東京都目黒区 | 注文住宅特集

目黒区は東京23区の南西部に位置しています。高層複合施設やメディアで人気のショップだけでなく、昔ながらの駅前商店街もあり、ショッピングを楽しめる魅力的な街です。治安が良く、都心にありながら穏やかな雰囲気もあるため、都内有数の高級住宅地として知られています。アート施設が豊富で、街の至る所で芸術作品を鑑賞できるのも人気の理由でしょう。都心までのアクセス性も良いため、ファミリーで住むのに最適なエリアです。近年は大手外資系企業が本社を構えたことで、ビジネスエリアとしての注目度も高まっています。ここでは、目黒区の商業施設や教育環境、治安などといったエリア情報についてご紹介します。

東京都目黒区の商業施設

目黒区は、おしゃれなショッピングスポットやカフェレストランが充実しているエリアです。

中目黒のランドマークとなっているのが「中目黒」駅前の山手通りに面した場所にある「中目黒ゲートタウン」です。地上と地下で結ばれた三つの建物には、カフェやレストラン、食料品店が揃っているほか、区民以外も借りられる図書館などさまざまな施設が入っています。

「自由が丘」駅周辺は、ショッピング施設が立ち並ぶエリアです。駅正面にある「自由が丘デパート」は、雰囲気あるレトロな館内に最新のファッションや生活雑貨、グルメなど、さまざまなジャンルのショップが入居しています。駅から徒歩2分程度の場所にある、ファッションやアクセサリー、ペットショップが入る「ラズ自由が丘」、リーズナブルにお買い物を楽しめる「トレインチ自由が丘」も人気です。

「学芸大学」駅は、目黒区の中でも特に活気あふれる商店街のあるところです。東口商店街は書店やコーヒーショップなど思わず立ち寄りたくなるお店が、西口商店街にはカフェやファストフード店といったホッと一息つけるお店が充実しています。

「都立大学」駅の高架下には、ウッディな外観の「トリツナード」があり、パンや精肉店、バルや居酒屋など、毎日の暮らしを豊かにしてくれるお店が揃っています。

「駒場東大前」駅前には、毎日の食卓に欠かせない食料品が揃う「まいばすけっと」があります。こちらは深夜まで営業しているので、帰宅時間が遅くなったときも便利です。

東京都目黒区の教育環境（学区）

目黒区で最も人気のある学区は、東山1丁目にある「東山小学校」です。全校生徒が1,000名を超えるマンモス校で、2018年に完成した新校舎はモダンな外観です。同エリア内にはタワーマンションや高級住宅街が立ち並んでいます。また、学区内である東山2、3丁目には駒沢住宅や目黒東山住宅といった国家公務員向けの住宅が立ち並ぶことから、高学歴・高収入の親が多く、教育熱心な家庭が集まる傾向があります。高級感ある校舎や周辺の公園の多さなど、環境の良さも人気の理由です。
次いで人気の高い学区は、平町2丁目にある「大岡山小学校」です。目黒の学習院とも呼ばれるこちらの学校は、中学受験率の高さもさることながら、NHK合唱コンクールで連続金賞を獲得するなど、クラブ活動の取り組みにも力を入れています。
目黒区は都心三区に次ぐ受験率の高さを誇る区であり、私立中学校進学率は東京23区中5位の35.3％です。

東京都目黒区の治安

目黒区は東京23区内において、文京区・杉並区・練馬区に続き、世田谷区と並ぶ第4位の犯罪発生率の低さを誇る治安の良い地域です。

目黒区では、365日24時間の生活安全パトロール、生活安全に関する講演会、小学生への防犯ブザーの配布、保護者向けのメール配信、生活安全ハンドブックの配布などの安全対策を積極的に行っています。街全体が防犯に対する高い意識を持っており、住民同士のコミュニケーションも犯罪発生率の低さに大きく寄与しています。

目黒区の中でも最も治安の良い場所は、閑静な住宅街が広がる「緑が丘」駅、「洗足」駅、「祐天寺」駅周辺です。これらの地域には、駅近くや住宅街の中に交番があります。パトロールが頻繁に行われているため、小さなお子様がいるご家庭も安心して暮らせるでしょう。また、すべての区民を対象として「見守りめぐりねっと」が運営され、ゆるやかな見守りが実施されています。

東京都目黒区の地盤の強さ

目黒区は武蔵野台地の東南部に位置しています。区のほとんどが台地で海抜高度が高く、平らで起伏が少ないのが特徴です。この辺りは粘度の高い関東ローム層のため、地盤が固いというのも特徴の一つです。この2点から、目黒区は住宅建築に適した土地であるといえるでしょう。実際、過去に地震があった際も低地に比べて被害が少なかったエリアです。

台地と低地の境界は低地側に台地の側面が下っている斜面で、同じような特徴を持つ地盤です。しかし、地下水や雨水が浸透することにより、軟弱な地盤となっている可能性があります。人口造成している場合は盛土のバランスが悪く、地盤に影響が出ているかもしれません。

また、台地には河川や水路によって削られて作られた谷底低地があります。谷底低地は、台地を形成していた土砂が再度堆積した土や腐植土といった軟弱土が堆積したところで、地盤がとても軟弱です。地震が起きた場合は、沖積低地(海面下の堆積物によって出来た地盤)のように揺れが増幅しやすく、被害が発生しやすいとされています。谷底低地になりやすい川の流域に当たる範囲は注意が必要です。

台地と低地の境界や谷底低地に住宅を建築する場合は、不同沈下を防ぐための基礎補強策が必要になるでしょう。

東京都目黒区の医療施設

目黒区の主要駅周辺は、医療施設が充実しています。内科だけでなく外科、歯科、眼科、メンタルクリニック等、複数の病院が揃っています。高齢者施設も点在しているため、要介護者の介護支援や高齢者の生活支援も受けられます。

中目黒駅周辺には6件の内科の他に眼科や歯科、メンタルクリニックがあります。東京共済病院を含む3件の総合病院もあるため、緊急時でも安心して医療を受けられるでしょう。区立特別養護老人ホームも1件あります。

自由が丘駅の周辺には9件の内科と、2件のメンタルクリニック、そして整形外科があります。同圏内には老人ホームも2件あります。

学芸大学駅の周辺には8件の内科、3件の歯科、2件のメンタルクリニック、神経外科があります。駅から徒歩2分の場所には、特別養護老人ホームもあります。

都立大学駅の周辺には内科、外科、歯科、皮膚科、メンタルクリニック、レディースクリニックなど、さまざまな病院があり、医療が充実しています。

駒場東大前駅の周辺には、内科、小児科、歯科が1件ずつあります。

東京都目黒区の家づくりアドバイス

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