東京都練馬区 | 注文住宅特集

練馬区は東京23区の北西部に位置し、北は埼玉県に隣接しています。起伏のなだらかな地形と固結した地盤に恵まれたエリアです。練馬区は、1947年（昭和22年）に板橋区から独立して特別区となった、東京23区の中では最も新しい区です。練馬区内には、練馬・光が丘・石神井と3つの警察署があり、都内でも犯罪発生件数の少ない安全な地域として知られています。公共交通機関は、西武・東武・東京メトロ・都営地下鉄の各線が通り、東京都心やさいたま新都心までのアクセスも良く、主要駅間の路線バス網が充実していることも特徴です。世帯数と人口がともに増え続けている、今、注目の練馬区についてご紹介します。

東京都練馬区の商業施設

東京都練馬区内の鉄道主要駅周辺は、駅を中心に複数のスーパーが近接し、商店街もあります。
「小竹向原」駅のA4出口より徒歩1分の場所に、ディスカウントスーパーの「アコレ」があります。早朝7時から深夜0時まで営業している便利なスーパーです。駅の徒歩圏内には、「いさみ屋」や「まいばすけっと」もあります。
「練馬」駅にあるのが、駅ナカ商業施設「エミオ」です。駅周辺はスーパーが充実していて、住宅街が広がる北口には深夜1時まで営業の「西友」と、深夜0時まで営業の「ライフ」もあります。食材のまとめ買いなら「業務スーパー」がおすすめです。
「大泉学園」駅には、「グランエミオ大泉学園」と、「ゆめりあフェンテ」があります。どちらもショッピングモールとしては小規模ですが、服飾雑貨や書店、飲食店やカフェ、スーパーなどがひと通りそろっています。
駅ナカ商業施設「エミオ」がある「石神井公園」駅はスーパー激戦地です。エミオ内にある「ヨークフーズ」のほか、「クイーンズ伊勢丹」「西友」「丸正まなマート」「サミット」「ライフ」がひしめきあっています。競合店が多いため、食材もお安く入手できるでしょう。
「光が丘」駅には、約140店舗のテナントが入る練馬区最大のショッピングモール「光が丘IMA」があります。ファッション・雑貨・飲食店・クリニック・携帯ショップ・スポーツクラブなどのほか、「イオン」も入っている複合施設です。

東京都練馬区の教育環境（学区）

練馬区は子育てしやすい街といわれ、都心へのアクセスも良好なことから、ファミリー世帯が多く居住しています。北部の新興住宅地である光が丘は、大規模な団地が並び、公園や教育施設、運動施設などが充実している人気のエリアです。中でも、子どもの教育に力を入れている家庭が注目するのが、中学受験率が高く、多くの卒業生を名門中学校に輩出した実績を持つ公立小学校です。高級マンションや高級住宅街と呼ばれるエリアは、高年収で教育熱心な家庭が多いため、教育環境力はハイレベルといえます。「光が丘春の風小学校」「光が丘夏の雲小学校」「光が丘四季の香小学校」の校区は、練馬区の中でも特に推計年収の高い世帯が多いようです。「大泉学園緑小学校」「中村小学校」「大泉第二小学校」「立野小学校」「石神井小学校」なども、教育環境の整った小学校として人気です。

東京都練馬区の治安

練馬区は、東京23区でもトップクラスの治安の良さを誇る区です。練馬区では、凶悪事件はほとんど起きていません。練馬区は、にぎやかな繁華街がなく、商店街や住宅地が多いことから、強盗や暴行、傷害や万引きなどの犯罪発生件数は、ほかの区と比較してもかなり少なくなっています。ただし、練馬区は自転車盗の件数が多いことが特徴で、2019年（平成31年・令和元年）の警視庁発表のデータでは、1,900件以上の自転車盗が発生しています。自転車盗が多いエリアは、光が丘5丁目、石神井町3丁目、光が丘2丁目、練馬1丁目、大泉1丁目などです。人口が多く、自転車の所有台数が多いことも、この数字に関係しているかもしれません。練馬区は、空き巣被害は数軒あるものの、車上荒らしや金庫破りなどはほとんどなく、穏やかに安心して暮らせるエリアだといえます。

東京都練馬区の地盤の強さ

練馬区は武蔵野台地の中央北部に位置しています。練馬区の地盤は「台地」「谷底低地」「台地と低地の境界」に大きく分けられ、それぞれ性質が異なります。台地上の平坦なエリアは、河成堆積物で構成された台地の上に関東ローム層が重なる強固な地盤が特徴です。地震の揺れが増幅されにくいため、被害が大きくなりづらいでしょう。
谷底低地は、河川が台地を削ったことで形成されたエリアです。河川により運ばれた土砂や腐植土などで構成された地盤は軟弱で、建物を建てる際は、基礎補強が必要なケースも多いようです。
台地と低地の境界は、安定した地盤と軟弱な地盤が入り交じるエリアです。造成地は特に、工事により人工的に土が盛られることがあり、地盤のバランスがとれていない場合があります。
ただ、全体的に見ると、練馬区の地盤は、住宅地盤として適していると考えてよいでしょう。白子川流域のごく一部に液状化の懸念がありますが、その他の地域は液状化の可能性が低い地域とされています。
東京都都市整備局が2018年（平成30年）2月に発表した「地震に関する地域危険度測定調査（第8回）」によると、練馬区の建物倒壊危険度は、地域危険度5段階のうち、最も危険性が低いランク1と次点のランク2で占められています。石神井川流域の向山4丁目だけが、谷底低地としてランク3と判定されているものの、練馬区は総じて安全性の高いエリアといえそうです。

東京都練馬区の医療施設

「小竹向原」駅周辺には「敬愛病院」「東京武蔵野病院」などの総合病院のほか、内科、整形外科、産婦人科、眼科、皮膚科などのクリニックが複数点在しています。
「練馬」駅周辺も医療機関が多いエリアです。総合クリニックや、リハビリテーション病院、人工透析、乳腺クリニックなどの分野特化型医療施設が豊富にあります。「練馬区練馬休日急患診療所」も近いため、子どものいるファミリー世帯も安心です。
「大泉学園」駅付近にも、クリニックが点在し、駅から少し足を伸ばせば「大泉生協病院」「大泉病院」などの総合病院もあります。
「石神井公園」駅周辺も多くのクリニックが点在しています。「練馬区石神井休日急患診療所」が近くにあり、練馬高野台駅方面には「順天堂大学医学部附属練馬病院」などがあり、充実した環境です。
「光が丘」駅周辺は、総合病院の「練馬光が丘病院」のほか、クリニックが点在しています。練馬区内には老人施設も多く、ケアハウスやデイサービスセンター、特別養護老人ホームなども充実しています。