千葉県千葉市緑区 | 注文住宅特集

千葉市緑区は千葉市の東南部に位置し、面積は66.25平方キロメートルと県内では2番目に大きい区です。「緑区」という名前の通り、緑豊かな自然が多く残っています。東南部に位置する「昭和の森」は、広大な敷地を誇る公園で、四季折々の花や、スポーツの大会などを楽しめます。県内外からも多くの方々が訪れる、緑区の大人気スポットです。区内にはJR外房線や京成電鉄千原線といった鉄道や、圏央道に接続する千葉外房有料道路などが通っています。
また、商業施設も豊富で、近年では駅近辺に多数のショッピングセンターが開業しています。ここでは自然豊かで商業施設も多く、住みやすい緑区の特徴について詳しくご紹介します。

千葉県千葉市緑区の商業施設

千葉市緑区の主要駅近辺はショッピング施設に恵まれています。
緑区エリアの西側に位置するJR外房線「鎌取」駅南口を出て鎌取センター歩道橋を渡るとすぐに、「ゆみ〜る鎌取ショッピングセンター」があります。1階から5階まで多数のショップが入っている大型ショッピングモールです。食料品から生活雑貨、衣料品まで、あらゆるものを揃えることができます。電車や車、バス問わず、アクセスしやすい場所にあるので、周辺に住んでいれば、いつでも行きやすく、生活日用品に困ることはないでしょう。
一方、区の東側に位置するJR外房線「土気駅」付近には「あすみが丘ブランニューモール」があります。こちらは駅から少し離れた徒歩15分、約1.2kmの場所に位置しますが、駅から大通りを直進した場所にあるので道に迷うことはないでしょう。
施設内にはホームセンターや飲食店、生活雑貨、ボウリング場などがあり、暮らしに役立つとともに、趣味も楽しめる施設です。

千葉県千葉市緑区の教育環境（学区）

ある口コミサイトの調査によると、千葉市緑区で最も人気のある小学校はおゆみ野南にある「千葉市立金沢小学校」でした。金沢小学校は1997年（平成9年）に開校された比較的新しい学校です。「2030年に社会で活躍できる人を育てる」という目標を掲げており、2020年（令和2年）度からは「ミライ」と名付けられた科目を実施しています。この科目は将来を見据え、プログラミング的思考を育むためのカリキュラムが組まれました。
また、金沢小学校はオープンスクール型の校舎になっているため、のびのびとした開放的な空間で学べることも、魅力のひとつです。
実際に学内で取られた保護者対象のアンケート結果によると、「毎日楽しく学校に通っている」「基礎的な学力がついている」など、ポジティブな意見が多く見られます。さらに、学校周辺には公園が多数存在していて、学校内外問わず、子ども同士のコミュニケーション能力を育むことにもつながるでしょう。

千葉県千葉市緑区の治安

千葉県警が発表している、「人口1万人あたりの犯罪発生件数（令和2年確定値）」によると、緑区は千葉市内で最も犯罪発生件数が低い、安全な街です。千葉県全域と比べても数値が低いので、治安のよい街に暮らしたいと思うのならば、おすすめといえるでしょう。
繁華街もなく、閑静な街なみが広がっているので、夜間の外出も危険は少ないです。実際、凶悪犯罪や、繁華街で起きやすい暴行などの暴力犯罪の件数は、他の犯罪と比べ特に低い数値です。
また、「防犯ウオーキングボランティア」という、日々の散歩やウォーキングを利用した見回りボランティアを募集しています。このボランティア活動には2019年（令和元年）12月末時点で1,800人以上が登録しており、区内の住人全体の防犯意識が高いことがうかがえます。

千葉県千葉市緑区の地盤の強さ

緑区は海抜が高く、起伏の少ない土地です。約13万年〜2万年前の火山噴火活動が多く見られた時期に堆積した火山灰からなる、ローム層で覆われています。ローム層とは、表土のローム土（赤土）と下部の凝灰質粘土からなっており、長い年月がかかると、土壌内の鉱物に化学的な結合が生まれ、とても強い土壌へと変化します。
しかし、開発などによって掘削されると、その結合が破壊されます。結びつきが一度壊れてしまうと、二度と強度が生まれることはなくなってしまうので、ローム層の土地を選ぶときには注意が必要です。
開発はしていないとしても、土砂崩れや地震などによって自然と結合が崩れてしまっている場合もあります。特に表土部分は結合が壊れていることも多いようです。しかし、そういった地盤に気を付ければ、強度が高く、家を建てるには最適な土地だといえるでしょう。
しかし、緑区は千葉市が発表している「千葉市地震・風水害ハザードマップ（WEB版）」によると、揺れやすい地域です。特にJR外房線の線路より北側は、千葉市直下型地震が起きた際震度6強以上を観測する恐れがあるとされています。
また、緑区内の南西側では液状化が生じる可能性もあります。このような土地では基礎工事の補強が必要になるかもしれません。いずれにせよ、住居を構える際は地盤の調査はしっかり行いましょう。

千葉県千葉市緑区の医療施設

千葉市緑区には大小さまざまな医療施設があります。
「土気」駅周辺には、前述した「あすみが丘ブランニューモール」までの間に、内科や歯科、整形外科などの専門医院が軒を連ねており、買い物ついでに検診を受けることも可能です。
また、同じ大通りに面している「あすみが丘医院」は在宅医療を専門としており、土気駅を中心に半径16kmという、非常に広範囲にわたって、24時間365日の訪問治療を行っています。
「鎌取」駅周辺には、下総精神医療センター、千葉県こども病院、千葉リハビリテーションセンターなどがあります。また、老人ホームも豊富で、駅周辺には5件ほど点在しています。「鎌取」駅周辺は、子どもからご年配の方まで、医療機関にかかりやすい街といえるでしょう。
そんな鎌取駅から車で約10分の場所には区内最大級の「おゆみ野中央病院」があります。こちらの病院は整形外科、内科、循環器内科、小児科、形成外科、リハビリテーション科を中心とした総合病院です。2014年（平成26年）春にオープンした比較的新しい病院のため、最先端の医療を受けられます。平日には朝と昼の2回、「鎌取」駅から直通バスが出ています。