東京都西東京市 | 注文住宅特集

西東京市は、東京都多摩地区において東部に位置する市です。2001年（平成13年）1月に田無市と保谷市が合併して誕生しました。北に埼玉県新座市、東に練馬区、西に小平市と東久留米市、南に武蔵野市と小金井市があり、面積は15.75平方キロメートル、人口はおよそ20万人です。市の東西に西部新宿線と西武池袋線が走り、市の中心部である「田無」駅や「ひばりヶ丘」駅から、新宿や池袋まで20～30分ほどの距離です。バス路線もよく整備されていて、吉祥寺や三鷹などにもスムーズにアクセスできます。市内にはスーパーなどが充実していて生活がしやすく、緑や公園の多いエリアとして家族連れに人気のある市です。

東京都西東京市の商業施設

「田無アスタ専門店街」は田無駅から徒歩約1分の商業施設です。食品から衣料品、雑貨などをそろえることができ、レストランやカフェが入っているほか「リヴィン田無店」とも直結しています。こちらも総菜店から衣料品、雑貨店、ペットショップなどのテナントのほか、市民ホールなど、生活に便利な施設が充実しています。駅南口から徒歩15分ほどの場所には「コジマ×ビックカメラ西東京店」、徒歩16分ほどの場所には「イオンタウン田無芝久保店」、駅北口から徒歩20分ほどの場所には「ニトリ田無店」などもあるので、「田無」駅周辺は、生活必需品の買い物にとても便利なエリアです。
「ひばりヶ丘」駅から徒歩3分ほどの場所には「ひばりが丘パルコ」があり、食品、衣料品、雑貨などを購入できます。レストランやカフェなども入っているので、休憩にもぴったりの商業施設です。
「ひばりヶ丘」駅周辺は食品スーパーが充実しています。駅周辺には「オリンピックひばりヶ丘店」「ブルーミングブルーミーひばりヶ丘パルコ店」、南口から徒歩10分ほどの場所には「フレスポひばりが丘」があります。

東京都西東京市の教育環境（学区）

西東京市には18の小学校があります。田無駅北口から徒歩４分ほどの場所に立地する「市立田無小学校（田無町）」は、西東京市で一番長い歴史のある小学校で、保護者の平均年収が市内で一番高いというデータもあります。周囲は人通りの多いエリアで、警察署も近くにあるので登下校も安心できると評判です。この小学校は市のパイロット校としての役割も果たしています。南口から徒歩10分ほどの「市立向台小学校（向台町）」も、保護者の平均年収が高いエリアにあります。
次に「ひばりヶ丘」駅南口から徒歩10分ほどの「中原小学校（ひばりが丘）」、徒歩20分ほどの「市立谷戸小学校（緑町）」も同様のデータがあり、これらの校区は教育熱心な保護者の多いエリアです。西東京市では、2020年（令和2年）から市オリジナルの小中一貫教育の実施を進めており、よりよい学校教育の実現を目指しています。

東京都西東京市の治安

西東京市にはたくさんの公園があり、小さな子どもがいる世帯には過ごしやすい市だと評判です。西東京市は、人口密集率が高いこともあり、犯罪発生率はやや高い傾向があります。しかし、振り込め詐欺などの特殊詐欺が多く、侵入窃盗などは減少傾向にあるので、住宅街としての治安は良いといえるでしょう。ただし、西東京市には、区画整理が追いつかずに住宅街が形成されたため、道が狭くなっている場所があります。その近辺においては、女性や子どもの夜の一人歩きに注意が必要です。田無駅周辺は北口に商業施設やスーパーなどが集まっており、南口が閑静で落ち着きのある住宅街になっています。治安が悪いというわけではありませんが、夜は暗く人通りが少ない場所がありますので、日頃から防犯への意識を高めることが重要です。

東京都西東京市の地盤の強さ

西東京市は武蔵野台地のほぼ中央に位置しています。武蔵野台地とは、関東平野西部の荒川と多摩川に挟まれた台地で、東京都西部の一部から23区の西部、埼玉県の所沢市や川越市などにまたがっています。日本でもっとも大きな洪積台地のひとつです。地表面は富士山や箱根山からの火山灰で形成された関東ローム層が堆積していて、地盤としてはとても安定しています。西東京市は、東京都の地盤の強さランキングでも上位に入ることから、住宅建設には良好なエリアです。さらにこのエリアは起伏が少なく、西から東にかけてなだらかな傾斜となっており、坂が少ないともいわれていますので、生活もしやすいでしょう。しかし西東京市には、北に白子川、中央部に新川（白子川支流）、南部に石神井川などの河川が流れており、台地面が分断されている箇所があるので注意が必要です。それらの河川周辺は谷底低地となり、地盤が非常に弱くなっています。住宅建設の際には基礎補強が必要でしょう。また、台地と低地の境界部分に当たる斜面は盛土で造成されている場所があり、バランスが悪くなっている土地もあります。こちらも住宅建設の際には、建物が傾いてしまう不動沈下などを防止するような基礎補強が求められます。

東京都西東京市の医療施設

西東京市の「西東京中央総合病院」は、「田無」駅から徒歩8分ほどの場所にあります。平日は午後の外来もあり、また救急指定病院として救急患者の受け入れも24時間体制で行っている、地域の住人から厚い信頼を受ける総合病院です。駅から徒歩3分ほどにある「佐々総合病院」も災害拠点病院として指定されている歴史ある総合病院です。こちらも午後の外来や24時間救急受け入れを行っており、多くの患者が通っています。ひばりヶ丘駅や三鷹駅、吉祥寺駅などから路線バスも出ています。
ひばりヶ丘駅から徒歩12分ほどの場所には「田無病院」、保谷駅から徒歩13分ほどには「保谷厚生病院」などの総合病院もあり、西東京市の医療は充実しています。また老人ホームや介護施設も、田無駅周辺を中心に多数あり、市のホームページからも情報を確認することが可能です。