はじめての家づくりを徹底解説!「注文住宅の基礎知識」全記事一覧
注文住宅を計画するには、家を建てる流れやダンドリを知り、各ステップのポイントを押さえておくことが大切です。
このページでは、プロのアドバイスやおすすめの記事とともに、家づくりの基礎知識をご紹介します!
注文住宅の全体の流れ
家づくりの検討から入居までは、大きく7つのステップに分けられます。
検討から、引き渡しまでかかる期間の目安は、約9か月から約1年です。
ステップ1に入る前に、「いつまでに、どのタイミングで建てたいのか」などを検討し、家づくりにかかる期間・流れ・ダンドリについて確認すると、より早く注文住宅の建築を進めることができます。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
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各ステップには、それぞれ押さえておきたいポイントがあります。
プロのアドバイスやおすすめ記事とともに、1つずつ解説します。
【STEP1】予算検討とイメージづくり
ハウスメーカーや土地を本格的に探す前の準備段階として、家づくりにかけられる予算と理想の住まいのイメージづくりの検討を行いましょう!
予算検討:どのくらいの費用がかけられる?
注文住宅の予算を検討する際には、「実際にかかる費用」と「住宅ローンで借りられる金額」を確認します。
この段階ではハウスメーカーからの具体的な見積書がないので、かかる費用は目安からざっくりと計算し、住宅ローンのシミュレーションツールを使って検討しましょう。
プロのワンポイントアドバイス
家を建てる際には、建築費のほかに、外構や地盤改良のための「付帯工事費」や、税金や登記費用といった「諸費用」がかかります。
建築費に一番お金がかかりますが、家を建てる際にはほかにも必要な費用があること、家を建てたあとにもメンテナンスや保険料がかかることを念頭に置き、ゆとりのある予算計画を立てるとよいです。
厳選このステップで読むべき記事はこちら!
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イメージづくり:どんな間取りにしたい?
間取り図の事例集を集めながら、間取りを決めていきます。
今のライフスタイルだけでなく、将来の暮らし方もイメージしながら検討するとよいです。家族で暮らす場合は、全員でこだわりを伝え合い、どんなマイホームにしたいかを話し合いましょう。
プロのワンポイントアドバイス
間取りを考える際、まず考えたいのは「玄関」「水回り」「階段」の位置。これらが決まると間取りの大枠が決まるといわれています。
また、狭小地であっても「スキップフロア」や廊下なしの間取りを採用すれば、空間を広くとることができます。さまざまな間取り図を見て、イメージを膨らませましょう。
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イメージづくり:室内の設備はどうしたい?
地域の情報やインテリアのデザイン集を集めながら、住みたいエリアの街並みをコンセプトにしたものや、好みのデザインから、理想の外観・内観をイメージしてみてください。
場合によっては、三階建てやオプション設備を検討してもよいでしょう。ハウスメーカーや設備メーカーの商品例や、よくある失敗事例などを集めながら、より具体的に理想のイメージを固めてください。
プロのワンポイントアドバイス
「家のデザインに関する好みがわからない」という方は、意外と多いです。
「どういうデザインが好みかわからない」という方は、好きなデザインの家具や雑貨をイメージしてみるとよいです。「こんな家具を置きたい」「こういうインテリアにしたい」というイメージから、家のデザインも絞れてくるはずです。
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【STEP2】ハウスメーカー選び・土地探し
大体の予算と理想の住まい像がイメージできたら、土地がある人もない人も、ハウスメーカー選びを先に行います。
ハウスメーカー選び:メーカーの選び方は?
ハウスメーカーを選ぶ際には、複数のメーカーを比較・検討することが重要です。
自分の知っているハウスメーカーだけでなく、自分のこだわりを実現してくれそうなメーカーを新たに探してみるのもよいでしょう。総合住宅展示場にはさまざまなハウスメーカーのモデルハウスが展示されているので、一気に特徴を比較できます。
プロのワンポイントアドバイス
展示場に行ってモデルハウスを見学するときは、モデルハウスのほとんどが、たくさんのオプションを付けた“ハイグレードタイプ”であることに注意してください。どこまでが「標準仕様」で、どこからが「オプション」なのかを営業担当者に確認するとよいでしょう。
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土地探し:どうやって土地を探す?
ハウスメーカーの中には、好条件の土地探しを手伝ってくれるメーカーもあるので、土地を探したい人は担当者に相談してみるとよいでしょう。
また、不動産情報サイトを利用すれば、相場を確認しながら自分に合った土地を探すことができます。
プロのワンポイントアドバイス
相場を知るためにも、自分で不動産情報サイトから土地を探すことも有効な手段です。
不動産情報サイトで土地探しをする際のコツは、インターネット上に希望の土地が売り出されてから問い合わせるのではなく、あらかじめ不動産会社に依頼して、よい土地が売り出されたら即座に連絡をもらえるよう手を打っておくことです。
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【STEP3】間取りプランの提案と見積もり提示
気になるハウスメーカーを厳選して数社に絞ったら、各メーカーと打ち合わせを行い、「見積概算、概要書」「資金計画書」「簡単な間取り図」の作成を依頼します。
見積概算書を見るときの注意点は?
