神奈川県横浜市鶴見区 | 注文住宅特集

横浜市鶴見区は、神奈川県横浜市の北東端に位置し、人口は約29万人と横浜市内でも3位に入ります（2020年9月時点）。
このエリアは交通の利便性に優れており、幹線道路は区内を横断する国道1号線や15号線、首都高速の横羽線、湾岸線があります。鉄道は、JR京浜東北線・鶴見線・京浜急行線などが通り、都内へのアクセスも良好です。
区の名前である「鶴見」は、昔この地域に鶴がたくさん飛来していたことからその名前がついた説や、源頼朝がこの地で鶴と戯れたため、などのさまざまな説があるそうです。区内には桜の名所として知られる「県立三ツ池公園」もあります。このように交通の利便に優れ、歴史もある鶴見区の通勤時間や住みやすさについてご紹介します

神奈川県横浜市鶴見区の商業施設

駅周辺に多くの商業施設がそろっているのが、鶴見区エリアの特徴です。JR京浜東北線と鶴見線が通る「鶴見駅」周辺には駅直結のショッピングモールがあり、地元住民の生活を支える拠点となっています。
「鶴見駅」の駅ビルは、東側の「シァル鶴見」や西口側の「鶴見フーガ2」「ミナール」などバラエティに富んでいます。西口側には「西友鶴見店」もあり、いずれも区内住民の生活を支える重要な拠点です。
「鶴見駅」から徒歩数分の「京急鶴見駅」そばには「オリンピック鶴見店」があります。同敷地内にはホームセンター「おうちDEPO鶴見中央店」などが併設されているので、日用品のまとめ買いにもぴったりです。「京急鶴見駅」から少し離れた東側には、「イトーヨーカドー鶴見店」や「ヤマダ電機テックランド鶴見店」もあります。
このように、鶴見区エリアは日々の暮らしに必要となる生活雑貨や食料品、家電製品まで幅広くそろえることができる、商業施設に恵まれた地域です。

神奈川県横浜市鶴見区の教育環境（学区）

横浜市鶴見区で平均年収の高い世帯の子どもが通う小学校は、横浜市鶴見区の「横浜市立鶴見小学校」といわれています。横浜市立鶴見小学校は1931年（昭和6年）に開校されました。児童数は1学年100人を超えており、規模の大きい学校といえるでしょう（2021年2月時点）。横浜市教育委員会による「令和元年度優秀教育実践校」にも選定されていて、1年生時から小学校6年間のカリキュラムを念頭に置いた教育が行われています。遊びから学びにつなげ、児童が学校生活になじめるように考えられた学習方法は、他校のモデルにもなっています。
また鶴見区の小学校は「小中一貫教育」を教育方針に掲げており、学区の中学校との円滑な情報共有を行うなど、教育面でも充実している区です。

神奈川県横浜市鶴見区の治安

神奈川県警が発表しているデータによると、2020年1月～12月の累計暫定値で、鶴見区の犯罪発生件数は横浜市内で3番目の多さです。しかし、詳細なデータを見ていくと、年々犯罪認知件数が下がっていることがわかります。かつては危険な街というイメージもあったようですが、現在では特筆して犯罪件数が多い街というわけではありません。
鶴見駅の周辺は繁華街となっており、娯楽施設なども多い地域なので、夜に女性がひとりで歩くのは注意したほうがよいでしょう。東口側は昔ながらの景色が残る場所でもあるため、駅周辺から離れると暗く狭い路地も増えてきます。暗くなる時間帯は、子どものひとり歩きは避けたほうが安心です。
一方、西口側は三ツ池公園などがある住宅街です。こちらはひったくりや空き巣の犯罪件数が0件になったこともあるなど、治安は悪くありません。

神奈川県横浜市鶴見区の地盤の強さ

横浜市鶴見区の地盤は大きく「台地面」「台地と低地の境」「谷底低地」「氾濫低地」の4つに分類されます。また、鶴見区と川崎市の境を流れる鶴見川沿いは「氾濫低地」とその西側に位置する下末吉の高台に大別されます。
「台地面」は、関東ローム層と呼ばれる火山灰で覆われている起伏の少ない平坦な面です。関東ローム層は上部がローム土（赤土）、下部が凝灰質粘土で構成されています。長い年月を経て自然に堆積したローム層の上の地盤は比較的大きな強度が期待でき、住宅の地盤としては良好です。区内の東寺尾北台にこの地盤が見られます。
「台地と低地の境」は台地の側面が低地側へ下っている斜面です。場所によっては安定した地盤もありますが、背後の土地から流入してくる雨水や地下水などによって地盤が軟弱化したり、地盤のバランスが悪くなっていたりすることがあります。馬場3丁目にこの地盤が見られます。
「谷底低地」は河川などによって削られて形成された低地です。台地を形成していた土砂が再度堆積した土などが分布しているため、地盤は非常に軟弱といわれています。この地盤が見られる地域は梶山1丁目です。
「氾濫低地」は鶴見川沿岸に広く分布している標高の低い面です。地盤の地下水位が低く、軟弱な粘土などが多く分布しており、長期的に沈下が問題になっている場所も多く見られます。矢向2丁目にこの地盤が見られます。
横浜市鶴見区は全体的に地盤が弱い場所が多いことから、住宅を建てる際は基礎工事での補強が重要です。

神奈川県横浜市鶴見区の医療施設

鶴見駅周辺には総合病院が3件、大学病院が1件、その他にも私立病院や診療所が複数あり、駅周辺の徒歩数分圏内にはさらに多くの総合病院やクリニック、私立病院があります。川崎駅や生麦駅の周辺にも多くの医療機関があり、このエリアの医療機関や施設は充実しているといえそうです。
また、特別養護老人ホームなどの介護保険施設や、有料老人ホームなども数多くあります。年配の方でも安心して住めるエリアといえるでしょう。
ただし、区内で見ると東側の駅周辺に大型の病院が集中しているため、区の西側に住んでいると、駅まで足を運ぶ必要があります。とはいえ、区の西端から東端までの距離は8～9km程度なので、自動車やバスを利用すれば遠くはありません。医療機関へのアクセスは、それほど問題にはならないでしょう。

神奈川県横浜市鶴見区の家づくりアドバイス

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