千葉県習志野市 | 注文住宅特集

習志野市は千葉県北西部に位置する市で、八千代市、千葉市、船橋市、東京湾に囲まれています。面積は21平方キロメートル、人口はおよそ17万人で、人口密度がとても高いエリアです。市内にはJR総武本線、JR京葉線、京成本線、京成千葉線、新京成線が走り、JR「津田沼」駅からは都心へはおよそ30分の距離なので、東京都のベッドタウンとして発展してきました。主要駅であるJR「津田沼」駅周辺には、近年高層マンションが建設され、ファミリー世帯から注目を浴びています。また多くの学習塾があることでも有名です。教育熱心な保護者の方から支持されている市でもあります。市南部に広がる東京湾には、渡り鳥の飛来地となる「谷津干潟」があり、バードウォッチングを楽しめます。

千葉県習志野市の商業施設

JR「津田沼」駅周辺はとても賑わいがあります。南口から徒歩2分ほどの「モリシア津田沼」には、スーパー「イオンフードスタイル」やフードコート、衣料品、雑貨、飲食店、フィットネスなどが入っています。3階には「ヤマダ電機LABI津田沼」が1フロアを占めていて、生活用品を買い物するのにとても便利です。学習塾や、幼保一体型子育て支援施設「キッズガーデン」、レストランなども入っているので、子どもの送迎もスムーズでしょう。
駅から徒歩3分ほどの場所にある「ロハル津田沼」も、生鮮食品をはじめ衣料品、雑貨、書店、クリニック、学習塾などが入った商業施設です。ほかにも徒歩6分ほどの場所には「奏の杜フォルテ」があり、こちらもスーパーや衣料品、雑貨などの店舗のほか保育園が入っています。ほかにも駅周辺には多数のスーパーがあり、買い物をはじめ、さまざまな選択肢が豊富なエリアです。
また「南船橋」駅から徒歩10分には「スーパービバホーム新習志野店」、「実籾」駅から徒歩20分ほどには「イオンタウン東習志野」があります。

千葉県習志野市の教育環境（学区）

習志野市は「津田沼」駅周辺の学習塾の多さから見ても、とても教育熱心な保護者が多いエリアです。市内には16の市立小学校がありますが、「市立津田沼小学校」は、周辺に大企業の社宅などがあることなども関係し、保護者の平均年収が市内で一番高い学区といわれています。
JR津田沼駅から徒歩20分ほどの場所に立地しており、学校の周囲は歩道があり交通量も少ないので、登下校も安心です。体育の授業に力を入れている小学校でもあります。
そのほか「市立谷津小学校」や「市立谷津南小学校」「市立向山小学校」なども人気です。JR「津田沼」駅から南西方向にかけて広がるニュータウン「奏の杜」周辺に立地しており、環境はとてもよいでしょう。習志野市は市民が音楽に親しむ「おんがくのまち」という顔もあります。市内の小中高校では各校の特色を活かし、毎年全国コンクールで優秀な成績を収めています。

千葉県習志野市の治安

JR津田沼駅周辺は大きな繁華街が広がっており、商業施設以外にもさまざまな店舗があります。駅の北口と南口では雰囲気が違い、北口はアルコールを提供する飲食店が多く、犯罪発生率も高くなっています。女性や子どもの夜の一人歩きには注意が必要でしょう。学習塾帰りの子どもは保護者の送迎をおすすめします。
しかし、南口の商業施設から先はニュータウン「奏の杜」などが広がり、とてもきれいな街並みで、治安も良好です。北口も繁華街を抜ければ閑静な住宅街が広がっています。
津田沼駅以外のエリアも基本的には住宅街なので、全体的に見れば治安のよい市といえるでしょう。「谷津干潟」など自然が残るエリアでもあり、大きな公園が多く休日にはたくさんの家族連れが訪れます。

千葉県習志野市の地盤の強さ

習志野市は市の南西部を走る国道14号付近を境に、北東側が下総台地、南西側が広域埋立地になっています。下総台地は富士山や箱根山の火山灰が堆積した関東ローム層で成り立っており、自然堆積した関東ローム土は比較的強度が強いといわれているので、地盤は安定しています。そのため住宅建築には良好とされているのですが、市内には複数の河川があるので注意が必要です。
菊田川は船橋市から津田沼を経由して東京湾へ流れる河川です。周囲は後背湿地と呼ばれる、地下水位が高くて排水性の悪い地盤です。軟弱な粘性土層が分布しているため長期的な沈下が起きやすく、住宅建設の際には基礎補強が必要でしょう。
市の東を流れる浜田川付近は、台地部が河川などによって削られてできた谷底低地となっており、地盤が非常に軟弱になっている場所があります。こちらも長期的な沈下を避けるための基礎補強が必要です。
東京湾沿いに広がる埋立地は、海岸の浅瀬を人工的に造成していて、盛土で形成されています。天然に形成された自然堆積の地盤よりも不安定な状態であることが多い傾向です。不動沈下が起こる可能性があり、こちらも住宅建設の際には入念な下調べが必要です。また大きな地震の際には非常に揺れやすく、液状化しやすいエリアでもあります。津波などにも注意が必要でしょう。

千葉県習志野市の医療施設

習志野市の「津田沼中央総合病院」はJRの津田沼駅、京成津田沼駅のどちらからも徒歩約8分の場所に立地する総合病院です。津田沼界隈で一番大きな病院で、内科、外科、小児科などをはじめ18の診療科に加え、禁煙外来、頭痛外来、小児外科外来、ものわすれ外来などの専門外来も充実しています。
京成本線「谷津」駅から徒歩約1分には「谷津保険病院」があり、こちらもたくさんの診療科がある総合病院です。進む高齢化に向けて、予防から在宅診療までを一連として担う体制を整えています。ほかにも京成津田沼駅から徒歩約3分の総合病院「習志野第一病院」、「京成大久保」駅から徒歩約15分の総合病院「千葉県済生会千葉病院」があります。
JR津田沼駅付近には大規模な総合病院が4つもあり、医療がとても充実しているエリアです。他の駅も、駅周辺に病院があったり、シャトルバスやコミュニティバスが走っていたりと、どこからでも通いやすいでしょう。
市内には32ほどの老人ホームがあり、お年寄りの方が楽しく過ごされています。特に谷津駅周辺には、駅から近い場所に老人ホームが集中しており、通いやすい環境です。