東京都小金井市 | 注文住宅特集

小金井市は都心から約25km西に位置し、市内にはJR中央線と西武多摩川線の2線が通っています。市の中心であるJR武蔵小金井駅は、新宿まで最短21分と都心へのアクセスに優れています。近年は駅南側で再開発が進み、洗練された街なみに生まれ変わりました。小金井市は都心から近いにもかかわらず、自然に恵まれた落ち着きある環境が整っています。小金井公園・武蔵野公園・野川公園といった大規模公園、歴史景観として整備された玉川上水や東京学芸大学の並木道は、生活に癒しとうるおいを与えてくれるでしょう。教育施設が多い文教地区でもあるので、子育てに適しています。ここでは小金井市の住みやすさについて、利便性や教育の充実度などの面から紹介します。

東京都小金井市の商業施設

JR武蔵小金井駅周辺には商業施設が集中しており、都心まで足を延ばさなくても必要なものがそろう店舗の充実ぶりが特徴です。駅ナカおよび駅前には、飲食はもちろん「3coins」「KALDI」なども入店する「nonowa武蔵小金井」があります。電車を利用する前後に、さっと買い物を済ませられて便利です。
再開発事業が進む南口には、駅徒歩約30秒の距離にファッション・飲食店・クリニックが並ぶ「アクウェルモール」があります。「イトーヨーカドー東小金井店」も隣接しているので、日用品の買い物に不自由はありません。その隣のエリアには、地域密着型商業施設「ソコラ武蔵小金井クロス」が2020年（令和2年）6月にオープンしたばかりです。スーパー・ドラッグストア・家電・「H&M」など、約50のショップが入店しているので、買い物の選択肢は非常に多いといえるでしょう。
JR東小金井駅にも「nonowa東小金井」があり、利用者の利便性を高めています。南口には「ピーコック東小金井店」、北口には「グレース東小金井」があるので、スーパーマーケットでの買い物も駅近で済ませられます。
西武多摩川線新小金井駅にはショッピングモールはありませんが、徒歩約5分の距離に「いなげや小金井東町店」があるので、こちらの駅も日常生活に不便さを感じることはないでしょう。

東京都小金井市の教育環境（学区）

小金井市は多くの大学や研究施設があり、文教地区として知られています。そんな小金井市で教育環境力の高い小学校といわれているのが、本町小学校（本町・貫井北町の一部）、小金井第一小学校（中町・本町の一部）、小金井第三小学校（梶野町・緑町の一部）です。本町小学校は芝の校庭を備えた小学校で、5つの基本方針を含む数多くの教育目標を提唱しています。小金井第一小学校は「平成30年度 東京都児童・生徒の学力向上を図るための調査」を元に「授業改善のプラン」を作成しており、日々改善に努めている様子がうかがえます。
小金井第三小学校は、定期的な評価計画を実施することで小学校の教育力の向上を図っている点が特徴的です。
小金井第一小学校を除いて駅から少々距離があるため、日常の買い物の利便性は確認しておいたほうがよいでしょう。3つの学区はJR武蔵小金井駅を取り囲むように位置しています。子どもの教育を重視するなら、武蔵小金井駅周辺がおすすめです。

東京都小金井市の治安

小金井市は文教地区であるため、地域全体が防犯・防災への取り組みに積極的です。小金井市と国分寺市を管轄する小金井警察署によると、過去5年で刑法犯罪は減少しています。2016年（平成28年）の犯罪件数2182件に対して、2020年（令和2年）には1174件と半分近くにまで減りました。
小金井市だけをみると、2020年（令和2年）の犯罪件数は603件で、そのうち凶悪犯罪は1桁しか起こっていません。犯罪のなかでは自転車盗の割合が非常に多いので、小金井市に家を建てる際には対策をあらかじめたてておくと、より安心して暮らすことができるでしょう。駅周辺は夜遅くまで営業する飲食店もあるためにぎやかですが、少し離れると閑静な住宅街がひろがっているため、人通りの面から夜間の注意が必要なエリアもあります。

東京都小金井市の地盤の強さ

小金井市が位置する武蔵野台地は、多摩川に運搬された砂礫（されき）が堆積し、その上に火山灰が堆積し固まった関東ローム層に覆われています。地盤としては強固で、比較的安定しています。小金井市は「はけ」と呼ばれる国分寺崖線を境に標高が異なりますが、北側の武蔵野段丘面は60～70ｍ、南側の立川段丘面は45～57ｍと、概して高台にあるエリアです。地盤は全体的に良好といえるでしょう。
しかし、野川が通る東町周辺には盛土・埋土による浅い谷地形が形成されています。 仙川沿いには比較的小規模な凹地があり、ここは水被害が起こったこともあるほど地盤が軟弱です。住宅を建てる際は、適切な基礎工事が必要となるでしょう。
地震による危険度を測る地盤増幅率をみると、市の東部で中央線にそったエリアは1.4～1.6が見られるものの、それ以外はおおむね1.2～1.4です。なお、地盤増幅率1.4未満が地震による危険度が低め、1.6未満が中程度、2以上が高めとされているため、危険性はあまり高くはありません。
また東京都が作成した建物倒壊危険度ランクによると、市内は5段階中（5が最も危険）の1あるいは2と判定されています。小金井市は液状化のおそれもほとんどないため、地盤に対する不安は一部のエリアを除けば小さいでしょう。

東京都小金井市の医療施設

小金井市は各駅前に医療施設が充実しており、特にJR武蔵小金井駅は商業施設内に多くのクリニックがあります。「アクウェルモール」は内科・婦人科、眼科、歯科、「ソコラ武蔵小金井クロス」には耳鼻科、歯科が入り、生活の利便性を高めています。総合病院は、武蔵小金井駅から徒歩約4分の「小金井太陽病院」、少し歩きますが徒歩約15分の距離に「桜町聖ヨハネホーム」を併設した「聖ヨハネ会桜町病院」があります。
また、JR東小金井駅と西武多摩川線新小金井駅周辺にも各種クリニックがあります。新小金井駅徒歩約4分には総合病院の「武蔵野中央病院」が立地しているので、健康な生活を送るうえで不安はないでしょう。
老人ホームなどの介護施設は市内に20以上あり、その多くは主要駅から少し離れたところに立地しています。JR東小金井駅から徒歩約10分の介護付有料老人ホーム「プレザングラン小金井」は、2019年（令和元年）にオープンしたばかりです。小金井公園や野川公園にほど近く、自然に囲まれた落ち着いた環境で、クオリティの高い介護サービスを提供しています。