大阪府大阪市東淀川区 | 注文住宅特集

東淀川区は、1925年（大正14年）に誕生した区で、大阪市の北東部に位置し、摂津市と吹田市、守口市と接しています。人口は市内で3番目に多く、約17万7,000人、総面積は約13.27平方キロメートルです。市営団地などが多いベッドタウンとして知られています。鉄道は、JRおおさか東線と阪急京都線・千里線、地下鉄今里筋線を利用できます。淀川区との区境には「新大阪」駅があり、新幹線を使う際も便利です。南に淀川、北に神崎川と安威川が流れています。豊里地区は「淀川河川公園」の一部となっており、バーベキューやテニスなどを楽しめるでしょう。その他区内には、聖徳太子や菅原道真ゆかりの神社仏閣など、歴史スポットが点在しています。

大阪府大阪市東淀川区の商業施設

阪急京都線「上新庄」駅の駅ビル「上新庄阪急プラザ」には、飲食店や薬局、雑貨など、さまざまな店舗が入っています。スーパーマーケットは「関西スーパー」や「グルメシティ」「デイリーカナートイズミヤ」「食品館アプロ」「サンディ」「業務スーパー」などが徒歩圏内です。上新庄駅と地下鉄今里筋線「だいどう豊里」から徒歩約10分のショッピングモール「かみしんプラザ」には、スーパーマーケットの「フレンドマート」や「マツモトキヨシ」「西松屋」、書店、飲食店などが入っています。
その他、だいどう豊里駅周辺には、「フレスコ」や「サンディ」、「ライフ」などのスーパーマーケットがあります。
阪急京都線・崇禅寺駅周辺は駅から約3分の場所に「ライフ」があるので、日用品はここで揃えましょう。

大阪府大阪市東淀川区の教育環境（学区）

東淀川区には、16の公立小学校があります。淡路駅から徒歩約10分の「西淡路小学校」は、1934年（昭和9年）創立の小学校です。2016年（平成28年）に淡路小学校と合併し、隣接する「淡路中学校」とともに、「須賀の森学園」として連携型の小中一貫教育を行っています。小学校の児童数は、396人です。ICT活用事業拠点校として、タブレットなどのICT機器を活用した教育を積極的に導入しています。
崇禅寺駅から徒歩約5分の「啓発小学校」は、2014年（平成26年）から「中島中学校」とともに、「むくのき学園」として施設一体型の小中一貫教育を行っています。児童数は311人です。全市から児童を募集しており、半数近くが通学区域外から入学した児童となっています。「異学年交流」など、施設一体型の小中一貫校の特色を生かした教育に取り組んでいるのが特徴です。（児童数は2020年（令和2年）時点のもの）

大阪府大阪市東淀川区の治安

大阪府が公表している東淀川区の刑法犯罪件数（2020年）は、1,616件でした。人口あたりの犯罪発生率は24区の中で10番目に低い0.94%です。比較的治安が良いエリアといえるでしょう。
犯罪件数の約34％が自転車盗です。被害に遭わないためには少しの間でも自転車から離れる際には、必ず施錠をしましょう。チェーン錠やワイヤー錠などで2か所施錠をすると、防犯効果が高まります。
暴行や傷害などの粗暴犯は、約7％です。新大阪駅や上新庄駅周辺などでは、酔っ払いなどに絡まれないように注意してください。また、路上強盗も発生しているので、夜に人気のない裏道などは歩かないようにしましょう。公然わいせつなど、女性や子どもが被害者になる犯罪も発生しています。夜道や登下校の一人歩きは避けたほうが安全です。
東淀川区でも特殊詐欺が発生しており、息子や警察官、百貨店店員などを騙るアポ電話が多発しています。不審な電話に対応して、預金などの情報を伝えたりしないようにしてください。

大阪府大阪市東淀川区の地盤の強さ

淀川の河口に位置する東淀川区は、淀川の土砂が堆積してできた三角州で、古来は「難波八十島」と呼ばれる無数の島々の一画でした。今でも、柴島や東中島など島の名が付く地名が残っています。
東淀川区の地盤は、淡路駅がある中央の地域が「後背湿地」、崇禅寺駅のある西側と上新庄駅や「だいどう豊里」駅がある西側が「砂州・砂礫州」です。その他、菅原や豊新、西淡路の一部が「旧河道」、菅原と井高野の一部が「自然堤防」となっています。
自然堤防は、河川によって運ばれた砂や礫が河岸に堆積してできたもので、丘のように周囲より少し高くなっています。地震が起きた場合には、ゆれやすく、非常に液状化しやすい地盤です。
後背湿地は、自然堤防の背後に形成される低くて平坦な湿地です。細かいシルト（沈泥）や粘土、有機質土などで形成されています。軟弱な地盤なので特にゆれやすく、液状化もしやすいでしょう。
砂州・砂礫州は、波や潮流の動きによりできたもので、密な砂からなっています。比較的ゆれにくいですが、場所によってはゆれやすいので注意が必要です。液状化するリスクは低いです。
旧河道は、過去に河川が流れていた場所で周囲より低くなっています。ゆれやすく、非常に液状化しやすい地形です。
東淀川区では、淀川や神崎川、安威川の氾濫、内水氾濫および高潮による浸水被害が全域で想定されています。水害ハザードマップなどを参考にして、日ごろから安全な避難場所や避難経路の確認を行っておきましょう。

大阪府大阪市東淀川区の医療施設

東淀川区は、医療施設が充実しており、区内には病院が5件、内科や外科などの一般診療所があわせて130件超、歯科診療所が約90件あります。
淡路駅や上新庄駅周辺には、内科や耳鼻咽喉科、眼科、歯科など、数多くの診療所が集まっており、通院に便利です。
淡路駅から徒歩約10分、JR淡路駅から徒歩約8分の「医誠会病院」は、327床を有する病院です。脳神経外科や整形外科の二次救急に対応しています。
崇禅寺駅と柴島駅から徒歩約3分の「淀川キリスト病院」は、581床を有する地域支援病院です。小児科も含めた二次救急に対応しており、地域周産期センターにも指定されています。
東淀川区は、高齢者向けの施設も充実しています。2021年（令和3年）春に上新庄駅近くに開業する「ポプラ上新庄」など、10軒以上の特別養護老人ホームがあるほか、有料老人ホームや介護老人保健施設、グループホーム、小規模多機能型居宅介護施設などの高齢者向け施設が多数あります。

大阪府大阪市東淀川区の家づくりアドバイス

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