東京都東久留米市 | 注文住宅特集

東久留米市は東京都の北側にあり、埼玉県と隣接している市です。住宅地や大規模団地が市の多くを占めており、都心へ移動する人たちが多く住んでいます。東久留米市にある駅は西武池袋線の「東久留米駅」のみで、ここに住む人たちの主要駅といえるでしょう。西武池袋線は有楽町、副都心線との乗り入れもあり、とても便利です。駅の近くには商業施設や住宅が立ち並んだ市の中心街となっています。地形は西から東にかけてやや傾斜があり、市の中央には目黒川と落合川が流れていて、地下水が沸き上がることが特徴です。特に、南沢湧水群は都内で唯一の「平成の名水百選」に選ばれるほど水が澄んでいるので、自然豊かな地域ともいえるでしょう。都心にも出やすく、自然が豊富なことから住みやすい街として有名です。ここでは東久留米市の住みやすさや地盤についてご紹介します。

東京都東久留米市の商業施設

東久留米市最大のショッピング施設は「イオンモール東久留米」です。東久留米駅からは徒歩で30分程かかる市の南側にあります。3階建ての施設にはスーパーマーケットやレストラン、ファッションや家電などのお店が揃っており、ここに来れば一通りの物は買えるでしょう。
東久留米駅の東口には駅ビルの「エミオ東久留米」があります。高級スーパーの「成城石井」やドラッグストア、総菜屋などが入っているので、イオンモールとはまた違った雰囲気を感じられます。
駅から西へ徒歩10分ほどの場所には「イトーヨーカドー東久留米店」があり、衣料品や食料品はもちろん、「アカチャンホンポ」や幼児知育、子供英会話教室などが入っているので、子育て世帯にも人気の施設です。
他のショッピング施設は「サミット」や「ヤマダ電機」「UNIQLO」が入っている「東久留米ショッピングセンター クルネ」や「エニタイムフィットネス」や「ダイソー」が入っている「アクロスプラザ東久留米」などがあります。

東京都東久留米市の教育環境（学区）

東久留米市で人気のある小学校区は、中央町にある「第三小学校」です。東京都のモデル校にもなっています。また脳や神経、筋を使い運動機能の調節や改善を目指す脳科学や運動生理学に基づいたコオーディネーショントレーニングの地域拠点校にもなっています。
小山にある「小山小学校」も人気の小学校です。こちらは東久留米市のモデル校となっています。小山小学校は2019年（令和元年）度に東久留米市の研究推進校に指定されており、ここではキャリア教育の研究に基づいた、より充実した内容の授業を受けることが可能です。
もっとも年収の高い学区は新川町にある「第二小学校」です。2019年（令和元年）の調査では、推定年収は709万円でした。
児童数が多く、人気が高い小学校区は南沢にある「第五小学校」です。児童数は約650人で、世帯年収も約700万円と高めになっています。

東京都東久留米市の治安

警視庁では市区町村別に年間の犯罪件数を発表しています。2020年（令和2年）の東久留米市の犯罪件数は557件でした。この数は東京都の市と区の中で10番目に少ない数です。このことから、東久留米市は犯罪が少ない治安のよい地域といえます。
また、交通事故がどのくらい起きているかも気になるところでしょう。こちらに関しても、警視庁が交通事故の発生件数を発表しています。東久留米市で起きた2020年（令和2年）の交通事故は、194件でした。死者数は1人、負傷者は227人です。人口1,000人当たりの交通事故件数は1.6件となります。東京都では人口1000人当たり1.8件発生している計算になるので、東久留米市は東京都の平均よりも少ない事故件数といえます。交通事故も多くなく、犯罪率も低いので安心して暮らせる地域です。

東京都東久留米市の地盤の強さ

東久留米市は武蔵野台地のほぼ中央に位置しています。標高は70～40mほどで、東にかけてなだらかに傾斜しているのが特徴です。
武蔵野台地は関東ローム層といわれる、富士山などの火山灰土で覆われている地盤です。関東ローム層の上部にあるローム土は強度があるので、武蔵野台地は地震で揺れにくい地盤といわれています。東久留米市のほとんどが武蔵野台地の上にあるので、東久留米市は東京都の中でも地盤のよいエリアです。
しかし、東久留米市の一部には谷底低地という地盤があることを知っておきましょう。谷底低地は「台地となっている部分が河川によって削られた」土地です。土砂や腐植土などが積もっていて、柔らかく軟弱な土地といわれています。谷底低地は揺れやすく、地震の被害も受けやすいので注意が必要です。また標高も低くなっているので、浸水などの水害にも気を付けましょう。
東久留米市のホームページによると、学園町2丁目、幸町1丁目、神宝町1丁目、大門町2丁目、前澤1丁目、3丁目、4丁目、南沢4丁目、南町1丁目、3丁目は谷底低地の上にあります。地震で揺れやすく、地盤のゆるい土地なので災害対策が必要です。東久留米市の中でもエリアによって地盤の強さが違うので、東久留米市のホームページやハザードマップなどで確認しておきましょう。

東京都東久留米市の医療施設

東久留米市には総合病院が4件あります。その中の1つに「篠宮正明記念アルテミスウイメンズホスピタル」という名の病院があり、その名の通り産婦人科の総合病院です。女性特有の病気に特化しているので、相談や診療などをこちらで対応してもらえる可能性もあります。個人病院を転々とするよりも正確に診てもらえるのは心強いでしょう。
内科は市内に43件あります。「東久留米駅前クリニック」は駅の近くにあり、通勤・通学のついでに立ち寄りやすい立地です。「東久留米市おだやかメディカルクリニック」はイオンモール東久留米の中にあるので、買い物のついでに受診できます。
小児科は東久留米市内に16件あります。「大塚小児科アレルギー科クリニック」はアレルギーに特化した病院です。アレルギーのあるお子様がいるご家庭も安心して診てもらうことができます。わくわく健康プラザ内には「東久留米市休日診療所」があり、休日の病気や怪我の際にもすぐに対応可能です。
老人ホームは市内に21件あります。介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホーム、シニア向け分譲マンションなどの種類があり、選択肢が豊富です。手厚いリハビリが受けられる「あいらの杜 東久留米」や眺望のよい大浴場がある「カルムコート武蔵野」などの介護付き有料老人ホームの人気が目立っています。