宿泊・物販などの大型複合施設が開業する予定で、ますますの発展が期待されています。

千葉県木更津市の商業施設

木更津市には、首都圏最大級の「三井アウトレットパーク」があり、週末には都内からもたくさんの方々が訪れます。ショッピングはもちろん、フードコートにも有名店がたくさん出店しているのが人気の理由です。
木更津駅西口から路線バスで約20分の場所にある「イオンモール木更津」には、映画館USシネマ木更津やノジマ、無印良品などがテナントとして入っています。市内には他にも「イオンタウン木更津請西」や「ドン・キホーテ木更津店」などがあります。木更津駅東口から車で10分圏内には、多くのスーパーマーケットが揃っています。2020年（令和2年）には会員制の「コストコ木更津倉庫店」がアウトレットモールの近くにオープンしました。
また木更津では、地元の新鮮な農産物が手軽に買えるのが魅力です。2017年（平成29年）にオープンした道の駅木更津「うまくたの里」では2,000種類近くの商品を扱っています。地元の契約農家が作る新鮮野菜や果物のほか、特産のアサリせんべい、ブルーベリーのスイーツなどオリジナル商品も100種類と豊富です。そのほか市内にはJA木更津市が運営するスーパーが2か所あり、地元産の野菜はもちろん、お米や花卉も並びます。

千葉県木更津市の教育環境（学区）

木更津市でもっとも年収の高い小学校区は「清見台小学校」といわれています。1960年代から宅地開発が進められたニュータウンの清見台団地には、日本製鉄（旧新日鐵住金）やその関連会社の社宅があり、関係者がたくさん住んでいますが、その分、転校生が多い学区でもあります。最寄り駅はJR久留里線の「祇園」駅ですが、電車の本数が少ないので、利用する人は少ないようです。一方、木更津駅からは頻繁にバスが出ており、所要時間は15分程度です。
2019年（平成31年）には「富来田小学校」と「富木田中学校」が「富来田学園」として、市内初の小中一貫教育がスタートしました。
私立ではキリスト教の精神に基づき、熱心な語学教育で知られる「暁星国際小学校」があり、留学生や帰国子女、寮生、通学生などが小学校から高校まで学んでいます。

千葉県木更津市の治安

千葉県警が発表した2020年（令和2年）の犯罪発生件数をみると、木更津市では人口1万人あたり54.5で、県内全体での55.2を少し下回っています。
県内でもっとも犯罪率の高い千葉市中央区では人口1万人あたりで92.4件も発生しているため、木更津市の治安レベルは普通でしょう。犯罪の内容をみると、殺人や強盗などの凶悪犯罪件数はほぼ発生していません。県内の他の自治体と比べると、自転車窃盗や車上ねらいがやや多い傾向があります。
かつての木更津市は暴走族などが多く、治安が悪いイメージがありましたが、最近では改善されているようです。
木更津駅西口周辺にある「みまち通り商店街」はかつて賑わっていましたが、2000年（平成12年）にデパートのそごうが撤退して以降、人通りはやや少なめです。女性や子どもが夜一人で歩くのは避けた方がよいでしょう。

千葉県木更津市の地盤の強さ

木更津市は、市内に高い山はなく、標高100m以下の下総台地、丘陵、小櫃川・小糸川沿いの低地、埋め立て地の各エリアから構成されています。
北部は泥層を主とする田園地帯で、東部から南部にかけては低い丘陵の続くたい積台地です。木更津港南岸から君津市方面にかけての臨海工業地帯は、1960年代に海岸部を埋め立てて整備されました。
アクアラインの着地点でもあり、アウトレットやコストコがオープンするなど、ここ数年で開発が進んでいる金田東地区は、干拓によって農地として利用されていたエリアです。海抜が低くなっているため、住宅建設の際は適切な基礎工事が必要でしょう。
一方、市内でもっとも古いニュータウンである清見台は、盛土によって造成されているほか、東部の木更津台地も請西城跡、真武根陣屋跡、請西陣屋跡などの史跡が点在しており、住宅地盤としては良好だとされています。
木更津市の地震防災マップによれば、北部地域と海岸沿いの地域は埋め立て地、干拓地が多く、大きな地震があった場合には液状化の可能性が大きいとされています。戸建て住宅など比較的小規模な建物を建てる際は、地盤が液状化しにくいように地盤改良をする、鉄筋コンクリート製杭または鋼製杭を支持層に貫入させる杭基礎とする、屋根の重量を軽くするなど被害を受けにくい建設物にするといった対策が求められます。

千葉県木更津市の医療施設

木更津市には病床数661床を有し、内科系で19診療科、外科系で18診療科もある総合病院「君津中央病院」があります。木更津駅からはバスで10分ほどです。救命救急センターや在宅での訪問看護にも対応する地域医療センターがあるほか、2002年（平成14年）以降、地域がん診療連携拠点病院にも継続して指定されており、地域の中核となる病院です。
そのほか、精神科専門の「木更津病院」など市内には有床病院は10か所程度あります。内科のクリニックは50か所以上もあり、県道23号線沿いのほたる野周辺には歯科や内科、少し南下すると2004年（平成16年）にオープンしたアクアリハビリテーション病院などがあり、医療施設は充実しています。
木更津駅西口から徒歩数分の場所には小児科と内科に対応しており、20時～23時まで開所している「君津郡市夜間急病診療所」があります。小さな子どもが急に具合が悪くなっても安心です。
さらにリハビリ科のある病院やクリニックは14か所あるほか、食事などのサービスがあり、介護が必要になれば外部のサービスを受けながら生活する住宅型有料老人ホームは5か所、日常生活の介護をおこなう介護型有料老人ホームは2か所あります。