神奈川県横須賀市 | 注文住宅特集

横須賀市は神奈川県の南東、三浦半島の大部分を占める、東は東京湾、西は相模湾に面している中核市です。美しい海岸と景色が広がり、ペリー艦隊が浦賀に来航した「開国の地」、異国情緒あふれる港町としても知られています。市内にはJR横須賀線と京浜急行電鉄が走り、都心からのアクセスも良好です。また、東京湾フェリーを使えば、40分ほどで房総半島に行けます。横須賀市の周囲の海には、暖流である黒潮が流れているため、冬は暖かく、夏は涼しく、気温の高低差が比較的少ない、年間をとおして過ごしやすい土地です。ここでは横須賀市から主要都市への通勤時間、横須賀市での生活に欠かせない情報をご紹介します。

神奈川県横須賀市の商業施設

横須賀市は商業施設が充実しています。
「汐入」駅から徒歩3分、「横須賀中央駅」から徒歩10分に位置する「コースカ ベイサイド ストアーズ」は、2020年（令和2年）4月24日にオープンした新商業施設です。エリア最大級の「“食”集積ゾーン」と呼ばれるオーシャンビューのフードコート「スカイチ（SKA-1）」のほか、地元で採れた肉や魚介を提供するレストラン、大型スーパーマーケット、地域を結ぶ直売広場など、飲食店や食品販売店が立ち並んでいます。ファッションやインテリア、雑貨、コスメなどの店舗が100店以上入っているほか、映画館やアスレチックなどの娯楽施設もあるので、家族で休日を過ごすにはもってこいの施設です。
「横須賀中央」駅西口には「モアーズシティ」があり、9階建ての建物にファッションや生活雑貨、カフェ、レストラン、スーパーマーケットなどが入っています。
「京急久里浜」駅には駅直結の「ウィング久里浜」があります。スーパーマーケットやカフェ、レストランなどが入る複合商業施設です。東口周辺には飲食店やドラッグストアなどが出店している商店街があります。この商店街を抜けると、大型ショッピングセンターの「イオン久里浜店」があり、「京急久里浜」駅周辺も日常の買い物には便利なエリアです。
横須賀市は、老若男女問わず楽しめる、ショッピングの選択肢が多い都市だといえるでしょう。

神奈川県横須賀市の教育環境（学区）

横須賀市には公立小学校が46校あります。横須賀市では2018年（平成30年）度から4か年計画で策定された「横須賀市学力向上推進プラン」という、横須賀市の全ての子どもたちに「確かな学力」の育成を図るための施策があります。「学習重点プラン」の策定・実施や、学習支援員の配置、小学校3年生35人学級の実施、小学校低学年授業アドバイザーの配置などを行っており、教育体制の強化に積極的に取り組んでいます。

古くからの高級住宅街として知られる湘南鷹取地区にある「鷹取小学校」は、横須賀市の中で最も世帯年収が高いエリアにある小学校です。最寄駅の京浜急行「追浜」駅周辺には学習塾が多く集まっており、教育に関心の高い世帯が多いことがうかがい知れます。すぐ近くにある鷹取山の自然に恵まれた小学校では、親子参加型の行事も盛んです。

神奈川県横須賀市の治安

横須賀市は40万人都市で、繁華街もありますが、神奈川県内の市区町村の犯罪発生率を見てみると、横須賀市は57市区町村中、33位です。犯罪件数も同県内では少なめで、市と米軍が協力して防犯体制を整えていることが、この良好な結果に表れているのかもしれません。2020年（令和2年）の横須賀市内における刑法犯認知件数も、前年比257件減となっており、ここ数年は減少傾向が続いています。
市政における防犯の取り組みも見逃せません。横須賀市では、横須賀市安全・安心まちづくり推進連絡協議会の設置や 防犯講演会の開催、地域防犯リーダーの育成をとおして、安全・安心なまちづくりを推進しています。
2005年（平成17年）10月からは、市内で事業を展開する事業者と、警察、市の三者が協力した防犯に関する協定「よこすか安全・安心パトロール、ステーション」が始まっています。これは街中での不審者の通報や、高齢者、子どもの安全確保に役立つ施策です。

神奈川県横須賀市の地盤の強さ

横須賀市の大部分は、三浦丘陵の上に位置しています。南端部にわずかな三崎台地の台地面が、沿岸部には砂丘や砂堆の地形が分布しています。軟弱地盤は市内では確認されていませんが、埋立地や平作川流域の低地では、住宅建設の際に基礎補強が必要となる場合が多いようです。このようなエリアは、液状化のリスクも抱えています。
丘陵地は高度があり、安定した地層で形成されていて、比較的平坦な丘の頂上付近を中心に、宅地として良好な地盤が広がっています。しかし、周辺は起伏の激しい地形となっているため、大規模な整地が行われており、バランスの悪い地盤となっている場合があるので注意が必要です。このような地盤では、沈下対策となる基礎の補強が必要になる可能性があります。
「京急久里浜駅」周辺は、海の波や潮流によって形成された砂浜が成長した砂堆・砂州と呼ばれる微高地や、さらに堆積した砂が風によって運ばれ小高い丘になった地域です。地中深くから砂が堆積し、強固な地盤となっています。このような土地は、多くの場合で住宅環境として良好です。横須賀市は、高台と低地が入り組んで存在しているため、特に斜面や崖下の低地には、土砂災害の危険性が指摘されているエリアもあります。低地では、地表近くに緩い砂が積もっていることもあり、このようなエリアでは基礎の補強について検討する必要があるでしょう。

神奈川県横須賀市の医療施設

「横須賀中央」駅周辺は、医療施設が多い地域です。東口を出て南東に徒歩7分の場所にある「横須賀共済病院」は、病床数740床を保有し、内科や外科系部門をはじめ、救急救命センター、NICU（新生児集中治療室）、CCU（冠疾患集中治療室）、ICUなど、幅広い機能をもった総合病院です。
東口から北西に徒歩7分の場所には、同じく総合病院の「聖ヨゼフ病院」があります。内科、整形外科、放射線科、リハビリテーション科の診療を行っており、一般病棟は135床設置されています。
横須賀市の主要駅周辺には、内科や歯科、皮膚科、眼科などのクリニックが多く、医療体制はよく整っているといえるでしょう。また、「特別養護老人ホーム恵徳苑」や「共楽荘特養ホーム」をはじめとする老人ホームも数多くあります。