【神奈川県横浜市青葉区編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店29社　比較一覧

横浜市青葉区のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
東京都内への通勤に便利な立地の青葉区は、大手であればほとんどのハウスメーカーが対応しているエリアです。しかし、他のエリアに重点を置くメーカーなど、すべてのメーカーが青葉区に対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「おしゃれ」「ZEH対応」「全館空調」等、自分のこだわりを明確にしておくことも、合ったメーカーを選びやすくするポイントです。
また、特に青葉区は、「街区公園」いう近隣住民のための小規模な公園が豊富な地域で、緑が住宅街に密接に存在する環境にあるため、自然環境に優しい、調和したデザインの家づくりに注目が集まっています。

参考：横浜市青葉区「なるほどあおば2023　データで見る青葉区｜④暮らし・生活・環境」

自分の予算に合ったハウスメーカーにまず絞り、構造や対応エリア、自分のこだわりを叶えられるかどうか、地域の特徴にあっているか、で最終的に判断するのが良いでしょう。

▼上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください
・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表【2024年】！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大切です。

1.自然環境に優しい機能、デザインを取り入れているか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

横浜市青葉区のハウスメーカー事情

青葉区は、「東急田園都市線」が主要路線であり、その駅周辺に商業施設が集積されていつつも、少し歩くと公園と住宅街が広がっている、便利で閑静な暮らしを提供しているエリアです。
環境面の充実から「子育て世帯の居住地」として人気で、結果、環境意識の高い住人も多く住んでいます。
また、横浜市は補助金や「よこはま健康・省エネ住宅の事業者登録制度」等で「省エネ性の高い住宅」の支援に熱心です。

参考：よこはま健康・省エネ住宅推進コンソーシアム「登録事業者MAP」

こうした背景をふまえ、青葉区で人気のハウスメーカーは、「自然環境を生かした家づくり」「省エネ住宅」を得意としている所になります。
ここからは青葉区で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【アイ工務店】
アイ工務店は、「よこはま健康・省エネ住宅」の登録事業者です。建材をミリ単位でプレカットするなど、精密なつくりで高気密・高断熱の家づくりに定評があります。
また、熱交換型24時間セントラル換気システムを採用していることも特徴です。最高水準の気密性を誇る住まいの空気環境を快適に過ごせる技術で、室温を安定させつつ空気を新鮮に保てます。

▼アイ工務店についてはこちらで詳しく解説しています。
【アンケート結果で知る！】アイ工務店の評価・評判と坪単価
【アキュラホーム】
アキュラホームは完全自由設計、ZEHを超える「高断熱・エコな家」を職人品質、適正価格で実現するハウスメーカーです。
デザインコードを採用した設計で環境にマッチする美しい住宅設計を可能にしました。
また、断熱性能は施工技術の高さで"死角"を無くし、長期に性能を継続する断熱材を採用することで、ZEHを超える性能を実現しています。

▼アキュラホームについてはこちらで詳しく解説しています。
アキュラホームの評判・口コミは？坪単価や特徴、メリット・デメリットも紹介

【ネクストイノベーション】
ネクストイノベーションでは、高性能標準仕様の「ネクストハウス（ネクストシリーズ）」、性能とデザインを極めた「アクティエシリーズ」、デザイナーズハウス「ウェルホーム」の３つのシリーズを展開しています。
断熱等級６を標準仕様とする「ネクストハウス」では、適材適所の断熱材を採用。加えて、太陽光発電システムやホームエネルギーマネジメントシステム（HEMS）、蓄電システムなど、最先端の省エネ設備を取り入れた家づくりができます。

▼ネクストイノベーションについてはこちらで詳しく解説しています。
ネクストイノベーションはどんなハウスメーカー？注文住宅の商品特徴や評判

横浜市青葉区の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきた様に、青葉区では「自然環境を生かした家づくり」「省エネ住宅」である事が大事にされています。

参考：横浜市青葉区「第3章テーマ別まちづくり指針」
参考：横浜市「令和６年度省エネ住宅住替え補助制度」

そんな青葉区の注文住宅の「最新トレンド」は主に以下の3つです。

「庭のある家」が人気
公園や緑が多い子育て世帯に人気の青葉区では、庭のある家が人気です。夏、子供がプール遊びをしたり、家族でバーベキューをしたりする庭は、プライベート性の重視も重要になってきます。
また、内と外の境界線をあいまいにしたアウトドアリビングや採光にも一役買う中庭など、開放的な空間づくりができる工夫も人気です。

▼「注文住宅の庭」についてはこちらで詳しく解説しています。
注文住宅の庭づくり！おすすめアイデアと種類ごとの特徴・費用相場

「パッシブデザイン」が人気
「パッシブデザイン」とは、エネルギー効率をよくするために光、熱、風といった自然の恩恵を住まいに取り込むデザインのことです。立地環境に合った方法でエネルギーの有効活用をする工夫を施します。
採光に配慮した窓の配置や、熱交換換気の導入など、快適性と省エネ性の双方を追求した健康的な住まいが実現できます。
青葉区は、身近にある自然環境を生かせる「パッシブデザイン」の考え方での家づくりに最適です。

▼「パッシブデザイン」についてはこちらで詳しく解説しています。
パッシブデザインとは？工夫・デメリットを知って自然を活かした家をつくろう

「省エネ住宅」が人気
住宅の省エネ化はトレンドの一つです。省エネに寄与する性能は主に以下の性能が挙げられます。

・気密性
・断熱性
・日射遮蔽性

高気密・高断熱は、外気の影響を遮断できる外皮や建材を導入することで、熱効率を良くして、少ないエネルギーで室温を一定にする効果があります。パッシブデザインにおいても高気密・高断熱は不可欠な要素の一つです。
また、断熱性などの省エネ性能に創エネを組み込んだZEHは、国や自治体が補助金を設けて標準化に取り組んでいる究極の省エネ住宅です。
横浜市では「よこはま健康・省エネ住宅」の事業者登録制度があるため、省エネ住宅づくりに取り組んでいるハウスメーカーがわかりやすくなっています。

▼「断熱性能」「ZEH」についてはこちらで詳しく解説しています。
高気密・高断熱な家は後悔する？デメリットやハウスメーカーの選び方も解説
断熱等級7に対応しているハウスメーカー5選！断熱性能を決める要素も解説
ZEHとは？メリット・デメリットや種類をわかりやすく解説