神奈川県横浜市神奈川区 | 注文住宅特集

横浜市神奈川区は横浜駅がある西区と隣接し、人口は横浜市18区中6位とファミリー層やシニア層に人気のエリアです。
JR横浜線・京浜東北線・京浜急行線・東急東横線・横浜市営地下鉄ブルーラインと5つの路線が通っており、どこに行くにもアクセスがよいのがメリットです。東京の主要都市へのアクセスも良好で、首都圏への通学や通勤にも便利です。首都高・第三京浜・横浜新道と幹線道路も多く通っており、車の移動もスムーズです。商業施設やスーパー、コンビニや飲食店なども豊富で、ショッピングや娯楽にも不自由しません。
一方、駅を少し離れれば住宅街は閑静で広い公園もあります。都会でありながらどこかのどかで落ち着いた雰囲気が、神奈川区の魅力です。

神奈川県横浜市神奈川区の商業施設

横浜市神奈川区は商業施設や飲食店が多く、ショッピングや娯楽も楽しめるエリアです。沿岸部の金港町には「横浜ベイクォーター」という、カフェやレストラン、アパレルショップなどが多数入った大型商業施設があります。
主要駅である「東神奈川」駅には、スーパーや書店、飲食店やフィットネス、クリニックなどが入る「シャルプラット東神奈川」という駅直結のショッピングビルがあります。
「新子安」駅前にはスーパーや銀行、医療施設などが入る「オルトヨコハマ」、「神奈川新町」駅近くには「まいばすけっと」という小型スーパーなどがあり、主要駅周辺は買い物スポットが充実しています。
ベッドタウンとしても知られる神奈川区らしく、通勤や通学のついでに立ち寄れるお店が豊富なのもポイントです。

神奈川県横浜市神奈川区の教育環境（学区）

神奈川区内を学区とする公立小学校は26校あります。学区選択制がほとんど導入されていないため、公立小学校に進むのであれば、学区の情報も収集した上で住宅を購入したほうがよいでしょう。
教育熱心で知られるのは白楽や反町といった東横沿線エリアで、反町駅近くにある「青木小学校」は評判のよい小学校です。HPで発表されている「全国学力・学習状況調査の結果と考察」によると、多くの項目で神奈川県や全国の平均を上回っています。
また、横浜市では小中学校の連携や地域の人々との交流など、枠組みにとらわれない教育改革「パイオニアスクールよこはま」を推進しています。神奈川区内にも指定校は多くありますが、特に神奈川区白幡上町にある「白幡小学校」はモデル校として有名です。
横浜市教育委員会の「平成27年度市立小学校等卒業予定者の進路状況調査」によると、神奈川区の私立中学校受験率は18.5％で、18区中6位です。横浜市の中でも教育に熱心な地域であることが分かります。

神奈川県横浜市神奈川区の治安

神奈川県警察が発表した2020年（令和2年）1～12月の「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」を見ると、神奈川区の犯罪総数は772件で、横浜市18区中8位でした。これだけ見ると高いようにも思えますが、区ごとに面積や人口が違うので件数だけで判断することはできません。
そこで人口100人あたりの犯罪発生件数（犯罪率）を区別で検証してみると、神奈川区は0.315%で、18区中12位まで順位が下がります。この数字は横浜市内の区で7番目の犯罪率の低さです。
また、犯罪の内訳を見てみると、殺人や強盗、放火といった凶悪犯罪は少なく、年間で6件しか起きていません。圧倒的に数が多いのは窃盗で、772件中578件が該当します。
街の雰囲気を見ても公園や医療施設がたくさんあり、静かで落ち着いた印象です。住人はファミリー層やシニア層、学生などが多く住みやすい地域なので、横浜市の中でも比較的治安がよいといえるでしょう。

神奈川県横浜市神奈川区の地盤の強さ

横浜市神奈川区は下末吉台地のやや南寄り中央部に位置しており、区全域に台地が広がっています。区内にある砂田川・鳥山川・入江川といった川の水や雨により台地が侵食され、谷地が複雑に形成されているのが特徴です。湾岸沿いには砂質土主体の微高地が帯状に分布しています。
関東ローム層と呼ばれる火山灰土が自然堆積してできた台地面の地盤は強度が高く、比較的海抜が高い上に起伏も少ないため、住宅地には適したところが多いでしょう。
ただし、湾岸部の出田町・新浦島町・鈴繁町・千若町・橋本町・瑞穂町・守屋町・栄町・星野町・山内町といった埋め立て地エリアは、土地の強度が低く液状化しやすくなっているため注意が必要です。横浜市HPに掲載されている「南海トラフ巨大地震」を想定した「液状化マップ」でも、これらの地域は液状化の危険が高くなっています。
また、旭ヶ丘・反町・台町・鶴谷町・入江・大口町などの三角州・海岸低地も要注意です。河川河口部に形成される低い土地は、主に砂や粘性土で形成されており、液状化しやすい地盤といわれています。
ほかに後背湿地と呼ばれる湿潤な低地は、粘性土や泥炭、腐植質土からできているため、地盤が弱く液状化しやすいでしょう。神之木町などが該当します。
マイホームの場所選びは、横浜市がHPに掲載している「液状化マップ」などを参考にすることをおすすめします。地盤の弱いところに家を建てる場合は、地盤沈下を防ぐ基礎補強策をしっかり行いましょう。

神奈川県横浜市神奈川区の医療施設

横浜市神奈川区は医療施設が比較的多いエリアです。区内には「横浜市立市民病院（東神奈川駅）」「済生会神奈川病院（東神奈川駅）」「仁恵病院（新子安駅）」「古川病院（新子安駅）」「大口東総合病院（大口駅）」など、多くの総合病院があります。
特に横浜市立市民病院は小児救急拠点病院となっており、深夜に子どもが体調を崩したとき、近くに診てもらえる病院があるのは安心感があります。
東神奈川駅の「シャルプラット東神奈川」、新子安駅の「オルトヨコハマ」など、主要駅から近い大型商業施設には歯科や皮膚科などたくさんのクリニックが入り、会社や学校帰りの通院にも便利です。
福祉面では区内に9つの特別養護老人ホーム、5つの介護老人保健施設、18の認知症高齢者グループホーム、6つの介護付有料老人ホームがあり、高齢者のための施設やサービスも充実しています。