見積概算書を比較するとき、単純に合計金額が安いかどうかで判断するのは危険です。
なぜなら、見積概算書はハウスメーカーによって項目が異なるから。諸経費等がどこまで含まれているのか、しっかり確認する必要があります。
プロのワンポイントアドバイス
担当者との打ち合わせの際には、しっかり自分の要望を伝えてください。この時点で要望がうまく伝わらなかったために、あとから追加でオプションをつけたり間取りを変えたりすると、プランを確定する際、見積概算よりも大きく増額してしまうおそれがあります。
打合せ前に間取りや設備の要望をリストアップしたり、ハウスメーカーが行っている現場見学会に参加したりしてイメージをつかんでおくと、よりスムーズですよ。
【STEP4】工事請負契約
ハウスメーカーが決まったら、そのハウスメーカーと「工事請負契約」を結びます。
工事請負契約書の見るときの注意点は?
工事請負契約後に変更をする場合、追加費用がかかってしまいます。
工事請負契約書に希望の仕様・設備がもれなく入っているか、工期に問題はないかなど、契約内容をしっかりと確認する必要があります。
プロのワンポイントアドバイス
工事請負契約の際には、建築費のうち最高10%を申込金(手付金)として用意しないといけないことがあります。あとからトラブルにならないよう、万が一建築をキャンセルした場合の申込金(手付金)の扱い・対処なども、担当者に聞いておいてください。
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【STEP5】詳細打合せ・プランの決定
担当者とさらに詳細な打ち合わせを重ね、注文住宅のプランを決定します。
プラン決定のために必要なアクションは?
プラン決定に向けて、簡易的な地盤調査を行ったり、金融機関を選んで住宅ローンの仮審査(事前審査)を申し込んだり、市区町村に「建築確認」を申請したりします。
建築確認が済んだら、住宅ローンの本審査を受け、金融機関と契約を結びましょう。
プロのワンポイントアドバイス
プランを一度決定したあと、もしもプランを変更したいことがあれば、変更契約を結ぶことができます。よくあるのは、設備のグレード調整や追加。1つ注意しておきたいのは、窓の位置や大きさなどを変更する場合です。
これらの場合には「建築確認」の再申請が必要になってしまうため、追加で費用がかかるうえ、工期が長くなることもあります。また、建築確認の結果によっては変更できないこともあるので要注意です。
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【STEP6】着工
決定したプランをもとに、家の新築工事に着工します。
工事の前にしておくべきことは?
建築会社に任せることもできますが、工事の騒音を考慮し、近隣に挨拶に行っておくとよいです。また、安全祈願としての「地鎮祭」や、骨組み完成後に「上棟式」を行うこともでき、いずれも行うかどうかは選択できます。
プロのワンポイントアドバイス
工事中、「ちゃんと希望どおりの間取り・設備で作られているか」「工期は間に合いそうか」「単純に見てみたい!」とソワソワする方も多いです。
工事中はハウスメーカーに事前連絡をしておけば、危険な工事のタイミングを外せば見学に行けます。家ができていく経過を見ることも、住み始めたからの愛着度につながりますよ。
【STEP7】竣工・引き渡し
竣工とは、建物が完成することです。家が竣工したら、いよいよ家の引き渡しを行います。
家の引き渡しの際に行うことは?
家が竣工したら、引き渡し前に設備の不具合や傷がないかなどをチェックします。気になる部分は補修してもらい、問題なければ正式に引き渡しとなります。このとき、市区町村による「完了検査」を受け、「検査済証」を発行してもらいます。
プロのワンポイントアドバイス
入居は年末までに済ませておくことがおすすめです。なぜなら、年内に入居すれば「すまい給付金」の対象となり、初年度から最大限に住宅ローン控除が受けられるから。
家を建てた人の中には、この「すまい給付金」を受け取るために、建物自体が完成後に、外構工事が完了してなくても年内入居を優先する人も多いです。
【特集】人気のこだわり・目的別の記事一覧
幅広い世代に人気の「平屋」を建てるなら?
1階部分にすべての空間がおさまる「平屋」は、2階へ続く階段がない分構造を単純化することができ、身体的にも負担を軽減できることから夫婦世帯や高齢者の方に人気の住宅です。
プロのワンポイントアドバイス
日々の生活で上下移動をすることのない平屋は、掃除の手間や階段を昇り降りする手間が省けたり、ゆとりのある空間を演出できたりします。
幅広い世代に人気の住宅ですが、広い敷地面積が必要だったり、プライバシーの確保が難しかったりと、注意点もあります。
親子で快適に住める「二世帯住宅」を建てるなら?
二世帯がある程度の距離感を保ちながら、安心して快適に一緒に暮らせるのが「二世帯住宅」です。二世帯住宅には3つのタイプがあり、自分たちのライフスタイルに合わせて選択することができます。
プロのワンポイントアドバイス
二世帯住宅を検討している方の中には、「リフォームにしようか、建て替えにしようか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。一見、リフォームのほうが気軽にできそうな気がしますが、実は全体にかかる費用や手間を考えると、建て替えのほうが楽になることも多いです。
「建て替え」で新築の家に住み替えるなら?
一戸建て住宅を建て替えるタイミングは、一般的な木造住宅で築30年程度が目安といわれています。
また、「旧耐震基準」のもと建築されている1981年5月以前に建てられた住宅に関しても、注意深く検討する必要があります。
プロのワンポイントアドバイス
建て替えを実行する際には、必然的に「解体工事」も行うことになります。
解体工事と新築工事の2つの工事のプランを同時に進める必要があるため、普通に家を建てるよりも混乱してしまう方が多いようです。おすすめは、どちらの工事も同じハウスメーカーに依頼すること!
初めての家づくりでは、聞いたことのない専門用語に戸惑っている方も多いと思います。
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