千葉県松戸市 | 注文住宅特集

松戸市は千葉県の北西部に位置する市です。市の西側を江戸川が流れ、対岸は東京都葛飾区や埼玉県三郷市と隣接しています。人口はおよそ49万人、面積は61.38平方キロメートルです。松戸駅から都心まで電車で30分ほどの距離なので、東京都のベッドタウンとして発展を続けています。市内をJR常磐線・JR武蔵野線・新京成電鉄・東武鉄道・流鉄・北総鉄道などの鉄道が走り、交通の便はとても良好です。「共働き世帯が子育てしやすい街ランキング」では2020年（令和2年）に全国1位など常に上位をキープしていて、ファミリー世帯に大変人気があります。生活のしやすさはもちろん、自然も豊かでとてもバランスのとれたエリアです。

千葉県松戸市の商業施設

JR松戸駅周辺には複数の商業施設があります。駅ビルには首都圏の駅を中心に店舗を展開する「アトレ」があり、衣料品や雑貨などの買い物ができます。西口から徒歩3分ほどの場所に「ダイエー松戸西口店」があり、食品や生活用品などの買い物が可能です。また西口から徒歩5分ほどの場所には「キテミテマツド」があり、衣料品や雑貨をはじめ、インテリア用品、書店、楽器店、ヨガスタジオ、歯科、飲食店などさまざまな店舗が入っています。さらに東口から駅直結のデッキで徒歩2分の「プラーレ松戸」があり、こちらも衣料品や雑貨、マッサージ店、飲食店などが入っています。また2階から6階までのフロアにスーパー「イトーヨーカドー」が入っているので、食品から生活用品、子ども用品などを揃えることができるので大変便利です。新松戸駅から徒歩20分ほどの場所にあるのが、大型ショッピングモールの「テラスモール松戸」です。さまざまな買い物をはじめ、映画やフードコートでの食事を楽しむこともできます。

千葉県松戸市の教育環境（学区）

松戸市で、もっとも保護者の平均年収が高い地域というデータがある市立相模台小学校は、松戸駅から徒歩8分ほどの場所にあります。教育熱心な保護者が多いため中学受験率が高く、学区外からも多くの児童が通学しています。裁判所や大学、大きな公園に囲まれているので落ち着いた環境です。地域の方々の見守りがあり、登下校も安心してできるでしょう。松戸駅前には学習塾や習い事の教室もたくさんあるので、教育環境としては問題のない立地です。次に市内で保護者の平均年収が多いとされているは、市立新松戸南小学校です。新松戸駅から徒歩20分ほどの住宅街のなかにあります。のんびりとした雰囲気の小学校だと評判です。坂川放水路をはさんで西側には市立新松戸西小学校があり、こちらも穏やかな雰囲気で人気の小学校です。

千葉県松戸市の治安

松戸市は治安が悪いという話をよく耳にしますが、それは昔の話です。2020年（令和2年）の犯罪発生率は1999年（平成11年）より80％も減少しました。しかし松戸駅周辺は繁華街になりますので、やはり犯罪件数もそれなりにはあるようです。松戸市だけでなく、どこの地域でも人が多く集まる繁華街は犯罪率も高くなる傾向があります。買い物や飲食などの便利さとは表裏一体となるため、そのような場所での女性や子どもの夜の一人歩きには注意が必要です。しかし住宅街に入ると閑静な街並みが続きます。会社員の世帯が多く集まり、子育てしやすく住みやすい街といえるでしょう。住宅街での犯罪は住居侵入や自転車の盗難などがあったようですので、日頃から防犯への意識を高め、地域で一体となって犯罪者を寄せ付けない努力が必要となるでしょう。

千葉県松戸市の地盤の強さ

松戸市の地盤は南北を走る常磐線を境に、西は江戸川沿いの海岸低地と、東は下総台地で分かれています。最高標高は21世紀の森と広場南端付近で34m、最低標高は江戸川沿いの栄町西5丁目付近で1.3mです。河川敷沿いの低地は、東京湾沿岸に広く分布する標高の低いエリアで、軟弱な地盤といわれています。建物の建設の際には、標準的な基礎では十分な耐力を確保することが困難なので、基礎補強策が必要となります。一方、下総台地は富士山や箱根山の火山灰が堆積した関東ローム層で成り立っています。自然堆積した関東ローム土は比較的強度が強いといわれていて、地盤は安定している傾向です。一戸建てを建設するには適した地盤といえるでしょう。しかし市内の下総台地には小河川が流れており、その影響で枝状に谷底低地になっている地域があり、地盤が軟弱になっている場所があるので注意が必要です。また河川や池を埋め立てた場所は、市提供の「揺れやすさマップ」で揺れが非常に強いという予想が出ていますので、こちらも十分な下調べが必要でしょう。市内では新京成線沿いの地盤が固く、水害にも強い地域といえそうです。松戸市ではこうした災害による被害について、松戸市防災マップアプリを作成するなど、さまざまな取り組みが行われています。

千葉県松戸市の医療施設

松戸市の「松戸市立総合医療センター」はおよそ35の診療科を持つ大規模な総合病院です。地域災害拠点病院としての機能も果たし、地域の方々から厚い信頼を寄せられています。21世紀の森と広場の西側に立地し、駅からは距離がありますが、路線バスやシャトルバス、松戸市のコミュニティバス「ゆめいろバス」が運行しているので、通院の交通手段には困りません。21世紀の森と広場の東側には「千葉西総合病院」があり、こちらも地域の方はもちろん、国内外からの患者も通う総合病院です。常盤平駅から徒歩8分ほどの場所に立地し、シャトルバスも運行しています。また新松戸駅から徒歩3分ほどの場所には「新松戸総合病院」があり、ほかにも市内には病院が多数あります。中規模から大規模の老人ホームも多数ありますので、高齢者にも安心です。