東京都江東区 | 注文住宅特集

江東区は東京の東部に位置する人口約51万人の特別区です。大型商業施設や子ども向けアミューズメントパーク、大人向けレジャー施設など、年齢問わず楽しめるスポットが多くあります。2018年（平成30年）に開場した豊洲市場には日本中の水産物や青果物が集まり、国内のみならず海外からの観光客も多く訪れます。
そんな最新スポットを多く有する一方で、下町風情が残る街並みや神社仏閣などが立ち並ぶエリアもあり、古き良き日本の雰囲気を感じられるエリアとしても人気です。

東京都江東区の商業施設

東京メトロ有楽町線「豊洲」駅直結のところに、国内最大級の都市型商業施設「ららぽーと豊洲」があります。ファッションやグルメ、映画館や「キッザニア東京」、アミューズメントパークなどの体験型施設が充実。さらに、美容室やヨガ、エステサロンや、さまざまなクリニックも入居しています。
「森下」駅は都営地下鉄新宿線と大江戸線の2路線が乗り入れており急行も停まるため、利便性が高い駅です。駅周辺には主要コンビニや24時間営業のスーパーもあります。外食ができるカフェやレストランも点在しています。
東京メトロ東西線「東陽町」駅周辺には複数のスーパーや100円ショップがあり、食料品や日用品の買い物には困りません。また、駅から徒歩2分で「深川ギャザリア」に到着します。オフィスビルのほか、「イトーヨーカドー」やシネマコンプレックス、レストランや専門店などが入っています。
「門前仲町」駅前は永代通りと清澄通りが交差した、交通量の多い場所です。駅からすぐの商店街は「富岡八幡宮」などの門前町として江戸時代から栄え、食料品、日用品を中心に昔ながらの個店や人気店も多くあります。
「新木場」駅から徒歩3分の場所にあるのが、古い倉庫をリノベーションした複合施設「CASICA（カシカ）」です。世界の古家具や民芸品などを扱うショップやおしゃれな薬膳カフェ、ギャラリーなどが入っています。

東京都江東区の教育環境（学区）

江東区で人気のある小学校の一つに「豊洲北小学校」があります。豊洲北小学校は、東京メトロ「豊洲駅」から徒歩3分という好立地の場所にある公立小学校です。
学区内（豊洲1〜3丁目）にはタワーマンションが多く、世帯数の増加にともない児童数も増えています。現在、豊洲北小学校の全校生徒数は約1,000人と、全国でもトップクラスの多さです。
また、豊洲は富裕層が集まるエリアといわれており、教育に力を入れる家庭が多いのも特徴です。豊洲北小学校に在籍する半数以上の生徒は、私立中学校へ進学しています。
豊洲駅周辺には、塾・英語・プログラミング・ロボット科学・ダンス・スポーツ・習字・音楽・楽器などさまざまな教室があり、子どもが学ぶための環境が整っているのも魅力でしょう。豊洲エリアは英才教育を取り入れたい方や、私立中学への進学を目指すご家庭におすすめの教育環境といえます。
他に、門前仲町駅から徒歩6分のところにある1972年（昭和47年）創立の「明治小学校」も由緒ある公立小学校として人気です。

東京都江東区の治安

江東区は大きな犯罪が少なく、特に子育て世帯が増加してから犯罪件数は減少傾向にあります。なかでも特に治安が良いのは「清澄白河」「門前仲町」「豊洲」エリアです。理由は前述した通り、ファミリー層の増加によるものと考えられます。
一方、「亀戸」「南砂町」など、人が多く集まりやすいところでは犯罪が起こりやすい傾向です。亀戸駅周辺には飲食店や娯楽施設などの繁華街があり、南砂町駅には大型ショッピングセンターがあります。防犯意識を高めて行動する必要があるでしょう。自転車の盗難や置き引き、車上狙いに遭わないよう、カギのかけ忘れや荷物の置きっぱなしには注意してください。
ただし、ひったくりや空き巣、わいせつ事件は少ないため、総合的に見て江東区は子育て世代や女性が安心して暮らせるエリアとえます。

東京都江東区の地盤の強さ

江東区はもともと他の地域よりも低地でしたが、大正時代初期や戦後、度重なる地盤沈下を起こし現在では区全域が海抜0m地帯（海底より低い地帯）となっています。地盤沈下は一度起こると元に戻ることが難しいといわれており、江東区は長年この問題と向き合ってきました。
産業活動の活性化にともない地下水の採取量が増加すると、再び地盤沈下が深刻化するようになりました。なかでも「南砂町」は大正以降4.7mも地盤が沈下したそうです。これを受けて江東区は地盤沈下防止のため、地下水の汲み上げをやめ、採取量の規制や代替水の供給、地下水使用の合理化などさまざまな対策を取っています。
そのため現在、地盤沈下はほとんど見られなくなりました。しかし、万全の対策を取っていても「西大島」「東陽町」は海抜-1m、「亀戸水神」や「大島」では海抜が-2mにもなるなど、地盤は悪い状態です。
事実、さまざまな地盤ランキングでは必ずといっていいほど江東区はワースト上位にランクインしています。なかでも最も地盤が悪いとされているのが大規模な再開発によってタワーマンションや大型商業施設が立ち並ぶようになった「豊洲」エリアです。このエリアは埋立地ゆえの地盤の脆さに加え、東京湾と隣接することによる液状化のリスクを抱えており、地盤の状態が悪いとされています。

東京都江東区の医療施設

江東区エリアの主要駅3つの医療施設をご紹介します。
「豊洲」駅周辺には総合病院が1件、内科が7件(うち1件は夜間専門）、内科外科が1件、予防医学センター（健康診断・人間ドックなど）が1件、精神科が1件、小児科が1件、整形外科が1件、皮膚科が1件、内視鏡センターが1件、耳鼻咽喉科・アレルギー科が1件など、医療施設が充実しています。
「新木場」駅周辺には総合病院が2件、内科が2件、整形外科が1件、外科が1件、心療内科が1件、歯科が1件、リハビリテーション病院1件、高齢者の救急医療機関が1件、高齢者医療センターが1件、不妊治療専門病院が1件など、高齢者向けの施設や専門医療機関があります。
「東京テレポート」駅周辺には、総合病院が1件、内科が4件、外科が1件、糖尿病専門外来1件、小児科が2件、皮膚科が2件、心療内科・精神科が1件、放射線クリニックが1件、婦人科が1件、人間ドックが1件、がん免疫細胞治療が1件など、専門医療機関も豊富です。